FinePix F30購入記(FinePix F10購入記からの続き)
2006年4月23日(日) 理想のデジカメを(また)求めて
5月下旬発売にもかかわらず、早くも初めてしまったこのタイトル。
そりゃあ、今の愛機”FinePix F10”は大のお気に入りで、毎日神棚に乗っけて拝んでいるのはもちろんのことである。
思い起こしてみれば、”FinePix F10”がみけねこの手元に来たのは、2005年3月10日。ほんの一年チョイ前であり、今までのみけねこの買い方からすれば、そんなにすぐ買い換えるなんて、信じられないほどの贅沢なのだ。──カネもないくせに。しかし写真はイチゴミカンじゃなかった一期一会。少しでもいいものを、撮れる時に残しておきたいと最近思うようになったのである。
そんなある日...amazon.co.jpが”FinePix F30”の予約発売を開始した。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000F3T5RG/qid%3D1145762550/503-1257916-1859154
税込40,000円。3,500円分ポイント還元を考慮すれば、36,500円。なんたろうことであろうか。アマゾネスめが!
うっかり注文してしまったではないか。さっき。ヒーン。軽いマイナーチェンジの”FinePix F11”は耐えられたが、この”FinePix F30”には耐えられなかった...
対するお値段は、(今のところ)価格.comが 円。楽天が 円なのじゃ(値段トコをクリックしてね)。それを思えばかなりの戦略価格といってもいいのだが、もし、これから発売日までにドンドン下がっちゃったら・・・みけねこは悪党らしくクツクツ笑った。
「なーに。そんときゃ、アマゾンのはキャンセルしちまえばいいのよ。ゲッハッハ!」● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
翌日。──シツコク「ゲッハッハ!」と高笑いをしていたみけねこ。
ふと、amazonのページをまた見てみることにした(アマゾンの女戦士って、弓を射るために邪魔な右の乳房をチョン切っちゃうんですってよ)。もしかして、さらに値下げしておるやも知れぬ。そひたら、急いでキャンセルしなくちゃちゃネ!
「ぬっ!」見よ。なぜか税込49,800円になっとるではないか!みけねこの願いが悪魔に通じたのであろうか?
かくして、みけねこはさらに甲高い高笑いを響かせたのであった。2006年4月25日(火) 天気晴朗なれど先長し
──(いつの間にか、amazonのページでは売り切れになってるし。)
さて。発売はまだまだ遠い先ですし、その間”FinePix F30”について気になるところを少々。
(いいトコ)
・ 第6世代の「スーパーCCDハニカム VI HR」と搭載し、ISO3200の好感度の高い高感度撮影が可能。
・ 進化した「リアルフォトエンジンII」とダブルノイズリダクション方式の強化で、従来のISO800や1600の写真もより高画質に。
・ 白とびを押さえたインテリジェントストロボ「iフラッシュ」搭載。
・ シャッターを1回押すだけで、ノンフラッシュ撮影と、フラッシュ撮影を連続して行う「高感度2枚撮り」機能。
・ バッテリー”NP-95”採用 し、580枚撮影可能。これはデジカメ中ベストだ。
・ 液晶モニターの画素数が23万画素にアップップ(F10は11.5万画素、F11は15.3万画素)。(気になるトコ)
・ デザインは、デコっぱちのような”FinePix F10”よりもさらに印象が薄い。普通過ぎるのが特徴といえば特徴。
・ サイズ的には一見、”FinePix F10”に比べコンパクトになったように思われたのだが、実は殆ど変わらないんですね〜。そして、”FinePix F10”と”FinePix F30”のスペック比較。色のあるところが主な違いとなる。
FinePix F10 FinePix F30 有効画素数 630万画素 630万画素 撮像素子 1/1.7型スーパーCCD ハニカムHR 原色フィルター採用 総画素数663万画素 1/1.7型 スーパーCCD ハニカムHR 原色フィルター採用 記録メディア xD-ピクチャーカード(16MB〜1GB) 内蔵メモリー(約10MB)/xD-ピクチャーカード (16MB〜1GB) 記録方式 静止画 DCF準拠 圧縮:Exif Ver2.2 JPEG準拠/DPOF対応 DCF準拠 圧縮:Exif Ver.2.2 JPEG準拠/DPOF対応 動画 DCF準拠(AVI形式、Motion JPEG) DCF準拠(AVI形式、MotionJPEG) 音声 WAVE形式、モノラル WAVE形式、モノラル 最大記録画素数 2848×2136ピクセル(610万画素) 2848×2136 ピクセル (610万画素) 記録画素数 2848×2136ピクセル/3024×2016ピクセル〈3:2〉/
2048×1536 ピクセル/1600×1200ピクセル/
640×480ピクセル2848×2136ピクセル/3024×2016ピクセル〈3:2〉/2048×1536ピクセル/1600×1200ピクセル/
640×480 ピクセルレンズ 名称 フジノン光学式3倍ズームレンズ フジノン光学式3倍ズームレンズ 焦点距離 f=8.0mm〜24.0mm(35mmフィルム換算、36mm〜108mm相当) f=8.0mm〜24.0mm (35mmフィルム換算:36mm〜108mm相当) 開放F値 F2.8〜F5 F2.8〜F5 デジタルズーム 最大約6.2倍(光学3倍と併用して最大18.5倍) 最大約6.2倍 (光学3倍と併用して最大約18.5倍) 絞り F2.8〜F8(10 段) 1/3EVステップ F2.8〜F8 (最大10段) 1/3EVステップ 撮影可能範囲 標準:約60cm〜∞/マクロ:[広角]約7.5cm〜80cm、[望遠]約30cm〜80cm 標準:約60cm〜∞ マクロ:[広角]約5cm〜80cm [望遠]約30cm〜80cm 撮影感度 AUTO、ISO80/100/200/400/800/1600 IAUTO、ISO100/200/400/800/1600/3200 測光方式 TTL64分割測光 マルチ/スポット/アベレージ TTL256分割測光 マルチ/スポット/アベレージ 露出制御 プログラムAE プログラムAE/シャッター優先AE/絞り優先AE シーンポジション ナチュラルフォト/人物/風景/スポーツ/夜景 ナチュラルフォト/高感度2枚撮り/人物/風景/スポーツ/夜景/花火/夕焼け/
スノー/ビーチ/水中/パーティー/美術館/花の接写/文字の撮影ブレ軽減モード ○ 露出補正 −2.0EV〜+2.0EV 1/3EVステップ -2.0EV〜+2.0EV 1/3EVステップ シャッタースピード 15秒〜1/2000秒(メカニカルシャッター併用)
※撮影モードによりシャッタースピードは異なります。15秒〜1/2000秒(メカニカルシャッター併用) 連写 連写 最短約0.45秒間隔で連続3コマまで 最短約0.45秒間隔で連続3コマまで サイクル連写 最短約0.45秒間隔で、シャッターを離した直前の連続3コマまで 最短約0.45秒間隔で、シャッターを離した直前の3コマまで その他の連写 40コマ連写:最短1.3秒間隔 ※初期設定の記録画素数において エンドレス連写(記録メディア容量までの連続撮影:最短約1.5秒間隔※ )
※初期設定の記録画素数において。フォーカス モード シングルAF/コンティニュアスAF シングルAF/コンティニュアスAF AF方式 TTL コントラストAF、AF 補助光付き TTLコントラストAF、AF補助光付き AFフレーム選択 センター固定AF/オートエリアAF センター固定AF/オートエリアAF ホワイトバランス(白バランス) シーン自動認識オート/プリセット(晴天/日陰/昼光色蛍光灯/昼白色蛍光灯/白色蛍光灯/電球/カスタム) シーン自動認識オート/プリセット(晴天/日陰/昼光色蛍光灯/昼白色蛍光灯/白色蛍光灯/電球) /カスタム セルフタイマー 約10秒/約2秒 約10秒/約2秒 フラッシュ CCD調光によるオートストロボ
撮影可能範囲(感度AUTO 時)[広角]:約30cm〜6.5m [望遠]:約30cm〜4.0mCCD調光によるオートフラッシュ
撮影可能範囲(感度AUTO時) [広角]:約30cm〜6.5m [望遠]:約30cm〜3.5mフラッシュ発光モード オート/赤目軽減/強制発光/発光禁止/スローシンクロ/赤目軽減+スローシンクロ オート/赤目軽減/強制発光/発光禁止/スローシンクロ/赤目軽減+スローシンクロ ファインダー なし なし 液晶モニター 2.5型TFTカラー液晶モニター 約11.5万画素(視野率約100%) 2.5型 TFTカラー液晶モニター 約23万画素 (視野率約100%) 動画 640×480ピクセル/320×240ピクセル、30フレーム/秒、音声付き(モノラル)
最長で標準記録時間まで連続記録可、撮影中のズームはできません。640×480ピクセル/320×240ピクセル、30フレーム/秒、音声付き(モノラル)、
最長で標準記録時間まで連続記録可、撮影中のズームはできません。撮影時機能 クイックショット、アシストウィンドウ、ベストフレーミング、コマNo.メモリー クイックショット、アシストウインドウ、ベストフレーミング、コマNo.メモリー 再生時機能 トリミング、画像回転、オートプレイ、マルチ再生、日付再生、ボイスメモ トリミング、画像回転、オートプレイ、マルチ再生、日付再生、ボイスメモ その他の機能 PictBridge対応、Exif Print対応、PRINT Image Matching II対応、言語設定(日/英)、ボイスメモ
世界時計(時差設定)、ファインピックスフォトモードPictBridge対応、Exif Print対応、PRINT Image Matching II対応、言語設定(日/英)、
世界時計(時差設定)、ファインピックスフォトモード入出力端子 ビデオ出力 NTSC/PAL方式(モノラル音声付き) NTSC/PAL方式(モノラル音声付き) デジタル入出力 USB2.0 High-Speed USB2.0 High-Speed DC入力端子 専用ACパワーアダプター AC-5VW(付属)/AC-5VX(別売) 専用ACパワーアダプター AC-5VC(付属)/AC-5VX(別売) 電源 充電式バッテリーNP-120(リチウムイオンタイプ) 充電式バッテリー NP-95(リチウムイオンタイプ) 寸法・質量 本体外形寸法 (幅)92.0mm×(高さ)58.2mm×(奥行き)27.3mm(突起部含まず) (幅)92.7mm×(高さ)56.7mm×(奥行き)27.8mm (突起部含まず) 本体質量 約155g(バッテリー、xD-ピクチャーカード含まず) 約155g (バッテリー、xD-ピクチャーカード含まず) 撮影時質量 約200g(付属バッテリー、xD-ピクチャーカード含む) 約195g (付属バッテリー、xD-ピクチャーカード含む) 電池寿命※1約500枚(CIPA規格) 約580枚 動作環境 温度0℃〜40℃ 湿度80%以下(結露しないこと) 温度0℃〜40℃ 80%以下 (結露しないこと) 付属品 ・充電式バッテリーNP-120(リチウムイオンタイプ) ・ACパワーアダプターAC-5VW ・USBケーブル(mini-B) ・マルチコネクターアダプター ・専用A/V ケーブル ・CD-ROM(画像ビュアーソフト等) ・ストラップ ・使用説明書 、保証書一式 ・充電式バッテリーNP-95(リチウムイオンタイプ) ・ACパワーアダプターAC-5VC ・ストラップ ・FinePix F30 専用A/Vケーブル ・FinePix F30 専用USBケーブル ・CD-ROM(画像ビュアーソフト等) ・使用説明書、保証書一式 発売日 2005年3月12日
2006年5月27日
価格(発売当初) オープン(実売5万円前後)
オープン(実売5万円前後)
大きな違いは、”FinePix F10”が「ストロボ」なのに対し、”FinePix F30”は「フラッシュ」というトコだ。これは大きな差だ。
2006年4月27日(木) ライヴァルたち
星と左門とも言われる永遠のライヴァル、CANONの”IXY800IS”と”FinePix F30”のISO800の画像が、デジカメWatchで比べられるようになった。なにせ、CANONとFUJIユーザは、犬猿の仲として知られるので、興味深いところだ。
星 http://dc.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/48340-3558-14-2.html 左門 http://dc.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/50355-3671-14-1.htm 高感度ガチンコ勝負については、かくの如しだった。(低感度オチンコ勝負はまた後日やる・かも?)
「わしはIXY800IS君に負けるたびに、はらわたの煮えくり返るごと無念じゃったとたい。それが今回はなぜか無念でなか。さっき転んでわしば見上げたIXY800IS君の微笑──あれは勝者の顔ではなかとばい」
(それにしても、一流球団の4番を張る左門が、弟たちが多いとはいえ、なぜあんなに貧しいのだろうか。花形なんか小学生のうちからスポーツカーを運転しているなんて度が過ぎている)とか考えていると、カシオから恐るべきライヴァルが発表された。ISO3200の高感度・一千万画素機”EXILIN ZOOM EX-Z1000”である。
オズマだ!見えないスイングで星のマイナーリーグボール2号を打ち崩すオズマである。オズマが出てくると、左門はすっかり影が薄くなっちゃったんでしたっけ。
2006年5月25日(木) 発売前々夜
前回の日記から早1ヶ月。
気まぐれなみけねこのやつ──どーせ”FinePix F30”なんて、とっくの昔に注文をキャンセルして、”IXY800IS”にでも乗り換えた(ドキッ!スルドイ)んだろうと、みなさん想像されていたことと思う。
いや〜。最近ちょっと忙しくて、キャンセルし忘れていたのです。それに、2ちゃんねるのデジカメスレを見てたら、アンチが入れ替わり立ち替わりやって来て大暴れしていたので、やはりこの選択は間違っていなかったと確信した次第。だって、アンチが暴れるスレの機種ほどいい機種に決まっているという不思議な真理がありますからね。CMキャラクターに、今若者に絶大な人気を誇るあのエビちゃんが起用されたらしい。オイオイ。エビちゃんといったら、みけねこは大ファンでしてな。ヨダレでちゃう。いやはや、まいった!こりゃ〜エビちゃん効果で、”FinePix F30”、大人気になるんじゃないだろうか。あのシュールな漫画、実にイイ・・・。
──とか思いつつ、価格.comの口コミを見ていたら、えっ!今日、もう届いた人がいるんですって?ショップでもフライング発売開始らしい。みんなガバガバ何台も買っておる。今や持っていないのは、オイラだけのような気がするくらいだ。いいなあ!でも、この時間(深夜)に帰宅して、小包が届いているのをメッケたら、ものすごく欲求不満になりそうだから、まあいいや。
正式な発売予定日の、27日に届いてインプレが書けることを願おう。
2006年5月28日(日) ようやく我が手に
FinePix F31
今日昼過ぎになって、ペリカンがやって来た
「クワックワッ。宅急便で〜す。クワッ」。amazonめ遅いぞ。お陰でみけねこは、ユーザの中でも”FinePix F30”を手にする最後のユーザになってしまった(ような気がする)。そろそろ、FinePix F31でも発売されるのではあるまいか?
左:”F30” 右:”F10”
パッケージの中身は
バッテリー挿入部位
「クワックワッ!」みけねこはもどかしい思いで、段ボール箱をたたき壊した。
”FinePix F30”のパッケージは、”FinePix F10”のとクリソツだが、かなりコンパクトになった。中には本体・ケーブル・マニュアル他、整然と詰め込まれている。
本体には、『世界初!!フル画素で超高感度ISO3200』と印刷された緑のシールが貼られていた。大げさである。これは(たぶん)初期ロットのみの一大特典で、ショップの店頭展示用を兼ねてのものだろう。残念ながら、評判のエビちゃんのQUOカードはついていなかった。でも後で知ったところによると、エビちゃんとは蛭子画伯ではなくて蛯原友里だった(な〜んだ)そうなので、価値はかなり低いのじゃ。
さっそく、バッテリーを入れて充電(満充電まで4時間)だ。バッテリーの蓋は、外側にスライドするのではなく、意表をついて内側にスライドさせる。新型バッテリー”NP-95”は、片方の角が丸くなっているので、左右入れ間違えることはない。”F10””F11”の最大・極限の欠点として、2ちゃんでさんざん責め立てられたバッテリーストッパー (写真の黄色いところ)もちゃんとついている。これで、バッテリーをわざわざ下にして交換しようって奇人も、落とさなくて済むってモンである。
では、ファーストインプレッションを。
1. 大きさは”FinePix F10”とさほど変わらないはずなのに、奇妙にコンパクトに感じる。 2. 『L字デザインのモノコックフォルム』は、無難の一言。よく見るとやや金色を帯びた銀。”FinePix F401”はデザイン・質感とも実に良かったのだがなぁ。 3. ホールド感は、デコッパチデザインの”F10”に劣り、ウナギのようにツルツル滑るIXYよりもマシ(あれはきっと、早いトコ落としてもらって、買い換えてもらおうという深淵なる営業戦略に違いない)。親指を置くゴムのポチポチが意外と助かる。 4. ”F10”・”F11”で評判の悪かったマルチコネクターアダプターが、普通のケーブルになってしまった。 5. POWERボタンは押し込みづらくなっているが、これは誤起動を避ける意味で良。 6. 2.5インチ23万画素の液晶モニタは、”F10”と比べると、さすが詳細。 7. フラッシュの窓のところの透明プラスチックが、指で動かすと「カチャカチャ」とガタつく。これは、FUJIFILMの技術陣が、常人には解りかねる神秘の理由によりわざとこうしたのだろうか。それとも、 製作(取り付け)精度がただただ低いだけなのだろうか? 8. シャッターボタンのある上面の金属の接合部分(手前右)が、微妙に浮いて(又はヘコんで)ずれている。機能的には問題なく、みけねこは特段神経質なタチではないが、これは今までの富士フィルムにはなかったことだと思う。そう言えば、この機種からメイド・イン・チャイナであるが...まあ、この購入記。褒めるばかりが能ではない。 2006年5月30日(火) プロテクター
そうそう...みけねこは、押し入れに顔をつっこむとゴソゴソとあるものを取り出した。
ケンコー液晶プロテクター2.5インチ用 849円(税込、送料80円込)これは今を去る一年と二ヶ月前。二枚入りのを”F10”用に買ったものだが、うまい具合に一枚余っておった。しかし・・・この液晶プロテクターは2.5インチより一回り大きいのに対し、”FinePix F30”の液晶はわずかに中に引っ込んでおる。仕方ない、一銭だって無駄にゃできんのだ。みけねこはハサミでプロテクターのハジッコをチョキチョキ切った。クソッ!切りすぎた。ペタリ...ううっ気泡が。ゴシゴシゴシ。
”FinePix F30”の液晶には、元々、CVフィルムなる結構毛ダラケのフィルムが貼り付けてあり、その上にさらにフィルムを貼っても視認性が(悪くはなっても)良くなるわけではない。しかし、2.5インチクラス以上の大きな液晶となると、どうしてもみけねこのトゲだらけの指でカリカリ触ってしまうため、傷つける可能性が高い。ついでに、カメラケースもストラップも、”F10”のを使用することにした。なんだかブカブカである。哀れ”F10”は丸裸になってしまった。
──と、どうでもいいことばかり書いてないで、早くヘタな写真の一枚でも載せてみろバーローと思われた貴兄はさぞ多いことと思う。
しかし、良いウィスキーだって何十年も樽に寝かせて熟成させるものではないか?(なんちゃって)本当の理由は、平日は帰ってから写真を撮るのはとても厳しいのです。日記を書くヒマはありますけど。そんなことを言っているうちに、”FinePix Z3”が発表さる。6月下旬発売。こんなにドンドン新製品が出ちゃうと、所有する喜びの期間もまた短いものだ。
2006年6月3日(土) ダントツー!
例のエビちゃんのCMであるが、彼女はヴァカの一つ覚えのように、「ダントツー!」「ダントツー!」しか言わないらしい。煙突屋のCMじゃあるまいし・・・蛭子サンとまでは言わないが、もうちょっとマシな人を選べなかったものかネェ。これじゃいくらいい機種だって、売れるモンも売れませんゾ。
「今まで撮れなかったものが撮れる。」これがFinePix Fシリーズの最大のウリであるので、さっそく”FinePix F10”と夜景の撮り比べをしてみた。
普通は、天王洲アイルとかお台場とかルミナリエとかの美しき夜景を撮るのが一般的だと思うが、この片田舎には、それらに似た美しい場所はパチンコ屋くらいだ。仕方ないので、我が家の二階から見える景色とした。時間は、草木も眠る丑三つ時。物好き以外はとっくに寝ている真っ暗の状態。田舎の人は蝋燭代がもったいないので、暗くなるとすぐ寝てしまうのである。 なお、風がやけに強い夜で、腕がブルブルと震えてしまった。非常に条件は悪い。
”FinePix F10”・”FinePix F30”とも、3M(全て発光禁止)で撮ったものを、Photoshop Elements 4.0にて300×225ドットにリサイズ。無編集にてJPEGの中画質で保存した。
FinePix F10 FinePix F30 備考 マニュアルモードで、ISO感度を100に設定。一昔前のデジカメではこんなのしか撮れなかったんだ。 ”F10”・”F30”とも差違は分からず。何がなんだかも解らず。
撮るだけメモリの無駄じゃった。なお、ISO400にしても、これに毛が生えたくらいである。
MANUAL(ISO100)
MANUAL(ISO100)
オートモードで、ISO感度をAUTOに設定。
”F10”は、オートモードの最大感度である800に、”F30”は1600にあっという間に増感。やはりここまで暗いと、ISO800でも難しい。”F10”の場合は、下のナチュラルフォトモードが必要だ。
AUTO(ISO800)
AUTO(ISO1600)
Fシリーズ自慢のナチュラルフォトモードにて。
もちろん、”F10”は、最大感度である1600に、”F30”は3200にあっという間に増感。”F30”のISO3200はさすがに明るい(実際にこの目で見るよりも)。
ナチュラルフォト(ISO1600)
ナチュラルフォト(ISO3200)
ここは、上の写真の画面中央やや上、左端の小さな数ミリの部分だが(分かるかなぁ)、そのまま等倍で切り取った。 ISO1600 等倍
ISO1600 等倍
ISO3200 等倍
双方のISO1600の等倍同士で比べると、”FinePix F30”のノイズのなさが際だつ。これが富士フィルム一年間の進歩というものであるが、それは分かったが...それにしても何故、ISO3200が、さらにクリアーに見えるのが納得出来ないところ。
常識的に考えれば、 ”FinePix F10”ISO1600の画質 >= ”FinePix F30”ISO3200の画質 のハズ。タマタマだろうか?星野監督が言いましたな。「デジカメはシナリオのないドラマ」だって。 きっと、そういうことなである。なお、”FinePix F10”がウンコだと思ってはならない。”FinePix F30”を除いて、”F10”のこの結果をわずかでも上回るコンパクトデジカメは、現時点でも”F11”しかないのだから。
2006年6月4日(日) 超時空要塞マクロス
次は、マクロを試してみた。
被写体はもちろん、マクロの王道覇道である花の撮影である。モデルとなる花は、庭に咲いている名も知れぬ花。親父が昔、どこからかもらってきた花の綿毛が飛んで咲いたもの(オリジナルは、親父がみんな抜いてしまった。ヒデー!)。本人曰く「山草」だそうであり、それ以上の情報はない。撮影時間は陽がやや陰り出す16時前後。風のせいで花が前後に揺れ、これまた条件は宜しくない。先と同様にリサイズのみの編集なし。ただ、花のマクロの写真の場合、 リサイズ後の保存の時のJPEG中画質ではあんまりにだったので、サーバ容量にケチケチのみけねこであったが、仕方なく中高画質にした。ああ、もったいない。
絞り値は、自動的にどちらも最低のF2.8となった。 右の「花の接写」モードでは、さらに色鮮やかに。花の写真ではその方が好まれるだろう。
なお、左の写真を撮った時は、揺れが激しかったため茎を指で押さえている。
AUTO マクロ 絞り値F2.8 ISO200
シーンポジション「花の接写」 絞り値F2.8 ISO200
ところで、花の写真を撮る時は、周辺がボケればボケるほど腕がイイということが常識である。皆さんご存じであったか?
実際、展覧会などでは、花なんかよりもボケの方が審査の対象として遙かに重要な要素であり、褒める言葉は「すばらしいボケですな」「このボケは県知事賞にふさわしい」って感じ。審査員は皆、ボケばかり気にしていて、真ん中の花なんか正直あってもなくてもいいくらいなのだ。
そこで試しに、A/S(絞り優先/シャッタースピード優先)モードで絞り値を変えて撮影してみた。”FinePix F30”の絞り値は、F2,8〜F8まで10段である。
見てのとおり、絞り値が小さい(開く)ほどピントの合う範囲が狭くなり、絞り値が大きい(絞る)ほどピントの合う範囲が大きくなる。←なんかよく分かりませんナ。 コンパクトデジカメは、被写界深度を得るのが容易であり、ボケない右写真こそが真骨頂となるのが逆に面白いところだ。
A/S マクロ 絞り値F2.8 ISO100
A/S マクロ 絞り値F8 ISO100
2006年6月7日(水) ゲチスバーグの演説
”FinePix F30”には、インテリのためのストロボ「iフラッシュ」が搭載されている。インテリというと、モヤシみたいな身体つきをした青びょうたんがイメージされることから、モヤシのように細くて青っぽい光がヒョロヒョロと発光されることは容易に想像される。よしっ。インテリのインテリによるインテリのためのストロボ「iフラッシュ」、試してみねばなるまい。
さらに、ノンフラッシュ撮影→フラッシュ撮影を連続して行う「高感度2枚撮り」機能も同時に試してみることした。なんか、格好いい名前ですな。場所は、我が家の薄暗い地獄部屋。みけねこ読みかけの哲学の本が整然と並んでいる。ソッソッソクラテスかプラトンか。時は丑三つ時。いつものようにリサイズのみで、保存はJPEG中画質とケチッた。
右の”F10”での白飛びぶり(もちろん、そうなるようにわざと被写体と距離を設定した)と比べて、左の「iフラッシュ」の性能は素晴らしいの一言。 これなら、フラッシュを常用する意味は十分にある。
F30 N/SP(高感度2枚撮り) フラッシュ ISO800
F10 AUTO フラッシュ ISO800
「高感度2枚撮り」は、「カッチャン・カッチャン」かと思ったら「カチカチ」くらいの早さであった。想像していたオマケ機能ではなく、いや。全然実用的だ。 今回の場合、フラッシュを炊いた方(左上)が文句なしにいい。ただ、左下写真のN/SPモード(高感度2枚撮りのノーフラッシュ)の場合、ISO3200まで感度を増感し明るくしてしまったため、 (ケチケチリサイズのため、この写真では分かりづらいが)ノイズ感のプチプチが気になる。この環境での3200はやり過ぎと思う。
このモードは、AUTOモードでの1600までの自動増感ではなく、どうやら3200まで自動増感するナチュラルフォトモードらしい。感度をAUTO以外に変更することが出来ないのは残念 なことだ。
F30 N/SP(高感度2枚撮り) フラッシュ ISO3200
「高感度2枚撮り」もなかなか面白かったが、それより感心したのは「iフラッシュ」。機能の定義としては、「高感度によって背景も明るくしながら、人物など被写体までの距離等を判断して適切な光量で、ありがちな白飛びを押さえる」といったところだろうか。
初めてフラッシュを使ってもいいかなという気になった。フラッシュを蛇蝎のように嫌っていたみけねこがである。「iフラッシュ」は、ISO3200の高感度機能よりも、有意義かもしれない。
もちろん、この「iフラッシュ」の優秀さは、前段として高感度があってこそとも言えるのだが。2006年6月11日(日) 美肌の研究
富士フィルムのデジカメといえば、人肌の色がいいことで知られる。人肌のFUJI、風景のCANONという感じだろうか?
その昔、フィルム写真の頃は、緑色のパッケージのフジはそのまんま緑色や青色、黄色いパッケージのコダックは黄色、サクラカラー(現コニカ)は赤色や人肌の表現に優れると、難しい顔をしてうんちくを垂れる人が多かった。だから、地球人を撮るにはサクラカラーで。ガミラス星人を撮るにはフジカラーと相場が決まっていたのである。”FinePix F30”のシーンポジションには、『人物』がある。マニュアルによると「肌の色がきれいに見え、ソフトな感じにしあがります」とあるじゃありまんか。それでなくても人肌にはチョイとうるさい富士フイルム。これなる『人物』モードをもってすれば、エビちゃん程度の方でも、鈴木その子さんのような超ド級美人に写るのではないだろうか?
ウン。そうに違いない!そう確信したみけねこは、さっそく女性モデルをお願いして実験してみることにした。
今回依頼したモデルは、将来ホリプロ(あびる優とかが所属しているトコ)に所属する予定のクンクン(二歳)。ただ今、人気急上昇中だ。趣味は社交ダンス。ついしばらく前までは白雪姫のような純白の肌のハズだったが、最近、お外でのお遊びを覚えてしまって、顔が黒っぽくなってしまい、マネージャーのみけねこをヤキモキさせている。
撮影は、曇天の昼下がりで逆光。条件はいつものとおりで、保存はJPEG中高画質。モデルはお肌の健康のためお昼寝中である。
見てのとおり、シーンポジション(人物)では、感度が下がり、シャッタースピードが遅くなった。肌がやや、赤みがかった感じがする。 健康的な肌色になるというプログラムなのだろうか?
AUTO ISO800 SS 1/108.38
シーンポジション(人物) ISO400 SS 1/86.22
フラッシュは発行禁止としたが、AUTOにしておけば発光必至の環境でこれだけ明るく撮れたこと自体は、さすが”FinePix F30”と思われた。
ただし、このシーンポジション(人物)モードをこれから使うかと問われれば、この実験の結果の限りでは、否である。もともと、人肌のFUJIということですから、それ以上は必要ないだろう。2006年6月21日(水) 夜の研究
”FinePix F30”を持って、岳温泉に家族旅行に出かけた。
残念ながら、あまり天気に恵まれませんでな・・・仕方ない。寝る前にホテルの窓から夜景を撮ってみるとしよう。F30は、暗い場所にこそ真価を発揮するが、今回は高感度とは関係なく、あくまで夜景モードの確認である。
いえいえ、あんまりいい景色じゃありませんが、我が家の窓から見るアパートよりはずっとマシでしょうか。例によって、リサイズのみ。保存はJPEG中画質也。
これが基本のISO100。 窓枠にF30をおいて撮影じゃ。外の建物(ホテル)の窓の明かり以外は真っ暗である。
チョイとお安いプランのお部屋ですので、窓の向きもよろしくない方角なのである。右写真は、等倍にて一部を切り取ったもの。場所はお分かりになるだろうか?こちらは、雰囲気を出来るだけ残すため、JPEG中高画質とした。
MANUAL ISO100
シーンポジション(夜景)で露光時間は3秒とした。
実際に眼で見る明るさに近いのがこれだろう。
これをやっちゃうと、ISO3200のナチュラルフォトなんかウンコに見えちゃうのだが、答え:右の等倍の切り取った部分の場所は、画面中央下のハジッコの窓である。
シーンポジション(夜景) 露光3秒 ISO100
シーンポジション(夜景)で露光時間は 最大の15秒とした。 少しでも明るいところは、明るくなりすぎだが、ある意味、かなり芸術的な写真となった。
シーンポジション(夜景) 露光15秒 ISO100
2006年7月19日(水) 互換バッテリー
”FinePix F30”が発売されてまもなく2ヶ月。あの時、「安かっぺー」「ハー」と思って買ったお値段だったが、今となってはみけねこは、ショップのデジカメコーナーには決して近寄らないことにしているのだ。
そういや、amazonの例のポイント還元が3,500円分あるので、これでバッテリー”NP-95”なんかどうかなぁ?
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000F3T5S0/503-5810399-5923935?v=glance&n=3210981
参考価格6,090円が4,427円(今日現在)か...高いような、でもやっぱりそんなもんザマース。そうそう。念のため互換バッテリーのROWAのお値段もチェックだ。
http://www.rowa.co.jp/cabinet/form.cgi?no=1730
おいおい。台湾セルとはいえ、950円(送料込)!「安かっぺー」「ハー」というワケで...
0.最初にAとBを満充電
1.Aを使い切ったら充電し、Bと交換
2.Bを使い切ったら充電し、Aと交換
3.1.へ戻るこれだったら、出先でバッテリー切れの心配もいらないですし、バッテリーの寿命のためにも一番いい使い方なのだが、”FinePix F30”そもそも580枚も撮れるんですよね。でもまあ、精神衛生上の問題ですし、950円ということで宜しいでしょう。
で、3,500円分のポイント。どうしようかなぁ?で、注文して3日目で到着。 ど ちらが本物か、あなたに分かるだろうか?
英国富士フイルム、2006年7月13日。”FinePix F20”を発表。
http://www.digitalcamerainfo.com/content/Fuji-Introduces-FinePix-F20.htmぬぅ!そのページ、何を書いているんだかさっぱりわからねぇ!ご存じのとおり、みけねこはフランス語じゃないと読めないのだ。でも、”F30”が発表された時に、なぜ型番から20番代が抜かされてしまったのか は分かった。
仕様書を見ると、ISO2000まで、重量が5gほど軽くなり、バッテリーが”NP-70”に変更されて撮影可能枚数が300枚強に減らされた(ヒデー)廉価バージョンと思われる。急に興味が薄れてしまった。2006年8月2日(水) 間奏曲:手ぶれ足ぶれアユぶれ
うっかりして、職場に”FinePix F30”を置き忘れてしまったので、親父の(前に買ったはいいが、あっという間に飽きて使わなくなったという曰くつきの)Panasonicの”DMC-FX7”を借りることになった。
”DMC-FX7”は、2004年8月27日発売だから、2年弱前のデジカメである。珍妙な格好をしたアユがアル中みたいにブルブルした”手ぶれ補正機能”のCM効果もあって、爆発的な売れ行きとなったことで記憶に新しい。そうそう。当時ちょうど”FinePix F10”とのライバル機でしたね。売れ行きでは、”DMC-FX7”の圧勝でしたけど。使用した結果であるが、屋外ではマァマァの出来だったが、やや暗め(と言っても、暗すぎるというほどではない)の照明のレストランに入って、AUTOで撮影した写真が左上の二枚だ。
1枚目の写真は、フラッシュを焚いたもので、なんともハヤ。ナサケナイ出来だ。その後、ついつい”FinePix F10”→”FinePix F30”ユーザ独特の悪いクセで、発光禁止で撮ったのが2枚目の写真となる。ヌーン。あまりの暗さに言葉も出ぬわい。ISOはオートで400まで自動増感で、右がISO150、左がISO200だ。論より証拠ご覧あれ!デジカメで撮った写真って、こんなモンだったんでしたっけ?
手ぶれ補正もおよろしいですが(みけねこは、アユみたいに手ぶれはやらない主義だが)、あの時、高感度の”FinePix F10”を選んで良かった・・・。なお、くやしいので、画像編集ソフトで、(あの時、目で見えた感じに)補正したのが右上の写真だ。こうすりゃいいんですケド、まったく一手間ですナァ。
2006年8月4日(金) ある晴れた朝突然に
ある朝。バイクで出張先に向かう時。途中、いい場所を通りかかったので、少しだけ一服することにした。雲はプカプカ浮いているが、梅雨明けの実に気持ちのいい朝だ。
ン?偶然、タンクバックの中に”FinePix F30”があるのう?(条件については、いつものとおり)
F−スタンダード AUTO ISO100
F−クローム AUTO ISO100
F−B&W AUTO SO100
上の三枚がFinePixカラーでの比較である。一目瞭然、説明の必要もないだろう。真ん中のF-クロームは、ドギツ過ぎるといつも思うのだが、これが好きで好きでたまらなくてチューしたいくらいだっていう人も結構いるらしい。そのせいか、最近のデジカメは、記憶色重視(本物の景色ではなく、脳内で変換した、空はより青く、郵便ポストはより赤くってヤツ)の出力をするのが多い。そのため、本物の風景写真だと、ノッペリしているとかボケーとしているとかウンコみたいだとか、口汚く罵るのである。 左は、シーンポジションの「風景」。標準のF−スタンダードよりもやや色鮮やかだが、暗くなっているのは、測光方法が”アベレージ”となり、画面全体を平均して測光しているためと思われる。(上の写真が明るいのは、やや暗い箇所に露出を合わせているためだろうか)
シーンポジション(風景) ISO100
こんな日は、クソくだらない出張なんかさぼって──このまま、どこかへバイクでブーンと出かけたいと思ったものだ。
2006年8月16日(金) 孤独を愛す
日曜日、じゃぶじゃぶ池に出かけて、クンクンが夢中になってジャブジャブやっている間、すっかりへたばったみけねこは、あまり考えもせず”FinePix F30”をいじっていた。
みけねこはズームは昔からキライ。光学ズームはともかく、特にデジタルズームなんて画像のトリミング。画面の真ん中を切り出して拡大するだけジャンバルジャン──さて、水際にはママギャル達が肌もあらわに、ボリボリと股の間をかきながら携帯メールに夢中だ(これじゃ、排水溝のフタが外れても気づきっこないのだ)。なんと風雅な光景であろうか?F30をあちこちに向けながら、みけねこは思った。ズームでも使ってみようか。
解像度 光学
ズームデジタルズーム 合計 640×480 3倍
6.2倍 18.6倍 1600×1200 2.5倍 7.5倍 2048×1536 2.0倍 6倍 2848×2136 1.4倍 4.2倍 (それがあまりによく撮れちゃって、ここに掲載することは出来ない。週刊ピーピングマガジンの方に投稿しよっと)
>スーパーCCDハニカムを採用した機種で使用できる、高画質なデジタルズームです。ハニカムズームとはズーム倍率に応じて、最大画素数と設定画素数の間の画像を切り出して、それを設定画素数に縮小リサイズして記録する独自の方式を採用しています。一般のデジタルズームとは違い画質劣化が小さく、またズーム移動もなめらかなので、光学ズームと同等の感覚でズーム撮影が可能です。
そうだった。みけねこがFinePix40i(単焦点の名機)を所持していた頃、FUJIFILMはハニカムズームをずいぶん喧伝していたっけ。みけねこもすっかりその気になっちゃって、光学ズーム?なんやそれ。ズームはハニカムに決まりや!とか思っていたものだった。
光学とデジタルズームを組み合わせた表は、右上のとおり(たぶんね)。
最大の610万画素で、なに故デジタルズームが1.4倍?と気づいた人はスルドイ。ハイそれはもちろん、ハニカムのせいなのである。バイクで出張の途中、湖(用水池)の近くを通りかかったので、非常に無難な写真をひとつ。 いつも使っている3M(2048×1536ピクセル)で、AUTO。(無難でつまらない写真なので)240×180ピクセルに縮小のみ。下段は、ボートの部分を等倍にて切り出したもの。まっ裸のストリッパーでも乗っていれば、絵になるんだがなァ。
F30 3M
F30 3M 3倍(光学×3)
F30 3M 6倍(光学×3、デジタル×2)
上の写真より等倍切り出し
今にも雨が降り出しそうな曇天のお盆休みの最終日(みけねこは仕事じゃが)。手持ちで撮ったため少しブレてしまったが、これ以上はどうしようもなし。最大倍率は等倍では見られたものではない。もっと腕のいい人ならば、バッチリ撮れるのかもしれない。
それにしてもなぜ、かの大和男子がたったひとりで湖にボートを漕ぎ出したのか──みけねこは長いこと、考え込んでいたのだった。2006年8月18日(金) 八十八夜
それにしてもこのFinePix F30購入記。セッセと書き続けているものの、レスポンスゼロ。どーせ誰も読んでくれない虚しき作業だ。始める時は意気揚々と始めるが、あっという間にモチベーションが下がりに下がって、義務感でなんとか続けているという典型的な例である。好きで勝手に書いているだけですから、いいんですけどね・・・
出張の帰りにヤーダマ電気へ寄った。もちろんそれは、みけねこが”ご来店ポイント”をセッセと集めているが故である。
慎重の上にも慎重に、値段を見ないようにデジカメコーナーへ。あれに見ゆるは”Canon IXY DIGITAL 800 IS”じゃないか。トントン♪1/2.5インチCCDにもかかわらず、なに故かCANONユーザーからは”FinePix F30”のライバル視されている機種だ。丸っこくてなかなか愉快なデザインなのだが、画質的(特に明るいシーンの)には1/1.8型CCDを採用する前機種の”IXY700”の方が上と評価が定まっている。手ブレ補正・4倍ズームレンズを同サイズに収めるためには、CCDサイズを犠牲にせざるを得なかったことは分かるが、この方向性は二桁台のIXYに採用すべきだったのではないだろうか。天上天下唯我独尊のCANONたるものが...みけねこは、CANONは大砲っぽい響きがあるから密かに贔屓なのである。
それより、アッチには”EXILIN ZOOM EX-Z1000”だ。F30の真正のライバルならこちらだろう。少しいじくってみたが、やっぱいいね・・・これ。”FinePix F30”。ないないと思ったら、目立たない裏っ側にあった。マーヤダ電気はF30を売る気がないらしいゾ。いじりいじり・・・前にも書いたが、フラッシュのガタはないものの、この展示品 はシャッターボタンのある上面の金属の接合部分がやっぱり微妙にずれていた。F30の製作精度の低さは、どうやらみけねこの個体特有の現象というわけではないらしい。 コストダウンは分かるが、全般に電化製品がこうなっていくのは仕方ないことなのだろうか?
そこでメッケちゃったのが、デジカメケース。今のケースは”FinePix F10”で使っていたものを流用しているのだが、F30にはどうにもブッカブカ。それを首からぶら下げていると、デジイチが三台くらい(+三脚も)入っている と人から思われそうである。どれどれ。慎重に、展示品のF30が入りそうか比べてっと・・・買っちゃった。ハクバ写真産業(株)の”デジタルポッシュ CS SS”である。末端価格にして、780円。
家に帰って、ではさっそく・・・グイグイグイ!摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ♪・・・ピッタリだ。男性下着に例えるならば、前のがトランクスだとしたら、今度のはストリングTバックである。 ちょっと想定外だったのは、予備バッテリーを入れるつもりだった前ポケットに関して、バッテリーが思っていたよりかなり大きかったってこと。ピチピチになっちゃったが、まあいいか。
2006年9月2日(金) じゃぶじゃぶ池でつかまえて
”FinePix F30”の動画方式は、Motion JPEGである。エンコード時におけるデジカメへの負荷が軽いものの、前後のフレームとの差分情報を利用しないことから、腰が抜けるほどサイズが極大となる方式だ。F30のポータルページとして、その性能を余すことなく評価する本購入記(ナンチャッテ)であるから、本来ならばそのまま掲載すべきだが ...HPのスペースがもう残り少ないのだ。HPのサーバースペースを借りるのに、誰も一銭も援助してくれないですからなァ。同情するならカネをクレ!(富士フィルムさん。ここ読みました?ムフフ)
(1) 640×480ピクセルではなく、小サイズの320×240ピクセルにて撮影。これでも、2.27Mだよ。信じられねェ。
(2) WMV(Windows Media Videoファイル)に変換。圧縮をモットーとし、184kになる。さすがにやり過ぎかのう?てなワケで、ご覧のとおりじゃが、画質は震撼するほどに劣化した。
320×240ピクセル。オリジナルAVI形式をWMVに圧縮
オリジナルAVIからの1シーンをJPEG画像で切り出し
これじゃあんまりなので、オリジナルから1フレームを切り出しのが右写真だ(画質はとくにいじっていない)。想像してたのより、かなりいいでしょ?
この夏、(クンクンの熱烈な要望で)何度となく出かけた公園のじゃぶじゃぶ池(本人は「ぷーる」と言ってる)。1時間半も池の中をグルグルとクンクンについて歩かされ、それから30分も遊具遊びにつきあわされた。パパはヘ ロヘロなのである。ついでに家に戻ったら、クンクンめ。「じてんしゃ!」とか言い出して、さらに1時間も三輪車を押させられたのである。
しかしもう9月。お天気は良かったが、水はかなり冷たくなっていた。じゃぶじゃぶ池は今年はもう終わりかなと思う。でも、来週もまたクンクンは行きたがるんだろうな...
2006年9月4日(月) ファームウェア
■ファームウェア修正内容 (バージョン1.02)
1. ある種のカメラ操作によりごくまれに起きる以下の症状の発生を対策いたしました。
・カメラで、記録された画像が再生できなくなる
・パソコンで、正常に画像が表示されなくなる
2. パソコンとのUSB接続時に、パソコンがカメラを認識できるまでの時間が短縮されます。
メディアに1000枚のJPEGが記録されている場合、約20秒 --> 約2秒に改善されます。F30もファームウェアが出ましたな。やり方は至極かんたん。
http://fujifilm.jp/support/digitalcamera/download/finepix/finepixf30firmware/download001.htmlこちらのページからダウンロードした”FPUPDATE.DAT”をxDカードのルートにコピーして、「DISP/BACK」ボタンを押しながら起動。ホイホイのホイ。バージョンが1.00から1.02になったが、そもそも不都合がなかった(カードリーダで読み込んでますし)ので、バージョンアップの意味はなさそうでしたけど。
無駄で(危険と)知りつつも、新しいBIOSが出ていれば、必ずアップデートしちゃう性格なんだ。みけねこって。
2006年9月20日(水) 夕焼けニャンニャン
某月某日・・・日付は明らかにするつもりはないが、敬老の日とだけ言っておこう。窓の外は美しい夕焼けだった。みけねこは叫んだ。「山が燃えてるわ」(ハイジ風)。あたかも三連休が終わることを惜しむみけねこの心のような夕焼けであった。
おんじによれば、太陽が山々におやすみを言う時、自分のことを忘れないようにと一番きれいな光を投げかけるという説明だった。
解説の必要はないだろう。
実は、AUTOでさえ、実際に目で見た夕焼けよりも赤く表現されている。”FinePix F30”は、他メーカーの人気デジカメよりも本物に近い色をはき出す性格のため、より鮮やか=空はコバルトブルー、夕焼けは毒々しき生血の色じゃないことに不満な人が多い。そういう味付けを喜ぶ人には、夕焼けモードは好まれるだろう。
(みけねこは、多少はいいとしても、過ぎたるは及ばざるがごとしだと思うけど)AUTO ISO200
シーンポジション(夕焼け) ISO200
太陽の光の色は、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色からなる。夕方には、太陽からの距離が長くなるため、大気中の塵や埃の間を光が通る距離が長くなり、色の中でも一番反射して拡散しにくい赤色だけが地上に届く。それが夕焼けであり、大気が汚れているほどに真っ赤な夕焼けを見ることが出来る。
おんじの解釈の方が遙かに良い。
2006年9月26日(火) 「FinePix F31fd」登場!
カー。このFinePix F30購入記がまだ終わっていないというのに後継機”FinePix F31fd”が発表されちまったよ。そりゃないゼ。
1.顔検出機能”顔キレイナビ”は、画面内の最大10の顔をロックオン!ピントから露出までを0.05秒の爆速で行う。
2.高速赤外線通信規格「IrSimple」に対応。
3.内蔵メモリが10Mから26Mにアップ。以上、よく読むと、”FinePix F30”と比べて大した違いがないような気もするが、おそらく、”顔キレイナビ”はバカにはならんだろう。フラッシュの白飛びや逆光時にかなりの威力を発揮する と想像される。
次のURLをクリックしていただきたい。右側が”顔キレイナビ”で撮影した作例だ。
http://imagebingo.naver.com/myhome/image_view.php?uid=me21c&bno=15834&nid=5859&page=1まあ、こんくらいは違うだろうって...ことで。
その昔、記憶媒体にFDを使うデジカメがあった(ソニー Digital Mavica「MVC-FD5」)。当時、2Mのフラッシュメモリー内蔵デジカメ”OLYMPUS C-400L”(懐かしい〜)を愛用していたみけねこは、マピカがすんごく欲しかったものだが・・・”fd”って、それと関係ないですよね?2007年1月11日(木) 未完の設定
久しぶりの更新となる。これ、かなり前に作りかけていたのを、途中で飽き飽きして放棄していたものです。
もう少しなんとかなりそうなのですが、どうも辛抱が続かないので、(もったいないですし)とりあえずアップして出来る時に直していきましょう。これを載せておかないと 、このFinePix F30購入記が終わらないのだ。
モード
設定
備考1
備 考 2
FinePixカラー F-スタンダード 標準のコントラスト・色合。通常はこのままでいいでしょう。 F-クローム 風景などを極端にデハデハにしたい場合。 F-B&W モノクロ。昔風の写真が好きなお古い方に。 AUTO(オートモード) 発光禁止 ISO100〜1600まで自動増感 [屋外・室内全般]
万能モード。暗めの状態では、感度が上がりがちとなるのだけは注意。発光禁止でISO1600、発光でISO800まで増感。
iフラッシュがあまりに優れているため、発光禁止の選択肢ばかりではなくなってきましたな。M(マニュアルモード) AUTO(フラッシュ) ISO AUTO(400) [屋外・室内全般]
AUTO(オートモード)のように感度を上げたくない(最大ISO400まで)場合。スローシンクロ フラッシュを焚いてシャッタースピードを遅くする [夜・室内]
AUTOのストロボ有よりも明るく光が遠くへ届く。SPが遅 いため手ぶれの危険性があるが、F30の感度の高さである程度は助けられるだろう。N/ SP(シーンポジションモード) ナチュラルフォト ISO100〜3200まで自動増感 [夕・夜・室内]
フラッシュは使用不可。
但し、F30は積極的に感度を上げるためにISO3200になってしまう場合がままあることから、動き回る被写体ではなくて、ある程度の明るさがあるならば、AUTOの発行禁止で良い。その他 高感度2枚撮り フラッシュ非発光/発光で連続二枚撮影。逆光時等に。
最高感度3200/1600。人物 肌の色艶が良く(赤みが増す?)。自分撮りのヌードをより美しく撮りたい趣味の貴女に。最高感度800。 風景 昼間の風景撮影に。山をくっきり。
測光方法は”アベレージ”となり、F-スタンダードとF-B&Wが選択可。夕焼け 朝焼けを夕焼けにしたい時もあるでしょう。最高感度1600。 スノー 雪景色。最高感度800。露出+。 ビーチ 日差しの強いビーチでビキニを盗撮する時。最高感度200。露出+。 美術館 フラッシュ発光禁止、操作音・シャッター音・セルフタイマーオフ。
最高感度3200。水中 まさか防水プロテクターは使ってくださいね。 パーティー 結婚式や薄暗いパーティ会場にて。パンティーではない。
最高感度1600。花の接写 強制マクロ 花ビラをビラビラと色鮮やかに。絞り値小さくなる(F2.8)。 文字の撮影 書類の撮影に。 スポーツ シャッタースピード優先 動きがある被写体。SSが上がり、クイックショットモードになる。 夜景 スローシャッター優先 [夜] 固定(三脚等)にて。
露光は標準で3秒だが、”長時間露光”を「設定」からONにすることによって15秒まで可能となる。長くしすぎると、夜が昼間のようになってしまうけど。花火 [夜] 固定(三脚等)にて。花火を色鮮やかに。 ブレ軽減 シャッタースピード優先 アユみたいにブルブル震えている人向き。最高感度3200。 青いのがみけねこがよく使う設定。明るい場所ではAUTOモードの発光禁止が標準。概ねこれで何でも撮っちゃうのだ。暗い場所ではダイヤルをクルリと回して、マニュアルモード(ISOは400まで)のフラッシュを焚くって感じィ〜。フラッシュのON・OFFをするより手軽 に変更出来る。ナチュラルフォトモードは、夜、公園に盗撮に行くときに使おうと思っているのだが、寒くてなかなか行く気になれないのである。
2007年1月12日( 金) 新鋭機「FinePix F40fd」登場!
”F31fd”が出てケシカランFUJIFILM許さじ!と歯がみしていたら、なんとその次まで発表されちゃいました。お〜の〜れ〜
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2007/01/05/5321.html・デザインが今風のオシャレアイテムに。ドチクショー
・厚みが4.5mmも薄くなりやがった(でも幅と高さはチョッピリでかくなった)。これならポッケに入るぜ。くそっ
・なんと言っても、xDカードとSDカード両対応になった。プチッ!
・画素数ドアップの1/1.6型830万画素CCD搭載。サバノビッチ!
・マニュアルモードで、ISO AUTO(800)が設定出来るようになった。ンガー!
怒りの余り、わななく手で愛機F30を叩き壊そうとした時である。ん?よ〜く読むと・・・
・ISO感度がMAX2000にダウンタウンブギウギバンド。
・バッテリーが謎の新型"NP-70"となり、撮影可能枚数がF31の580枚から300枚に 大激減。
・絞り優先AEも露出補正ボタンも長時間露光も無し無し無ーし。
このうちのどれを取っても、買い換える気がゼロと化してしまうではありませんか。このスペックからして、”F40fd”とは、日本未発売の(F30の廉価バージョン)”FinePix F20”の後継機のようだ。まぎらわしい型番じゃ。記事には発表が米FUJIFILMとありますし。あ〜よかった。してみると、”F31fd”の後継機の型番は、”F50fd”か”F51fd”になるのだろうか。それとも某社の人気デジカメにあやかって、F900isになるかもね。なんでもありなのだ。F30の叩き売りが続いている。値段は2万円台始めまで下がっているが、そろそろ在庫自体が消えつつあるようだ。もし、F30を持っていなかったら今こそゲットのチャンスなのだが・・・
2007年2月28日( 水) 保育園大発表会の巻
今日は、クンクンの通う マカロマカロニ保育園の大発表会の日。たかが保育園の発表会ごときと侮るなかれ。三千人の園児を擁するマカロマカロニ保育園の発表会であるから、人口十万人の地方都市にとってはかなりのビッグイベントなの だ。
会場である市民セントラル中央センター(くどい)に早めに出かけたが、やっぱりこんな感じ←だった。念のため書いておくが、 我がタケノコ(三歳児)12組の列である。興奮しきった父兄達と、目を血走らせた祖父母達と、萌え萌えの従姉妹達がせっせと押しくらまんじゅうをしている。
ようやく入れた会場内も、やっぱりこんな感じ→だった。ウーム。だんだんと成長して、子供が金属バットなどを振り回すようになると、親達のお熱も急速に冷めてくるものだが、まだ世間ズレしてない幼児の頃はとてもカワイイ ものなのである。いよいよ開幕だ。代表して年長さんの屋久杉48組が出てきた。 父兄達はこの日のために購入した巨大な一眼レフをアタッシュケースから取り出すと、「ジャキッーン!ジャキッ!」と三脚を組み立て始めた 。鋼鉄ジーグとかコンバトラーVの超合金ロボみたい──って、これはFinePix F30購入記です。”F30”とは関係ないんじゃないかですって?そう、この文の目的は、この( 暗い照明と激しい動き)悪条件の中で”FinePix F30”がどれだけ活躍出来るかの科学的な検証なのである。
いつもの条件で無編集、サイズの変更のみ。
左は、モミモミの木63組。ようやく確保できた席から。普通に撮ればこうなっちゃうって例だ。
右は、いよいよタケノコ12組の・・・もう我慢ならん!!!
等倍切り出しAUTO ISO800 SS 1/93.70
AUTO ISO1600 SS 1/75.06
実は,席からステージまでの距離がかなりありましてな・・・。どの点(ピクセル)がクンクンかは、神のみぞ知る。これじゃ”FinePix F30”の誇る三倍ズームをもってしても焼け石に水というもの。そこでみけねこは、”F30”を握りしめ、階段をマシラのように駆け降りステージ 直下に這い蹲ると、三倍ズームでテントウムシ姿のクンクンを鋭く捉えた!もうこれっきゃない。
これが、EOS DIGITALあたりだと、一眼レフの重さに駆けることもままならず、その巨大な筐体を持っては狭い通路を抜けることなどとうてい出来なかったであろう(たぶん)。結局、コンデジの機動力の威力ということで。ISO1600と感度が高くなったのは周囲の悪条件からやむを得なかったが、等倍切り出しを見てのとおり、”F30”らしいノイズレスの写真 となった。
(でも、”FinePix F31fd”や””「FinePix F40fd」だったら、どうだったのかなぁ?」
そして事件は起こった。続きは・・・FinePix F31fd購入記にて
この後も・・・もちろん続きます。本文は,メインページ「パルパルのお気に入り」の不定期日記に連載したものを随時移しています。
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http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2006/03/16/3446.html
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http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2006/04/25/3671.html
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http://www.dcview.com.tw/article/newreadarticle.asp?id=4558(台湾語)
http://allabout.co.jp/computer/digitalcamera/closeup/CU20060509A/
http://arena.nikkeibp.co.jp/rev/20060606/117013/
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2006/06/09/3880.html