FinePix F31fd購入記

・・・・(FinePix F31購入記からの続き)

2009年3月19日(木) 理想のデジカメ再び

 しかし、なんでしょうねぇ。みけねこはストレスがたまってくると、とりわけ衝動買いをする性向があるのだが...これはさすがに、度が過ぎてる。

 まずは、前の車がまだまだ乗れるってのにVOXY(TOYOTA VOXY(トヨタ ヴォクシー) XS 煌 購入記)を買った。次に、立派なバイクがあるくせに自分の通勤用だと言い張ってスティングレー(ワゴンR・スティングレー購入記)を買った。さらに、リブレットがあるくせにミニノート(工人舎 KOHJINSHA SCシリーズ(SC3KX06GS)非公式ページ)まで買ってしまった。

 えっ。何を注文したのかですって?それは、それは・・・(なんか言いづらいなァ)

FinePix F100fd FinePix F200EXR

 その昔、FinePix F30購入記を始めた時、こう書いたっけ。『写真は一期一会』だよって。あの時、二歳のクンクンが撮れる時は今しかないと思った。そして今。やはり五歳のクンクンを撮れる時は今しかないというのも同じこと。出来るだけいい写真を残しておきたい。もちろん今、永遠名機”FinePix F31fd”がみけねこのカメラライフの不動のメインを張っている。その後、FinePix F40fd、FinePix F50fd、FinePix F60fdと発売されたが、みけねこは目もくれなかった。F31fd(FinePix F31fd購入記)が最高に決まっていますからねェ。
 いや、正確には、F50とF60の間に発売された最高の『F』FinePix F100fdには、ひどく心を揺さぶられましたがね...ただ、なんと言ってもデザインがクソでしょ。見てくださいよ・・・なんかヒン曲がってるし。金型を作る時に落っことしやがったに違いない。

 2009年2月21日。”FinePix F200EXR”発売。
 うぬっ。EXRだって?おおっ。あのEXRか。なんとEXRがついに!なんてったってEXRですからね。

 富士フイルムのニュースリソース「画期的な「スーパーCCDハニカム EXR」搭載!人間の眼のメカニズムに・・・」を何度読み返しても、EXRがなんたるか、みけねこには、さっぱり分からなかったですけどね。

 いやいや、EXRがどうとかよりも...上の200EXRの写真(右上)を見てくださいよ。なんと洗練されたデザインなのでしょうか。なかんづく、背中がゾクゾクするほどに美し過ぎるあの曲線。なんて罪作りなデジカメ・・・・・・

 最近のコンパクトデジカメ市場は冷え切っているため、値下げのスピードが恐ろしく早い。”FinePix F200EXR”の2月の発売当初は4万弱だったが、1ヶ月後の今では3万切りのショップも珍しくない。これでメーカーは果たして儲かるのかと心配になってしまう。消費者にとってはありがたいが、長い目で見ると、いいデジカメがなくなってしまうことになりかねない。売れない儲からないものを作るアホはいませんからね。

 本当は、グルグル楽しく近場のショップを回りたかったが、時間が取れぬ悲しさよ。ネットで買うしかないか。

 色は、デジカメの機能美を最も美しく醸し出す(それに、結構無難だと思っている)シルバーにするつもりだったが、ポチル時にちょっとボタンを押し間違えて品のない黒にしちゃった。まーいいや。どーせフレームがよじれてるし、デザイン面は気にしないことにしよう。
 amazonでも3万を切っているのに、みけねこが選んだ通販ショップのお値段は送料込で30,330円。その理由は2GのSDカードと、ハクバのデジカメポーチ(あまり格好良くない)とエレコムの液晶保護フィルム(なんとフリーサイズですってよ。ハサミでジョリジョリ切らなくちゃ)がオマケについてくることを評価してのことである。
 その時は・・・ここらが(初値相場が一段落した)底値でだろうと思ったのだが、あにはからんや。今日の価格.comでの送料込での最低額は1万も下がって2万8千円台ジャン。いったいどーなってるの?デジカメ市場は冷えているどころか氷点下絶対レー度だ。これは想像以上ですぞ皆さん。1ヶ月で1万以上下がってる計算からしてあと3ヶ月も経てば、ゼロを通り越してお金がもらえるはずだ。
 

どっちが純正か分かるかな?

 ついでに、別のショップから”NP-50”の互換バッテリーも注文。F200EXRがFinePix F31fdに劣るところは、ねじくれたデザイン以外にもう一つある。バッテリーの持ちがたったの230枚と、F31fdの580枚と比べて半分以下ってこと。容量の小さいバッテリーを使って、本体をなるべく小さくスマートに。若い女性に「キャー!カワイイ。ナウっちいわ(死語)」と言ってもらいたいメーカーの思惑も分かりますけど・・・どちらかというと、エビちゃんよりもジャイアント馬場似の無骨なデザインだから、多少太ってもいいと思うんだよな。
 国産セルが安心なのは重々承知だが、より安くをモットーにした結果、中国セル(ismart社製)だが送料込で1,260円というやつをメッケた。純正は標準価格5,250円(信じられます?)もするので、安心感なぞ金には換えられないのだ。なお、これは純正と同じ1000mAhのを選んだが、互換バッテリーの中には750mAhとか950mAhなんてのもあるので注意。

 二日後。家に帰ると、ちっちゃな箱が置いてあった。うん、どうやら先に互換バッテリーの方が届いたらしい・・・と、横を見たら、メール便できたそれがあるジャン。してみると、まさかこれが?

2009年3月23日(月) ファーストレビュー

 写真は、”FinePix F31fd”の箱(左端)と並べたもの。ずいぶん小さいでしょ?箱のパルプ代も馬鹿にならないですからねぇ。なお、写真の右三つのブツは、ショップのオマケでもらった保護シート、ポーチ、2GのSDカードの三点セットだ。2Gポッチとはケチくさい、どーせなら最低でも32GくらいのSDHCカードをオマケにつけてくればいいのにと言うなかれ。みけねこにとっては、これで十分なのじゃ・・・だって、SDHCカードに対応のリーダを持ってなんですもの。ヒ〜ン。

 ついでに、”FinePix F31fd”と大きさ比較といこう。

F31fdの勝ち  F200EXRの勝ち

 厚みは”FinePix F31fd”の方があるけど、やっぱ全体的に”FinePix F200EXR”の方が大きい。感覚的にも結構そう感じる。重量は1g軽いのに、構えた時”FinePix F31fd”の方が軽く感じられるのはナゼ?

○F31fd (幅)92.7mm×(高さ)56.7mm×(奥行き)27.8mm 約195g
○F200EXR (幅)97.7mm×(高さ)58.9mm×(奥行き)23.4mm 約194g

 と。箱の中身を書くのを忘れてた。

1.   本体 ツルツルしてていつか落としそうな予感がしつつあり。
2.  充電式バッテリー”NP-50” 今は亡きFinePix F50fd用のやつと同じ
3.  バッテリーチャージャー”BC-45W” 旅なんかで持って行くことを考えると、本体充電方式が好きだったんだけどなぁ。ACアダプターは別売になっちゃった。しかもデカイし。ちなみに、外部電源駆動にするにはACアダプターだけではダメで、バッテリー部に挿入するDCカプラーが必要らしい。こりゃ買うことはあり得ん!
4.  ストラップ 手首用の短いの。昔から変わらずfujifilmのデジカメについてるネズーミ色のやつだ。
5.  専用USB・A/Vケーブル デジカメから直でPCに画像を転送したり、テレビにつないで見る人用。
6.  Software for FinePix CD-ROM
7.  使用説明書 コスト削減で省略版となってしまった。151頁の(従来添付されていた)マニュアルはPDF形式でCD-ROMの中にある。

 充電をしながら、さっそくオマケの液晶保護フィルムをチョキチョキして貼る・・・やっぱり安物シートはイマイチだなぁ。しかも気泡がたっぷり入って抜けないし。まあ、ダメになったら新しいのに張り替えるってことで、当分我慢だ。大型3インチ液晶ともなるとデジカメ裏面の大部分を占めて、絶対指紋(や傷)だらけになるので、保護フィルムは必須なのである。

 なお、期待していなかったハクバのケース(HAKUBA デジタルポッシュST SSサイズ グラファイト SDP-STSS-GP)は、まさにピッタリ(というかキツキツだが、そのうち伸びてくるであろう)であり、これは思わぬ拾いものであった。

 では、なんとなくファーストインプレッションなど。

1.   大きいことはいーこと(ホールドするのに)だが、デザインはゲキダサッ。F10やF31fdのような機能美がないんだよなぁ。前面のホールド用のでっぱりもないし。
2.  レンズは想像以上に繰り出す感じだが、5倍ズームではやむを得ん。気になるのは、広角側で3.2スタートというレンズの暗さの予感だ。
3.  今更だが、ついに富士フィルムもxDピクチャーカードとSD/SDHCカード両対応のスロットにしたんだなという実感。2GのxDを二枚、512Mを一枚持っているみけねこはちょっと複雑だ。両方同時に入れたらどっちから記録するんだろと思っていたら、兼用スロットなので同時挿入は出来なかった。
4.  操作については、富士デジカメの独特操作体系を継承していたので、みけねこには分かりやすかったが、EXRだのAUTOだのPオートだのナチュラルフォトだのモードが多すぎるには困りもの。どれを基本として常用すればいいのか悩む。レスポンスはF31fdより早くなったが、発売時期の3年の歳月を考えると、微妙なアップかも。

 さて。真っ先に決めなきゃならないことは、普段の時に記録する画像サイズだ。F200EXRは今風に超高画素1200万画素だが、600万画素のF31fdの時は半分の300万画素で使っていたものだ。F10の時は200万画素で。それは、L版印刷はもちろん、PCのディスプレイでの全画面鑑賞にも過剰だと考えていたからである。どーしましょ?
 将来、畳くらいのでっかい用紙に印刷するかもしれんし、等倍トリミングでじっくり鑑賞してムハムハと言うかもしれんから出来るだけデッカク大きくビッグにと主張する人もいれば、そんなのオレの寂しい人生にはあり得んし鈍足マシンでの処理が軽い小サイズで十二分だと主張する人もいる。

 上の表をご覧あれ。縦横サイズの割合については、4:3にするべきか、3:2がステキか、16:9がサイコーかについては、みけねこ的には既に決まっている。記録画素数の欄を見ると、3:2と16:9は上下をチョッピリずつ減らしているだけだし、我が愛機『みけねこウルトラゴ〜ジャス号改』のディスプレイは、昔ながらの伝統の4:3ですからの。今は標準よりワイドディスプレイの方が安くなりましたが。
 まあ、ちょっと広いところに出て試してみましょうか。条件はAUTOで手持ち、画質はNORMALでサイズのみ変更だ。L・M・Sの各モードについて、「全体(を縮小)」・「等倍切り出し」、「PC鑑賞サイズ(1280×960)に縮小後切り出し」の三種で比較した。

 

Lモード(4000×3000)、3.1MB

Mモード(2816×2112)、1.6MB

Sモード(2048×1536)、0.8MB

全体を
縮小

ISO200 SS1/200 DR200

ISO100 SS1/100 DR200

ISO100 SS1/100 DR200

等倍で
切り出し
モニタの
サイズに
縮小後
切り出し

 ムウ。手持ちで、出来るだけ動かさないようにしたつもりだったが、やっぱ三脚じゃないので位置が少々ズレておりますが。Lモードだけシャッタースピードと感度が高くなってしまったのは謎だ。

 全体縮小は──(ここまで縮小しちゃうと)もちろん見分けがつかない。等倍切り出しの──Lモードの解像度の細かさはさすがの猿飛だ。しかし、PC鑑賞サイズ──まで圧縮すると、やはりL>M>Sのよーな気がするが・・・微妙。だがだが、ファイルサイズがLが4.7MB、Sが1.5MBであるに対して、Sが800KBという差は無視し難い。だってねぇ・・・Sサイズならフロッピーになんとか入るんですヨ。画像1枚なら。
 PC鑑賞サイズ以下では見ないということで、やっぱりSサイズにしとこ。一生もんのこの一枚という時だけ、12Mにすればいいじゃん。まあ、ここまでは想定どおり。

  

 次は、画質をFINEにするかNORMALにするかの選択をしなければ。これはJPEGの圧縮倍率の違いによるものだが、もちろんこれも試してみておいた。結果発表は!ジャカジャン。

 

Sモード(2048×1536)、0.8MB

Sモード(2048×1536)、1.5MB

全体を
縮小

ISO100 SS1/100 DR200

ISO100 SS1/100 DR200

等倍で
切り出し
モニタの
サイズに
縮小後
切り出し

 うーん、思っていたよりもFINEとNORMALでは違うよーな気がする。等倍切り出しの『枝』とか見るとね。ファイルサイズが倍も違えばそりゃそーか。サイズがNORMALの倍の1.6MBじゃ、やっぱりフロッピーに収まらない。悩ましいところだが、どーせ同じファイルサイズなら、MサイズのNORMALにしときたいよーな。それに、何度も見直すと、あんまり変わらないような気もしてきたぞよ。

 というわけで、結局(最初から結論が出ていた気もするが)、Sの3M、ドNORMALでいくことにした。

 フロッピーだのケロケロケロッピーだの、やけにフロッピーに拘る男よと皆さんは思われるかもしれないが、あっしは不器用な男ですから(高倉健風)。遙かな遠い過去、ラッパズボンやザンギリ頭が流行っていた頃の学生時代、ン万円(定価十数万円のを)も出して1Dの5インチフロッピーディスク装置を買ったのは、このみけねこ様だ。え?1Dでなにかって?フム。2HDが1.44MBだ。2DDが640KB、2Dが320KB、1D(片面倍密度)が160KBだったのだ。ディスク一枚買うのに千円もしたのだ。記録装置としては音楽用カセットテープだった時代、160KBは今でいう100テラくらいの大容量に思われたものだ。あのシーク音は文明開化の音がしたなァ・・・

 な〜んて書くと、若い人達は「ジジイがまた戦時中の思い出話しちゃって。キョーミないから全然聞いてないけど、どーせまた空襲がどうの、草を食べたの言ってんだよなー。やだね〜年寄りは繰り言多くて」とか言って、他のページを見にいっちゃうので、このへんにしておこう。

 ところでさ。(とにかく凄そうな)EXRモードってなんでしょうね・・・と、マニュアルや解説を読んでみて、ボヤ〜と分かってきたような気がボヤ〜としてきた。

 どうやらこれは、シーン選択とか感度設定とか面倒ポイのゴキブリホイホイモードらしい。『EXRオート』モードにすると、日中屋外などの普通のシーンでは『高解像度優先』モードとなり、勝手に画素数を上げちゃうし、暗いシーンでは『高感度定ノイズ優先』モードとなり、ISOをドシドシ上げちゃうし、コントラストが高いシーンでは『ダイナミックレンジ優先』モードとなって、ダイナミックレンジをガンガン上げちゃうらしい。さらに、それぞれ3つの『優先モード』で、「人物」「風景」「マクロ」「逆光&人物」「夜景&人物」のシーンを勝手に選んでくれるのだ。なんて親切なのでしょう。
 さすがに、画像サイズが勝手に大きくなるのだけは困るので、画像サイズをSに指定だけして・・・はい。おしまい。これで、F200EXRの設定や使いこなし方法は全て漏れなく記載したわけだ。

 FinePix F200EXR購入記、これにて一巻の終わりである。

2009年4月3日 (金) FinePix F31fd

 ──と、これでいいワケはない。EXRオートオンリーで本当にいいのだろうか。オンリー アイ EXRオンリー♪とボビー・ヴィントンも歌っているけど。

 神機と呼ばれる”FinePix F31fd”との対決をしてみよう。みけねこは、おもむろに神棚から”FinePix F31fd”を取り出した。
 みけねこがデジカメに何を重視するかというと、第一に暗所性能であり、第二がなくて、第三と第四が暗所性能である。草木も眠る丑三つ時。ダークな迷彩服に身を包んだみけねこは、素早い動きで匍匐前進していた。みけねこくらいのプロともなると、一般人の100メートル全力疾走と同じくらいの早さで匍匐前進することも後退することも容易なのだ。「ムッ!」数百メートル先の草むらが微かではあるが、風の向きとは無関係に揺れている。間違いない、ターゲットだ。冷酷な目に青白い炎を宿したみけねこは、匍匐前進で数百メートルを5秒ジャストで移動し、公園で楽しんでいるカップルにレンズを向けた。

 という風に、趣味のデジカメライフをエンジョイしたいところであるが、みけねこはご存じのとおり、重度の引きこもりなので、自然と(屋外の大自然じゃなくて)室内撮影がメインとなってしまう。室内だと、どうしたって暗いですわな・・・当然。

 まずは、スペック比較だ。

  FinePix F31fd FinePix F200EXR
有効画素数 630万画素 1200万画素
撮像素子 1/1.7型 スーパーCCD ハニカムHR 原色フィルター採用 1/1.6型 スーパーCCDハニカム EXR
記録メディア 内蔵メモリー(約26MB)/xD-ピクチャーカード (16MB〜2GB) 内蔵メモリー(約48MB)/xD-ピクチャーカード(16MB〜2GB)/SDメモリカード/SDHCメモリーカード
記録方式 静止画 DCF準拠 圧縮:Exif Ver.2.2 JPEG準拠/DPOF対応
動画 DCF準拠(AVI形式、MotionJPEG)
音声 WAVE形式、モノラル
記録画素数 2848×2136ピクセル/3024×2016ピクセル〈3:2〉/2048×1536ピクセル/1600×1200ピクセル/
640×480 ピクセル
L:4000×3000(4:3) 4000×2664(3:2) 4000×2248(16:9)
M:2816×2112(4:3) 2816×1864(3:2) 2816×1584(16:9)
S:2048×1536(4:3) 2048×1360(3:2) 1920×1080(16:9)
レンズ 名称 フジノン光学式3倍ズームレンズ フジノン光学式5倍ズームレンズ
焦点距離 f=8.0mm〜24.0mm (35mmフィルム換算:36mm〜108mm相当) f=6.4mm〜32mm (35mmフィルム換算:28mm〜140mm相当)
開放F値 F2.8(W)〜F5(T) F3.3(W)〜F5.1(T)
デジタルズーム 最大約6.2倍 (光学3倍と併用して最大約18.5倍) 最大約4.4倍 (光学5倍と併用して最大約22倍)
絞り F2.8〜F8 (最大10段)  1/3EVステップ F3.3/F9(W)、 F5.1/F14(T)、(NDフィルター併用)
撮影可能範囲 標準:約60cm〜∞  マクロ:[広角]約5cm〜80cm [望遠]約30cm〜80cm 標準 : [広角]約45cm〜∞/[望遠]約80cm〜∞
マクロ : [広角]約5cm〜80cm/[望遠]約50cm〜1.0m
撮影感度 AUTO、ISO100/200/400/800/1600/3200 AUTO、ISO 100/200/400/800/1600/3200/6400/12800
(ISO 6400は最大記録画素数600万画素、ISO 12800は最大記録画素数300万画素)
測光方式 TTL256分割測光 マルチ/スポット/アベレージ
露出制御 プログラムAE/シャッター優先AE/絞り優先AE プログラムAE/絞り優先AE/マニュアル
シーンポジション ナチュラルフォト/高感度2枚撮り/人物/風景/スポーツ/夜景/花火/夕焼け/スノー/ビーチ/水中/パーティー/美術館/花の接写/文字の撮影 ナチュラルフォト/高感度2枚撮り/人物/美肌/風景/スポーツ/夜景/夜景(三脚)/花火/夕焼け/スノー/ビーチ/水中/パーティー/美術館/花の接写/文字の撮影
ブレ対策 ブレ軽減モード(高感度式) ブレ防止モード(CCDシフト式)
露出補正 -2.0EV〜+2.0EV  1/3EVステップ
シャッタースピード 15秒〜1/2000秒(メカニカルシャッター併用) 1/4秒〜1/1500秒(AUTO時)
8秒〜1/1500秒(全モードあわせて) メカニカルシャッター併用
連写 連写 最短約0.45秒間隔で連続3コマまで 約1.4コマ/秒で、連続3コマまで
高速連写 : 最短約5コマ/秒 連続12コマまで(最大記録画素数「S」)
サイクル連写 最短約0.45秒間隔で、シャッターを離した直前の3コマまで 最短約1.4コマ/秒で、シャッターを離した直前の3コマまで
高速サイクル連写 : 最短5コマ/秒で、シャッターボタンを離した直前の12コマ(最大記録画素数「S」)
その他の連写 エンドレス連写(記録メディア容量までの連続撮影:最短約1.5秒間隔 ) エンドレス連写(内蔵メモリーまたは記録メディア容量までの連続撮影)
フォーカス モード シングルAF/コンティニュアスAF
AF方式 TTLコントラストAF、AF補助光付き
AFフレーム選択 センター固定AF/オートエリアAF
ホワイトバランス シーン自動認識オート/プリセット(晴天/日陰/昼光色蛍光灯/昼白色蛍光灯/白色蛍光灯/電球) /カスタム シーン自動認識オート/プリセット(晴天/日陰/昼光色蛍光灯/昼白色蛍光灯/白色蛍光灯/電球/水中)/カスタム
セルフタイマー 約10秒/約2秒
フラッシュ CCD調光によるオートフラッシュ
撮影可能範囲(感度AUTO時) [広角]:約30cm〜6.5m [望遠]:約30cm〜3.5m
CCD調光によるオートフラッシュ
撮影可能範囲(感度AUTO時)[広角]約60cm〜4.3m [望遠]約60cm〜2.8m [マクロ]約30cm〜80cm
フラッシュ発光モード オート/赤目軽減/強制発光/発光禁止/スローシンクロ/赤目軽減+スローシンクロ 赤目補正OFF時:オート/強制発光/発光禁止/スローシンクロ
赤目補正ON時:赤目軽減オート/赤目軽減+強制発光/発光禁止/赤目軽減+スローシンクロ
ファインダー なし
液晶モニター 2.5型 TFTカラー液晶モニター 約23万画素 (視野率約100%) 3.0型 TFTカラー液晶モニター 約23万ドット (視野率 約100%)
動画 640×480ピクセル/320×240ピクセル、30フレーム/秒、音声付き(モノラル)、
最長で標準記録時間まで連続記録可、撮影中のズーム不可
撮影時機能 顔キレイナビ機能、クイックショット、ベストフレーミング、コマNo.メモリー EXRモード(EXRオート、高解像度優先、ダイナミックレンジ優先、高感度低ノイズ優先)、ダイナミックレンジ、顔キレイナビ機能(自動赤目補正機能付き)、パフォーマンス、フレーミングガイド、コマNo.メモリー、フィルムシミュレーション
再生時機能 顔キレイナビ機能、赤外線通信機能、トリミング、画像回転、スライドショー、マルチ再生、日付再生、ボイスメモ  顔キレイナビ機能(自動赤目補正機能付き)、画像回転、マルチ再生(マイクロサムネイル機能付き)、スライドショー、ボイスメモ、トリミング、リサイズ、日付別再生
その他の機能 PictBridge対応、Exif Print対応、PRINT Image Matching II対応、言語設定(日/英)、
世界時計(時差設定)、ファインピックスフォトモード
PictBridge対応、Exif Print対応、PRINT Image Matching II対応、言語設定(日/英)、世界時計(時差設定)、マナーモード、xD/SDデュアルスロット
入出力端子 ビデオ出力 NTSC/PAL方式(モノラル音声付き)
デジタル入出力 USB2.0 High-Speed
DC入力端子 専用ACパワーアダプター AC-5VC(付属)/AC-5VX(別売)

なし

HD出力

なし

アナログコンポーネント/アナログD端子(D3以上)
またはデジタルカメラ用D端子接続用コンポーネントビデオケーブル HDD-1(別売)を使用
電源 充電式バッテリー NP-95(リチウムイオンタイプ) 充電式バッテリー NP-50(リチウムイオンタイプ)(付属)、専用DCカプラー CP-50(別売) および 専用ACパワーアダプター AC-5VX(別売)を使用
寸法・質量 本体外形寸法 (幅)92.7mm×(高さ)56.7mm×(奥行き)27.8mm (突起部含まず) (幅)97.7mm×(高さ)58.9mm×(奥行き)23.4mm (突起部含まず)
本体質量 約155g (バッテリー、xD-ピクチャーカード含まず) 約175g(バッテリー、メモリーカード含まず)
撮影時質量 約195g (付属バッテリー、xD-ピクチャーカード含む) 約194g(付属バッテリー、メモリーカード含む)
電池寿命 約580枚 約230枚
動作環境 温度0℃〜40℃ 80%以下 (結露しないこと)
付属品 ・充電式バッテリーNP-95 ・ACパワーアダプターAC-5VC ・ストラップ ・FinePix F31fd専用A/Vケーブル ・USBケーブル ・CD-ROM(画像ビュアーソフト等) ・使用説明書、保証書一式 ・充電式バッテリー NP-50 ・バッテリーチャージャー BC-45W ・ストラップ ・専用USB・A/Vケーブル ・CD-ROM(画像ビュアーソフトなど) ・使用説明書、保証書一式
発売日

2007年11月18日

2009年2月21日
価格(発売当初)

オープン(実売4.7万円前後)

オープン(実売4.3万円前後)

 これが、仕様比較であるが、見てのとおり全部が全部、F200EXRが優れまくっているわけではない。古代白亜機F31fdの優れているとこ・・・

 F200EXRは、CCDが1/1.6型と”微妙に”大きくはなっているが、有効画素数が1200万画素と倍増ではその利点は帳消し。レンズも暗いことも暗所性能として不安となる要因だ(もちろん、F200EXRのレンズは、広角28mmスタートの5倍レンズという利点を考えると贅沢も言えないですが)。
 反面、F31fd発売後のデジタル処理などの技術の進化が、このデメリットを覆したかもしれぬ。

 ではでは、F31fdのISO1600から最高感度ISO3200で両機を比較し、さらにF200EXRでISO6400、ISO12800の超感動画質を皆さんにお届けしよう。各機の上段は全体を縮小したもの、下段はそれの等倍切出だ。

 

ISO1600

ISO3200 ISO6400 ISO12800
F31fd

AUTO ISO1600 SS1/4 F2.8

 

ナチュラルフォト ISO3200 SS1/4 F2.8

   
     
     
F200
EXR
SN  ISO1600 SS1/4 F3.3 DR100 P  ISO1600 SS1/4 F3.3 DR400 P  ISO3200 SS1/4 F3.3 DR400 P  ISO6400 SS1/4 F3.3 DR100 P  ISO12800 SS1/5.3 F3.3 DR100

 どーです?超感動したでしょうか──今更ながらのF31fdの優秀さに。広角の違いはあるが、それでもなおだと思う。一般にF31fdはノイズリダクションをきつめにかけるのでノッペラボーのツールツル不自然極まりなし、F200EXRは素直にノイズを残し躍動感あふれる自然な絵づくりと評価されているが、みけねこ的にはF31fdに軍配。どちらも3Mで撮ったという要因があるかも知れませんけど。

 さらに、F200EXRのISO1600で、高感度低ノイズ優先モード(SN)とプログラムオート(P)でも撮ってみたが、どうもプログラムオート(P)の方が暗い。ダイナミックレンジが利いているのが気になるところだ・・・あっ。ナチュラルフォトを試すのを忘れた。

2009年4月4日(土) FinePix F31fd

 理想のデジカメ?をゲットしたはいいのだが、なかなか風光明媚なところに行く機会(時間)がさっぱりないため要求不満気味だ。たまには、グレートバリアリーフとかグランドキャニオンとかに写真を撮りに行きたいものである。いや・・・そこらの公園の池とかでもいいか。贅沢はいいませんので。
 そんなワケで仕方なく、通勤の途中にいつも寄るコンビニの汚いゴミ箱なんか撮ってみたりもしているが、素材のつまらなさと汚らしさにすぐ削除しちゃうんですよね。
 

美肌モード ISO200 SS1/320 F3.3

 おっ。この美少女は誰だ!貴乃花にフラれて激ヤセする以前の宮沢リエだって、ジャン・アレジと同棲してセミヌードを披露する前のゴクミだって、この美少女に比べればメじゃない。三井のリハウスも、この写真を見たらヨダレを垂らしながらスカウトに飛んで来るに違いない。

 この写真は、とあるヤキニク屋に行った時のクンクンのスナップだ。カルビの焼ける煙にいぶされて、この肌のなんとなめらかなことよ──というわけはなく、F200EXRの美肌モードで撮った写真。圧縮したらちょっと汚くなっちゃったが、オリジナルサイズはもっと綺麗。(故)鈴木その子氏もビックリ。(故)淡谷のり子氏のゲルマニウムローラーなんて問題外の外である。100歳の老婆でも、ひとたび美肌モードにダイヤルを合わせたならば、ハタチのピチピチ(死語)美女ごとき。このモードは女性はホント、喜ぶと思う。

    

 F200EXRとなって、元々優秀と評判だった「iフラッシュ」がさらにスーパーとなって、その名も「スーパーiフラッシュ」になった。安易なネーミングですな。マクロモードでフラッシュを焚くと、マックロ・・・じゃなかった真っ白(マクロなのに真っ白とは納得いかん)になるのが今までの通例だったが、今度はちと違うらしい。試してみなくちゃ。

 普通ならば、こつまんない花瓶とかの静物で試すところだが、幸い、手頃な被写体がグーグー寝ている。カメラをわざと手前のお手手に近づけるようにして・・・パシャリだ。

FinePix F31fd

FinePix F200EXR

AUTO ISO800 SS1/60 F2.8

EXR AUTO ISO800 SS1/60 F3.3

 写真そのものについては、もちろんF31fdの方がいいが、F200EXRの「スーパーiフラッシュ」のマクロでの効果はお見事。フラッシュ嫌いのみけねこも、これなら常用してもいいかなと思う。
 米粒人形とか、仁丹のバラ売りをネットでしている業者の人などは、この一事をもってF200EXRに大きな価値を見いだすかもしれない。

2009年4月30日(木) モード学園

 FinePix F200EXR”って、なんだか難しいなぁ...ある意味。


 それにつけても、上の表は小さくて複雑怪奇なので、以下に主な項目をまとめてみた。EXRオートだけしか使わないならいいが、各モードを使いこなそうとすると、それぞれ見えない設定の縛りがあってひどく難しい。
 EXRオートだけの初心者にはこんな簡単なデジカメはないが、上級者であればあるだけ、悩ませられるデジカメかも知れない。

 この間も──DR800%はダイナミックレンジ優先モードのみの設定だが、なぜかグレーアウトしていてなんとしても設定出来ず。画像サイズは[S]になってるし、DR800%の場合は確か感度はISO200に決め打ちだが、選べるAUTO(400)〜AUTO(1600)ではダメ・・・これも関係ないよね、AUTOだし。結局、設定をリセットしたら、また選択可能となったが、今でもなぜダメだったのか、さっぱり不明である。
 

 

 

EXR

オート プログラム
オート
マニュアル ナチュラルフォト
EXRオート HR SN DN
画像サイズ(最大)

AUTO
M・S

L(12M) M(6M) M(6M)

L(12M)

L(12M) L(12M) L(12M)
感度(最大) AUTO AUTO(800)
800
AUTO(1600)
1600
AUTO(1600) AUTO(3200) AUTO(3200)
12800
12800 AUTO
ダイナミックレンジ
(最大)
AUTO AUTO
DR800
AUTO AUTO
DR400
DR400 AUTO
マクロ

AUTO

フラッシュ

顔キレイナビ

AUTO

露出補正

デジタルズーム

節電

 F31fdまでは、主にオート(フラッシュもAUTO)とナチュラルフォトを、シーンに応じて、素早くダイヤルで切り替え切り替え使っていたが、F200EXRの場合は設定の選択肢が多くて悩ましいですな。下のこんなシーンではコレだっ!コレしかないっ!ヒ〜という決め打ちが欲しいですね。ああ悩ましい。

1.真昼の決闘じゃなかった、真昼の屋外
2.夕方や明るい屋内
3.夜(屋内外)

2009年5月3日(日) ダイナミックレンジ

 最高の『F』F100fd以来、F200EXRについても、富士フイルムの「最大のウリは(高感度じゃなくて)ダイナミックレンジである。ダイナミックレンジとは、言うまでもなくかなりダイナミックなレンジのこと(チンのレンジじゃないよ)。
 両機のダイナミックレンジ拡張の目的は白飛び・黒つぶれの抑止という点で同じだが、F100fdのダイナミックレンジの仕組みは、前に書いたF200EXRのやり方とちと違う。F100fdのニュースリソースの説明では...

 「ダイナミックレンジとは、明るい部分から暗い部分までの表現領域のことを言います。ハイライト部を白飛びしない条件で撮影し、従来その条件では黒つぶれしていたシャドー部を、富士フイルム独自の高感度高画質技術を用いてノイズを抑えた最適な画質にすることにより、ハイライト部からシャドー部までのワイドダイナミックレンジを実現」

 うん、暗めに撮って、明るいところが白飛びしないようにして、残りを底上げって意味かな。シャドー部は高感度で対応し、必然的に増えたノイズは、ノイズリダクションで抑制っと。そのため、ダイナミックレンジ200%ではISO200に、400%ではISO400に増感してしまうわけだ。その点、F200EXRの場合は感度とのトレードオフはないので、F100fd方式とF200EXR方式の違いがユーザで判別するのは、ISOがどうなっているかで判断出来る。
 ややこしいのは、F200EXRにおいても、F100fdのダイナミックレンジ拡張方式が廃されたわけではないってこと。
 P(プログラムオート)で、画像サイズをL(12M)とすると、ISO100ならダイナミックレンジ100%しか選べないし、ISO400ならダイナミックレンジ400%しか選べないので、F100fd方式に違いない。ところが、M(6M)やS(3M)にすると、ISOが100でも400でもダイナミックレンジは自由に選べることから、こちらはF200EXR方式らしい・・・ってね。
 EXRオートでも、画像サイズAUTOで、コントラストが高そうなシーンを撮ってみたところ、HR−風景−L(12M)−ISO200−DR200%となったので、これまたF100fd方式だ。

 発売当初の頃のインプレスの記事に、F200EXR方式のダイナミックレンジ拡張が出来るのは、EXRオートとEXR優先モードだけで、それ以外のモードはF100fd方式となるのでご注意とかかれていたため、勘違いしている人もまだ多いが、F200EXRはなんでもありで、いろんなモードが複雑に混じり合っていると考えた方が正しい。

 ここで、F100fd方式からF200EXR方式となって、両機でダイナミックレンジがどれだけ進化したか撮り比べてみたいところだが、F200EXR一台ではL(12M)とM(6M)かS(3M)での比較とせざるを得ないため、あまり意味がなさそう。せめて、F200EXRの100%〜800%のダイナミックレンジ比較だけでもしてみよう。DR800%を使うためダイナミックレンジ優先モード(DR)にて行った。なお、下の画像は屋根の上の部分を等倍切り取りだ。

DR100% DR200% DR400% DR800%
ISO100 SS1/153 F9 ISO100 SS1/149 F9 ISO100 SS1/147 F9 ISO200 SS1/388 F9

 雲のやつ、じっとしていてくれればいいものを、モコモコ勝手に動き回って困りものである。でも、なんとなく傾向は分かるでしょうか。ダイナミックレンジが広がるほど、白飛びが減ってますな。
 ちなみに、DR800%では、ISOが強制的に200となるため、その分、シャッタースピードを上げている。

           

 白飛びの改善は分かったので、次は黒つぶれ比較だ。中段は屋根部分の等倍切り出し、下段は真ん中あたりの黒い部分だが、そのまま見てもさっぱり比較出来ないので、(今回だけ)レタッチソフトで明るさ100%・コントラスト80%にした。

DR100% DR200% DR400% DR800%
ISO100 SS1/134 F9 ISO100 SS1/135 F9 ISO100 SS1/114 F9 ISO200 SS1/209 F9

 中段では、やっぱ白飛びに有効ということしか分からない。では下段は・・・あれ?あんれまあ!想像していた結果とまったく違う。ダイナミックレンジが広がるほどに画像が薄汚いブタ野郎のようになっていく。感度がISO200となるDR800%なんて、ひどいザマだ。これは──

 マニュアルの77頁に「ダイナミックレンジが広くなるほど、画像に素子状のノイズが増えます。状況に応じてダイナミックレンジ設定を使い分けてください。」と書いてあったが、なるほどこのことみたい。

 今回の作例ではDR100%が黒つぶれしていなかったのが敗因。DR100%の設定では地獄の釜の中みたいに真っ黒な時に、DR800%だと真昼のウェスタンビーチみたいに明るいんですよ〜と紹介できればOK。その時は、みけねこは本記録にこう記すハズだ。「ダイナミックレンジの拡大により、暗闇の世界に光が差し込んだ。多少のノイズ感はあっても、黒一色ではなく、きちんと物を見分けることが出来る。これは革命だ。コペルニクス的コロンブスの卵だ・・・F200EXR万歳。富士フィルムばんざーい!」と。

 まあ、それは別の機会に。

 F200EXRの電池の持ちに関しては、ちょっとした外出にさえ不安になるくらい持ちませんな。スペック上は、いつ充電したか忘れてしまうくらい鬼のように持ったF31fdの半分弱程度のハズだが、体感的には遙かに劣る・・・というか、実際、ほぼ出かける度に充電してるよーな気がする。せめてと思って節電モードに設定はしてみたものの、EXRオートではそれも無効で、いつもカリカリとピントを合わせており、いかにも消耗の激しそう。

 そうそう。みけねこの普段使いのモードは、今のところEXRオートが多い。だって楽ちんだし、他のモードで自分が設定したのよりいい写真が撮れることが多いため。だから、とりあえずEXRオートで撮る。気に入らない時は、モードをプログラムオートにして(何か)設定という方式に落ち着きつつある。

 なお、格安で買った互換バッテリーの持ちはやっぱ悪い感じ。電池マークが2/3になったら、強制電源オフまでネコまっしぐら。純正とこれだけ値段が違えば仕方ないのですが。

2009年5月11日( 月) フィルムシミュレーション

 今回は、フィルムシミュレーションの話だ。

PROVIA/スタンダード Velvia/ビビッド ASTIA/ソフト
ISO100 SS1/60 F9 ISO100 SS1/70 F9 ISO100 SS1/80 F9
B&W セピア 参考:シーンポジション(風景)
ISO100 SS1/78 F9 ISO100 SS1/76 F9 ISO100 SS1/80 F9

 PROVIA/スタンダートと比べて(等倍でじっくり見た)の印象は...

・Velviaは、黄緑鮮やか。いいね〜。こうあってほしいという記憶色なのかも。
・ASTIAは、PROVIAとVelviaの真ん中くらいの色合い。空が少し紫っぽく見える。
・B&Wは、セピアは懐かしい風景ですなァ・・・案山子の二三本と農夫のが絵的に欲しいところ。
・シーンポジション(風景)は、RROVIAをそのまま色濃く、シャープにした感じ。キリッと締まってますな。

 こうして比べると、PROVIAがなんとも冷たくて薄っぺらな感じがしちゃうのだが、いやいや。こんなに温かそうな緑や、空気が透きとおった風景がそうそう存在するはずないジャン。本物はきっとPROVIAなのだろう。現実とは常につまらないものなのだ。

2009年5月15日(金) ズーム

 そういえば、F200EXRのズームの話を書きましたっけ?
 この場所は訳あって名は伏せておくが、スパリゾートハワイアンズとだけ言っておこう。そこには、フラフラしたガール達が踊り狂っている。例によって下段は等倍切り出しだ。

広角(28mm) 光学 5倍 光学5×デジタル4.4 22倍
ISO400 SS1/186 F3.3 ISO400 SS1/82 F5.1 ISO400 SS1/197 F5.1

 最大ズームで撮るには手持ち(そうそう。本ページの写真は全て手持ちです)では厳しいので、ISO400固定(おかげで、天井が見事に白飛びじゃ)とし、モードはデジタルを使うため、プログラムオートだ(EXRオートは使えない)。画像サイズは、デジタルズーム4.4倍を実現するため、S(3M)サイズ。これはいつもですケド。

FinePix F6000fd FinePix F200EXR
ISO100 SS1/60 F4.9 ISO100 SS1/95 F14

 まあ・・・こんなモンでして。光学5倍までは、まずまずなのではないかと思う。デジタル併用の22倍は縮小すれば見られるが、(光学3倍しかないF31fdには勝るが)FinePix F6000fdにはかなり及ばない感じ。

 試しに、最大倍率で月を撮ってみよう。プログラムオートでスポット測光、露出補正で最大限に暗くして、F6000fdが光学+デジタルで21.4倍、F200EXRが22倍で撮ったものを切り取ったのが右図。
 見てのとおり同日の撮影ではないため、正確な比較とはならないが、それにしても違いすぎますな。もちろん、そもそもレンズの大きさも明るさも違うF6000fdと比べる方が大まちがい。

 クンクンの運動会や発表会には、みけねこはためらわずにF6000fdを背中にしょっていくが、公園やボーリングやゲームセンターにクンクンを連れていく時は、F200EXRをジャンバーのポケットに入れて持って行く。 

 フラガールの皆さんは、みけねこみたいに歳とっちゃったら、どうするのだろうか。前来た時にいた火喰いのオジサンは、引退しちゃったのか、お弟子の若者しか出て来なかった。歳をとると食が細くなって、あまり火を食べられなくなっちゃうからかな。

2009年5月24日(日) シャッタースピード

 F200EXRのマニュアルモードで設定可となる絞りとシャッタースピードについて、ちょっくら試してみるべェと思ったのだがが、F200EXRの絞り値は、なんとF3.3とF9の二種類しか選べない簡易なもの。ここらへんがF31fdと比べ、物足りないと思う人がいる所以の一つだろう。
 せめてシャッタースピードだけやってみよっと。シャッタースピードを早くすれば、ナイアガラの滝の飛沫の一粒一粒が止まって見えるし、逆にすれば、躍動感ある写真が撮れるはずだ。
 さっそく、みけねこは豚インフルエンザなど物ともせず、カナダまで飛んだ。

 ──としたかったが、こうしてセッセと購入記を書いてFinePixのPRに努めても、富士フィルムから一銭ももらうわけでなし。アフィリエイトを張って儲けてるわけでもなし。HPなんか作ってもプロバイダ料金がかさんで、腹が減るばかりであり、ついでに言えばみけねこの夏のボーナスは、(給与カットのうえに)さらにガバッと削られる見込み。
 仕方ないので、クンクンのシャボンがナイアガラのつもりだ。

遅く! 早く!
SS1/16 ISO100 F9 SS1/1000 ISO800 F3.3

 シャッタースピードを遅くすると、光を取り込みすぎて真っ白になるため、絞り値はF9。感度は最低のISO100。この状態で、シャッタースピードを変えながら、明るすぎず暗すぎずの値を探る。
 シャッタースピードを速くすると、光量が少なくて真っ黒になるため、絞り値はF3.3。感度はISO800とし、適当なシャッタースピードを探した。

 で、こんな具合ということで...当たり前過ぎてつまらないのですが。そのうち、機会があればもう少しマシな素材で撮り直すとしましょう。
 ところでシャボン代のことじゃが。クンクンのシャボン液は、ドイツ・プステフィックス社製の最高のシャボン液(色といい、玉の持ちといい、そこらの安っぽいシャボン液とは訳が違うのだ)を使っているのだが、富士フィルムさんからシャボン液代をいただけないですかのう?

2009年6月1日(月) ニートのイメージ

 ニートのイメージって悪いよね。タダ飯喰らいで引きこもり。たまに外出したと思ったら、幼女を誘拐しに出かけただけ(そういうのだけは積極的なんだ)。親孝行代わりに金属バット・・・とか。

 いやいや、みけねこがそう思っているわけではない。それは他人には推し量れない様々な事情があってのことだったり、心の病であって本人にもどうしようもなかったり。言いたかったことは、一般にそう思われがちだってこと。
 今回は、そんなニートのイメージについて語ってみようと思う。(え?F200EXRと関係あるのかですって?)

 さて。下の写真は、長い信号待ちでの一コマだ。こういう写真が撮れること自体が、F200EXRならではであるが・・・でもノイジーといえばノイジー。では、マウスのポインタを写真の上に動かしてもらいたい。

 これが、ノイズ除去ソフト”Neat Image”でフィルタリングした結果だ。日本語版がなく、そこらで売っていないのは残念だが、(多少の制限事項はあるが)フリー版で充分。もともとの写真がちっこいので、なんかぼやっとしただけという感もあるが、大きな写真なら意外にいける。
 そうそう。皆さん、とっくに気づかれていたに違いないですが、先日のF200EXR購入記(5月15日のやつだ)のスッパダカリゾートハワイアンズのネーチャンのドアップ写真(右下のやつね)。ちょっとマウスポインタを上にポイともっていってみてくだされ。実はこれにも仕込んでおいたのだ。

2009年7月24日(金) FinePix F70EXR

[写真]デジタルカメラ「FinePix F70EXR」 FinePix F70EXR登場!8月8日発売予定だ。
 F70だって?ふ〜んと思ったのであるが、

・広角27mmからの10倍ズームレンズ
・動画撮影中の光学ズーム可
・1,000万画素(F200EXRは1,200万画素だが、画素数は小さいことはい〜ことだ♪なので)
・被写界深度の浅い写真が撮れる「ぼかしコントロール」搭載
・1回のシャッターで4枚の高速連写を合成することでノイズを低減する「連写重ね撮り機能」

 ぐわっ。どれもこれも全然いーじゃん。しかもよく見るとデザインまでいい。
 今まで一眼の独壇場だった「ぼかし※注」まで出来るとは。

 しかし待てよ。映像素子サイズが1/2型か。F200EXRが1/1.6だから、ここだけ画質上の利がありそうだ。F200EXRはF70EXRと姉妹機として引き続き併売するらしいが、でも、もう売れないでしょうね。やっぱデザインと光学10倍ズームあたりがモノを云う。

※「ぼかし」とは・・・カメラを買って、97.7%(みけねこリサーチ調べ)の人が最初に選ぶ被写体は花のアップである。真ん中の花をぼかし、背景をクッキリ鮮やかに。そうすれば、極めて芸術的な写真となって、写真展で特選間違いなしとなるわけだ。

 その後・・・電気屋さんでひとしきりいじくって来た訳であるが。
 いいね。これ。液晶で見る限りでは画質の劣化はさほど感じず、10倍ズームに感心した。F200EXRのズームって、ここぞって時に止められないんだよなァ。0倍か5倍の二者択一なのだ。

2009年7月27日(月) 真・平家物語

 「FinePix F200EXRにあらずんば、人にあらず」平清盛がそこまで言い放ったと云う平家絶頂の時代。

DR100 ISO100 SS1/125 F3.3 DR800 SS1/250 ISO200 F3.3

 平家打倒の謀議に加わった増・俊寛と藤原成経と平康頼だったが、密告により三人は捕らえられ、1177年、鬼界ヶ島(硫黄島)へと流された。
 その頃の硫黄島には魚を捕って細々と暮らす原住民が住んでいたが、都のエリートであった三人から見れば類人猿(しかもキツネザルに近いほう)に近い種族であり、ウンボコウンボコとタイコを叩いて、「ジャンボ!ジャンボ!」と挨拶を交わす連中と交わるなどとうてい考えられないことだった。三人は、時折、平家の目を盗んで届けられる成経の舅からの差し入れで、なんとか食に困らないですんだのである。
 最初のうちは、三人で清盛の悪口を言い合って溜飲を下げては気をまぎらわせていたものの、望郷の念と孤島生活の孤独が都会人である彼等を蝕んでいき、成経はふ抜けた様子で空を見上げては不快なため息ばかりで、康頼はというと、寝そべって涎を垂らすばかり。俊寛は俊寛で、自分自身にも、そんな二人にもいらだちを募らせるばかりであった。
 そうこうして一年が過ぎ、浜に御赦免船の白帆が現れた。高倉天皇の中宮徳子の安産祈願の恩赦として遣わされたのである。ところが、清盛の教書に書かれていた名は藤原成経と平康頼のみ。「奥より端へ読み、端より奥へ読みけれども、二人とばかり書かれて三人とは書かれず」
 そして二人だけを乗せた赦免船は都へと船出していく。平家物語巻第三「足摺」にその時の様子がこう記されている。「僧都綱に取つき、腰になり、脇になり、たけの立つまではひかれて出、たけも及ばず成りければ、船に取つき・・・」とある。
 翌1179年。死を決意した俊寛は食を断って自害して果てるのだが──俊寛の気持ち、鳥も通わぬ寂しい出張所に左遷されられたみけねこ(参照)にとっては、よ〜く分かるのである。

 さて、そんな流人となったある日。「後の世を、待たで鬼界の島守と、なる身の果ての冥(くら)きより、冥(くら)き途(みち)にぞ入りにける」と歌を詠みながら歩いていた俊寛・・・じゃなかった、みけねこは美しく可憐な花を見つけた。

 みけねこのように日陰に咲くドクダミの花。ちょっと分かりづらいかも知れないが(モニターの性能にもよる)、都人である皆さんは、この花を「白い花」の一言で片付けられるのだろうか。これもまた、ダイナミックレンジの違いによる作例だ。

 閉話休題。平家物語には、そんな風に記されているが、芥川龍之介の書く俊寛はちょっとだけ違う。
 旧主を慕う元・従者の有王が、艱難辛苦を重ねて鬼界ヶ島まで下ってくるが、もはや故人となってしまったか、やせ衰え幽鬼のようになってしまったかと想像していた俊寛僧都は、あにはからんや。サーファーのように真っ黒に日焼けした筋骨たくましい偉丈夫となっていて、島の生活を心からエンジョイしている様子だった。
 驚愕する有王に、俊寛はカラカラと笑い、こう説明するのである。

 「有王。おれはこの島に渡って以来、何がうれしかったか知っているか?それはあのやかましい女房のやつに、毎日小言を言われずとも、暮らされるようになったことじゃよ」

2009年11月8日( 日) 青く被れ

 忘れた頃に突然書く本購入記だが、なにせさっぱりネタがありませんでな・・・

 最近、心の平穏のため(見ると性格が悪くなるため)滅多に見なくなった2ちゃんねるだが、発売当初からF200EXRスレでは、「青かぶり」で荒れて収まり、また「青かぶり」で荒れて収まり・・・を延々といつまでも繰り返すのが黄金パターンだった。

 そんなこんなのとある日、富士フイルムから二度目のファームアップ、しかも、そのものズバリのアナウンスがあったのである。(どうせなら、わがままは言いませんので、光学倍率が10倍になるとか、ISO感度が25600になって、ISO 3200まではノイズゼロとかのささやかな改善の方でいいのに)

■バージョン1.20
このバージョンへの更新により、次のように改善されます。

Ver.1.10からVer.1.20への変更内容
・屋外での日陰撮影において、青みが強く撮影される場合があり画質の改善をしました。
 日陰での撮影で、より自然な撮影が可能になります。 
Ver.1.00からVer.1.10への変更内容
・高感度、近距離でのフラッシュ撮影において、スーパーiフラッシュの性能をアップしました。
 薄暗い室内や水中での撮影で、より自然な撮影が可能になります。 

 富士フイルムの写真が青っぽいというのは、昔からの伝統なので今更という感なのだが、フジカラーに慣れた目で他社のデジカメを見ると、CANONは赤っぽく(と言われる)、EPSONやパナはやけに黄色っぽいような気がする。実際この間、キュウリを撮ったらバナナそっくりだった。と言うわけで、そもそも全然青い気がしないのだが、せっかくだ。ファーム当ての前と後とでちょびっと比べてみましょうか。

 確か、日陰のトコが青いんだよね・・・ひっかげ・・・ひかげっと。

 

適用前

適用後

全体を
縮小

ISO100 SS1/134

ISO100 SS1/169

日陰を
等倍で
切り出

 早朝、さわやかな秋の日だ。適用前と適用後の撮影時間のタイムラグは10分か20分ほど。但し、屋外での光の加減ってやつは刻一刻と変わるのが常なので、どうしたって厳密に同じ条件というわけにはいかない...と書くのは、自信がないため。
 でも、想像していたより違うんだよなァ。適用後だと、日陰じゃない空は紫っぽくなった。日陰じゃない地面は茶色っぽくなった。建物の日陰部分もちょっと紫が入った感じかな。

 で、どっちの写真が好みかと問われれば──適用前です。ハイ。


この後も・・・もちろん続きます。本文は,メインページ「パルパルのお気に入り」の不定期日記に連載したものを随時移しています。


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