ホンダ ストリーム値引合戦!

不定期日記より。2002年5月6日(月)〜...

 

2002年5月6日(月) 車を買い換えなくちゃ。

 楽あれば苦あり。苦あればやっぱり苦あり──と言うわけで,楽しい楽しいGWもついに終わりを迎えた。

 昨日の夕方。トヨタのセールスマンの人がやってきた。そろそろ真面目に車の買い換えを考えなくちゃ。彼女の車は,10年車で14万キロを突破。エンジンの音もうるさいし,乗り出しはキュルキュルいうし,車内のどこかはカタカタ鳴ってるし,パワーも昔に比べると,びっくりするほどなくなっちゃったのだ。まるで軽のよう・・・ボクのカンでは,果たしてこの冬を乗り切ることができるかどうか と,不安に思っていたのである。
 そこで,トヨタのセールスマンが持ってきてくれたカタログをジックリと研究した。どうせ,我が家には車はメインカーの一台しかないし,また十年は乗るだろうから,買える範囲で思いっきりいい車にしよう。将来を考えて,7人乗り。長距離温泉旅行に行くことや雪道の可能性も考えて,出来れば1800ccの4WD。でも,駐車場や我が家の前の道の狭さを考えると,大きすぎてもいかーん。つまり,(トヨタの場合なら)スパシオなのだ。
 装備により,種類も,SだのGだのXだのVだのあって,しかもLimitedもあって,ウンウンうなっちゃったのだが,カタログとにらめっこした挙げ句,ここらへんかなぁと思ったのが,この表(トヨタのオンライン見積もりで作りました)である。 こんな車→こちら。クソたっけ〜!!!これ以外にも,販売店オプションで,ペイントシーラント53,000円。サイドバイザー22,000円も欲しいですし・・・フナフナフナ〜。

車種 カローラ スパシオ グレード 1.8V リミテッド 4WD
ボディーカラー シルバーメタリックグラファイト ミッション Super ECT
エンジン型式 1ZZ-FE 駆動方式 4WD
お見積結果
車両本体 応急用タイヤ・車載工具を含む金額です \1,759,000
メーカーオプション
DVDボイスナビゲーション付ワイドマルチAVステーション[6.5型ワイドディスプレイ+CD・MD一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ&4スピーカー]&ガラスアンテナ(TV) \280,000
バックガイドモニター(バックの時にこれを見るのだ。ちょっと贅沢?) \47,000
フロントフォグランプ(リアのフォグランプはいりませんよね?) \10,000
カラードリヤスポイラー(後ろの羽根。ホントは意味なし) \30,000
自動車税 5月登録の場合の金額です \32,900
 
自動車取得税 参考金額 \79,100
自動車重量税 参考金額 \56,700
自賠責保険料 37ヵ月 \38,450
販売店諸費用 登録・納車費用等を含みます
下取車がある場合、割賦ご利用の場合等は異なります
\52,820
消費税 5% \108,650
お支払い合計 \2,494,620


2002年5月11日(土) 展示場巡り

 お昼過ぎになって,車の展示場巡りをすることにした。
 まずは,トヨタへ。一家族が,熱心にスパシオを見ている。ボクタチも,まじって熱心に見ていると,「頃合い良し」というわけで,3人くらいの営業マンが店からワワワと出てきた。いつもの営業マン氏もいるいる。中に入ると, オネエサンがコーヒーを出してくれた。
 「どーですか〜」「1800ccで4WD。DVDナビもくっつけて,見積もってくださいナ。そうそう。あのボロ車を下取りに出すとして・・・」「ハイ。あのボロ車を下取りですね」──かくして,しばし待つ。ニコヤカな営業マン氏が持ってきた見積もりは,2,629,175円であった。「いかがでしょうか。うっしっし」「ええと,ザックリ言って,いくら値引いてくれます?」すると,営業マン氏は,ショックを受けた表情を浮かべた。「ウーン。トヨタは大変厳しくて,5万円しかダメなんですよ」「・・・・・・(無言)」「でも,思い切って,ピッタリなら如何です?」「・・・(ピッタリって,200万かな?まさかね)」「2,500,000円です。ヒヒヒ」そして,営業マン氏は,今にも朱肉を出すそぶりをした。しかし,ボクタチは,梅干しを食べたようにシブーイ顔をした。雑誌では,スパシオって,15万から20万くらいの値引きが期待出来るって書いてあったからだ。ナビをつけても13万弱じゃ,お話にならない。「別にボクタチ。急いでいませんし,いろいろ検討してますので,考えさせてください」と言って,とりあえず帰ることにした。すると,営業マン氏は,1.5Lの美味しい水ボトルと,カーネーションの花一輪をサービスでくれた。

 そして向かったのは,日産ブルーステージ。目的は,(クマリスのパパさんお勧めの)パパママリバティなのだ。展示車をいくらいじくっていても,誰もくる気配がなかったので,展示場の中にノコノコ入っていった。「お客様。なにかお手伝い出来ることはございませんか」さっそく,満面の笑みをたたえた営業マン氏がやってきた。「ちょっと,パンフでも見ようと思って」「どんな車がいいですか」「パパママリバティです」しかし,営業マン氏は,あんまりリバティが好きなようじゃなかった。しきりに他の車を勧めるのであった。オネーサンが(またまた)出してくれたコーヒーを飲みながら,結局,リバティのナビ付きのやつ(スパシオと比べるため)で,見積もってもらうことにした。最初は,4WDにしようと思ったが,かなり高くなっちゃいそうだし,営業マン氏が「はっきり言って,4WDは必要ありませんな。あれはバカが乗るものです」と断言するので,FFでやってもらうことにした。「そうそう。あのボロ車を下取りに出しますね」「あの赤いボロ車ですか?キーをお借りします」──「見積もりが出来ました。あのボロ車は,キズも少ないですし,なかなかいい車なのですか・・・14万キロも走ってらっしゃって,年式も古いですし・・・残念ながら,値は・・・」(ああ。やっぱし!)そして,見積書には,2,711,085円の数字があった。「どうでしょう?ムフフ」「ええと。いくらくらい値引いていただけます?」「ウーン。ウーン・・・10万で如何でしょう?ゲッヘッヘ」うぬぬっ。リバティは,値段も高いし,前回のモデルチェンジから時間もたっているので,スパシオよりかなり期待してもいいハズなのである。ケチ〜。「今日は,決められませんから,少し考えさせてください」「はい。がんばらせてもらいます。外に実車がありますから,ご説明しましょう」
 ずいぶん,大きいように感じたが,リバティは実にいい。三列目さえも快適な,座り心地のいいふかふかシート。美しいアナログメーター。前列から後列へのアクセスも良い。あの有名なリモコンスライドドアも実にイイ!バックドアも,ガラスのトコだけ開けられたり,遊び心がある。「試乗してもいいでしょうか?」「もちろんですとも!」さっそく,運転して路上へ。デッカイなぁ。でも,2Lエンジンは実に静か。ウットリ。途中で彼女と運転を交代して展示場へ戻って,日産を後にしたのであった。
 彼女は,相当リバティに惚れた様子。「どうせなら,リバティがいいわ」「スパシオみたいに,小物入れとか少ないよ。MDもついてないし」「リバティってステキ」(こりゃ,もう少し値引いてもらって,リバティに決定かな?)

 このままマツダに行こうと思ったボクだったが,ふと「ホンダも行ってみる?雑誌では,ストリームをベタ褒めだったし」「あれって,あんまし形が好きじゃないのよね〜」と話しつつ,ホンダへ。展示車を見ていると,またまた営業マン氏がやってきた。「オデッセイなどいかがですか?」「オットセイはでかすぎますから,ストリームですかねぇ」「ホウ。ストリームですか」と言うわけで,中を見たり,シートに触ったり。パネルが実にシンプルである。スパシオはもちろん,リバティよりも小物入れとかの充実度に欠けるようだ。でも,三列目も,(リバティほどじゃなくても)結構実用的だ。あんまり気に入らないまま,中へ。またまた,オネーサンがコーヒーを出してくれる。あまり期待しないまま,ナビ付きの(今度は)4WDで見積もってもらうことにした。「あのボロ車を下取りに出します。期待できませんけど」「あのボロボロ車ですね。車検証を拝見します」──そして,出てきた数字が2,832,995円だった。いつものように,「ザックリ,いくらになります?(十万も引くっていうんだろうなぁ。どうせ)」「2,500,000円でどうです」・・・ええっ!ボクタチはびっくりした。「うーん。急いでいませんし,そう急には」「ちょっと,待ってください」席を立った営業マン氏。しばらく戻ってこない。「33万もだよ」「本気だわ」ボクタチは,真面目にパンフレットを見つめた。一つ欠点がある。ナビにMDがついているのはいいのだが,ホンダ純正ナビは,古めかしいCDナビなのである。しかも,リアカメラがついてない。戻ってきた営業マンしは,しばし目を閉じて額に手を当てていた(役者やのう)。「2,480,000円でどうですか。一発で長々やるのは好きではありませんから」うわっ。35万も引いてきた。「CDナビなんですけど,こっちのオプションに書いてあるクラリオンのDVDナビにして,バックモニターもつけるコトってできます?」「出来ます。ちょっと待ってください」・・・またまたしばらく待たされた。店長と相談しているみたい。そして,再度持ってきた見積書は,2,904,995円。そして,また目を閉じて額に手を当てた(花の応援団の薬師寺先輩みたい)。「2,500,000円。これはもう,店長だけでなく,所長決裁の数字です」

 そして,ボクタチは帰った。なんとか決めてくれと懇願する営業マン氏を振り切って。お土産に,またまた1.5Lの深海水をもらっちゃった。ボクタチの気持ちは,嵐の中の小舟のようにグラグラと揺れていた。

  トヨ〜タ スパシオ Vリミテッド
(1800cc,4WD,燃費12.6L)
ニ〜サン リバティ Gナビパッケージ
(2000cc,FF,燃費13.0L)

ソ〜ンダ ストリームiL
(2000cc,4WD,燃費13.0L)

長4255×幅1695×1620,1300kg 長4575×幅1695×高1630,1500kg 長4340×幅1695×高1605,1470kg
本体 1,759,000 2,128,000 2,078,000
DVDボイスナビゲーション付ワイドマルチAVステーション[6.5型ワイドディスプレイ+CD・MD一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ&4スピーカー]&ガラスアンテナ(TV) 280,000 ○(ディスプレイは7型,MDはつかない) 298,000
リアカメラ 47,000
フロントフォグランプ 10,000 ×(3万もすんだもん)
リヤスポイラー 30,000 38,800
ペイントシーラント(ボディコート) 53,000 55,000 51,000
マット(フロアカーペット) 22,000 45,000 24,400
サイドバイザー (ドア雨避け) 22,000 30,800 19,200
ナンバーフレーム(前後) 3,000 4,000 ×
税金・諸費用 403,175 413,985 277,330
その他   28,000
パーキングサポートシステム
(停車時にミラー格納,バック時はミラー下へ。カーアラーム機能)
 
  5,800
撥水ウィンドウシステム
 
特記事項   リモコンスライドドア
30ヶ月メンテナンス無料
 
合計(消費税税込み) 2,629,175 2,711,085 2,904,005
 
値引き後額 2,500,000 2,611,085 2,500,000


2002年5月12日(日) ホンダが気になる...

 驚異のホンダの値引率。その秘密を探るため,彼女は単身,勇をふるってホンダクリオ店に出かけることにした(昨日行ったのはホンダプリモなのだ)。
 彼女がクリオの駐車場に入ろうとすると,なんと営業マン氏が駐車箇所に丁寧に誘導。そして,すぐに店の中へ...若い営業マン氏に,昨日のプリモと同じ装備で見積もりをお願いして,値引きを聞くと,「ホンダは5万とか10万なんです」との話。そして,彼女が,他のホンダで見積もってもらったことを話すと,マネージャー氏がやってきたそうだ。「なんとか,十五万くらいなら引けますヨ。他で見積もってもらった額はいくらぐらいでしたか?」「ええと。二百六十万くらいです(ホントは二百五十万)」
 その瞬間,営業マン氏とマネージャー氏は,固まったしまったそうである。

 たぶん,この様子では最終的に引いても20万がいいところ。やっぱり,あの40万の値引きは,破格みたいだ...

点 数 表

トヨ〜タ スパシオ Vリミテッド
(1800cc,4WD,燃費12.6L)
ニ〜サン リバティ Gナビパッケージ
(2000cc,FF,燃費13.0L)

ソ〜ンダ ストリームiL
(2000cc,4WD,燃費13.0L)

長4255×幅1695×1620,1300kg 長4575×幅1695×高1630,1500kg 長4340×幅1695×高1605,1470kg
大きさ(&小回り) 3(一番小さい) 1(長すぎるのだ)
形の美しさ 3(イオナ。わたしは美しい)
燃費 2(4WDなのでプラス) 2(FFなのでマイナス) 3(文句なし)
走り(想定) 2(4WDなのでプラス) 2(FFなのでマイナス) 3(エンジンはピカ一と思う)
1列目居住性
2列目居住性
3列目居住性
荷物積載能力 1(3列目倒しても一番狭い)
質感の良さ 2(高いが,汚れやすそうな内装)
メーター類 3(デジタルメーターに惚れた) 1(シンプルすぎ)
装備(小物) 3(小物入れとか,充実) 1(とにかく,シンプル)
ナビ類 2(MDなし) 3(クラリオンだから)
価格
特別追加点   +1(リモコンスライドドア) +2(値引率)
  +1(パーキングサポートシステム  

総得点

24 31 32


2002年5月13日(月) 静寂の日々

 今日は,昼間,ニ〜サンの営業マンがやってきたそうである(親父によると)。もちろんボクタチはいないので,そのままクルリと帰っちゃったみたい。それから,ソ〜ンダクリオ店から夜になってリンリンと電話があった。電話を受けると,「ソ〜ンダ(ワーイ。待ってました。やっと来た〜)・・・クリオ店です(な〜んだ。昨日,彼女が行ったあの値引きの悪いトコか)。その後,いかがでしょう?」「ウーン。今,検討中です」「そうですか。ではまた週末にでも」ということで終わってしまった。
 ああ。あの肝心のソ〜ンダプリモ店は,あれっきりである。やっぱり,ウッカリ値引きし過ぎちゃったので,もう知らないフリをすることにしたのかなぁ。 そりゃないぜ!ウオー。オニ!あ〜ん。イライラしちゃう。特別追加点の「営業マンの情熱」は,昨日の表から除いておくとしましょう。


2002年5月15日(水) つ・い・に!

 ついに,がまんならなくなったボクタチ。
 彼女が昼間,ソ〜ンダの営業マン氏に電話した。こういう風に...「この間の40万引いて,250万にするお話。車体の色を+3万円の『ホワイトパール』にしてくれて同じ金額だったら,即決します」・・・「今,出先ですので,会社に帰って検討します。夜8時頃お電話します」ホントは,最初の金額でOKしてもいいと考えたボクタチだったが,でも,このまま決めちゃうのは,なんだかソ〜ンダとも思っちゃったのである。一応言ってみようか・・・

 そして,8時になった。電話来ないかなァ〜。『ピンポ〜ン』「ソ〜ンダです」来た!直接来おった。
 「──で。どうでしょう?」
 「ホワイトパールにすると,所得税も変わってしまって,結局,4万円高になるんです。でも,私もいろいろ言うのはいやなタチですから。分かりました!」
 「おおっ!」
 そして,打ち合わせ。車は名義はボク。使用者は彼女とする。土曜日に印鑑証明(ボク)と住民票(彼女)と税金等諸費用24万を持っていく。オプションを少々追加でお願いするが,詳しくは土曜日(少し割り引いてくださいねと頼む)。今の車についているスターターを付け替えることが出来るか検討してもらう。希望ナンバー(結婚記念日)をお願いする(4,300円)。
 納車までに,今の車の名義であるお義父さんの印鑑証明と今年分の税金6,583円を持っていく。
 納車は・・・今月25日!大安吉日だ。

 かくして,44万円引きで,ボクタチは,ストリームオーナーになるんだ。


要諸元

iL
4WD
2.0L DOHC i-VTEC+PGM-FI
車名・型式 ホンダ・LA-RN4
トランスミッション 電子制御4速オートマチック(Sマチック)
寸法・重量・
乗車定員
全長(m) 4.550
全幅(m) 1.695
全高(m) 1.605
ホイールベース(m) 2.720
トレッド(m)前/後 1.470/1.470
最低地上高(m) 0.150
車両重量(kg) 1,470
乗車定員(名) 7
客室内寸法(m)長さ/幅/高さ 2.610/1.440/1.310(サンルーフ装着車は1.280)
エンジン エンジン型式 K20A
エンジン種類・シリンダー数及び配置 水冷直列4気筒横置
弁機構 DOHC チェーン駆動 吸気2 排気2
総排気量(cm3 1,998
内径×行程(mm) 86.0×86.0
圧縮比 9.8
燃料供給装置形式 電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
使用燃料種類 無鉛ガソリン
燃料タンク容量(L) 50
性能 最高出力(kW[PS]/rpm) 116[158]/6,500
最大トルク(N・m[kg・m]/rpm) 190[19.4]/4,000
燃料消費率(km/L)
10・15モード走行(国土交通省審査値)
13.0
主要燃費向上対策 リーンバーン(FFのみ)/可変バルブタイミング/
ロックアップ機構付トルコン
最小回転半径(m) 5.5
動力伝達・
走行装置
変速比 1速 2.684
2速 1.534
3速 1.081
4速 0.695
後退 2.000
減速比 前4.352 後2.533
ステアリング装置形式 ラック・ピニオン式(パワーステアリング仕様)
タイヤ(前・後) 195/65R15 91S
主ブレーキの
種類・形式
油圧式ベンチレーテッドディスク
油圧式ディスク
サスペンション
方式
マクファーソン式
ダブルウイッシュボーン式
スタビライザー形式 トーション・バー式(前/後)


2002年 5月18日(土) 無念の涙

 印鑑証明と住民票とオカネを持って,朝,10時にソ〜ンダへ。強い雨も小降りになっていた。
 そして,追加のオプションをお願いする。
1.トノカバー(普段は,三列目を収納して荷物置き場にする時,外から見えなくする魔法のカバー),18,000円。
2.ラゲッジマット(三列目を収納して,そこに敷く魔法の絨毯),12,000円。
3.マットガード(前後のタイヤの後ろにつける魔法の泥よけ),6000円×2。
3.バンパーコーナープロテクタ(前のバンパーを擦っても,ちょっとなら大丈夫な魔法のプロテクター)4,000円。
 ボクタチが悩んでいたのが,サイドプロテクター(18,000円)。駐車場なんかで,隣の車がドアをドカンを開けると,こっちの車の横っ腹に当たって,えくぼがよく出来ちゃうじゃないですか。ボクタチの車の横っ腹(についているサイドプロテクター)を見てみたら,そのえくぼが極めて多数存在する・・・。ボクタチは,いつも注意して開け閉めしてるけど,だいたい,他人の車にドカンとやっても,(傷つくのが,自分の車じゃないからだろうけど)全然気にしない人って結構いますよね。特に,ストリームは,サイドプロテクターはない上に,ツルンとしている。そこで,オプションの魔法のサイドプロテクターをつけようと思ったのだが,問題は,色が黒だってコト。ホワイトパールの車体に黒のプロテクターじゃ,どうかなぁ?やっぱり似合わないでしょうか。
 そこで,オプションを頼む時に,営業マン氏に,ズバリ聞いてみた。「つけない方がいいでしょう。強力接着剤でつけるのですが,外す時はメリメリ来ます」とのことだった。ウーム。そういうものか。結局,頼んだのは上の3つ。46,000円+工賃+消費税が,割引価格で43,050円となった。

 ちょっと,彼女を嘆かせたことがひとつ。ホワイトパール色に決める前,最初の見積もりでは内装をブルーにしたので,ボクタチは,すっかりブルーのつもりでいた。ホワイトパールを頼んだ時は,な〜んにもいわないちゃったのである。今日,カーペットの色を内装と同じブルーにしてくれと言ったら,もう,グレーで注文しちゃったらしい。そして,営業マン氏は,ホワイトパールはグレーかブラックしかないと言うのだが,ソ〜ンダを後にしてからカタログをよくみたら,ちゃんとブルーもあるじゃん。ウソツキ〜。まあ,そのつもりになって,確認しなかったボクタチが,悪かったんだけど。まあ,しょうがないですね。


2002年5月23日(木) 納車延期!

 お〜の〜れ〜 ギリギリギリ

 帰宅すると,いいニュースと悪いニュース・・・と,今日は,ジョークじゃなかったのでしたっけ。そう。悪い知らせだけが待っていた。
 「遅くなっちゃった。さ。ゴハンを食べに出かけよう」
 「それが大変なのよ」──彼女の話によると,お昼頃,ソ〜ンダから,彼女の職場に電話があったそうである。なんでも,ソ〜ンダは,最初,ボクのところにかけたら,会議中だったので,彼女の方に電話したらしいのだ。
 「モシモシ。お客様が大もうけするソ〜ンダです」「(んま〜。土曜日の納車の日に記念写真を撮るから,おめかしして来いというのかしら?)はいはーい」「ストリームですけど,納車が遅れます。28日頃になりますが,いいですか?ムッフッフ!」
 営業マン氏によると,事務員が希望ナンバーをうっかり申請するのを忘れて,ついでに,事務員が所有者と使用者の名前を間違えちゃったというのだ。営業マン氏は,そのケシカラン不注意な事務員に,よ〜く言って聞かせると ,しきりに言った。
 彼女は,プツンと怒った。あんなに楽しみにしていたのに。それに,28日の夜に納車してもらったって,次の朝から通勤につかう自信がないから,困っちゃうのである。だいたい,事務員,事務員と事務員のせいにするのも,どう にも,よろしくない。
 かくして,先ほど。ボクが帰宅してすぐ(8時半)の頃,ソ〜ンダの営業マン氏から電話がかかって来た。

 ボクは穏やかに電話に出た(しかし,ボクの心の中は,嵐に舞う木の葉のように揺れ動いていた)。「ムッハッハ。お客様が大もうけするソ〜ンダです。実は・・・」「ああ。話しは聞きました。 ・・・なんとかなりませんか?」「なんともならないんですよ〜 。グヒヒ」「ウーン。困りました。彼女が怒っちゃって。・・・オプション,いくらか負けません?(実は,オプションを,4万強くらいだが,追加しておいたのである)」「──分かりました。1万引きましょう。請求書は249万にします。ウェーン」
 かくして,納車は,5月31日(金)夜7時前となった(なんとしても,早く帰らなくちゃ!)。やれやれ・・・1万円はいいことですけど,残念だ。
 ふと思ったんですけど,向こうから,もっと申し訳なさそうに,「アシモ君人形をつけます」とか「ガソリンを半分・・・いや,マンタンにさせていただきます」とか言い出せば,それで手を打ったのになぁ。
 この1万は,高圧洗浄機を買う資金にすることにした。嗚呼。でもでも。ボクの生きる力は半減してしまったのであった。

 フナフナフナ〜


2002年5
月31日(金) 納車の日(前編)

16:20 みけねこ。一時間の有休を取り,大急ぎで帰る。せーせーすら〜
16:50 我が家に到着。何を思ったか,バイクのバロン号のタイヤの空気を入れる。
17:00 納車時に記念写真を撮ってくれるに違いないと思ったみけねこは,おめかし。一張羅を着る。
17:30 ハムスターのサンタのお世話(トイレ掃除)。
18:00 彼女が帰ってくる。セレスの写真を撮る。
     さようなら...今まで,いろんなところに行ったね。
     最後の荷物を片づける。ふと,メーターを見る。14万5千キロ。
     今までありがとう。いい仕事をしてくれたね...
18:20 よし。さ。行こうか。ソーンダに向かってレッツらゴー。
     最後は,ボクがセレスを運転することになった。
18:30 ソ〜ンダ着。やけに黒っぽい顔をした営業マン氏がやってきた。

 おっ!あれだ。あれあれ。ホワイトパール色のピカピカのストリームだ。あれが,ボクタチのストリームなんだ・・・
 営業マン氏曰く。「まだ,ナンバーつけてないんですよ。中で,ちょっと待ってくださいね。あっ。これですよ」指さした車は,さっきのホワイトパールの隣の隣のやつだった。さっきのやつは,別な納車の車なのでした。そういや,ついてるナンバーがどうも違うと思ったんだよなぁ。

 ソ〜ンダの店内に入ると,さっそく,インスタントコーヒーが出た。ズズ〜。
 そうだ。「前の車のエンジンスターターを取り外して,新しいのにくっつけて欲しいんですけど」しかし,結論は,これってトヨタ用なので,ソ〜ンダ用の部品に取り替えなくちゃならないらしい。結構,工賃も含めると,高くついちゃうらしく,「新しいのを買った方が,安いかもしれませんよ」とのこと。しょうがないや・・・あきらめるか。前の車についていたエンジンスターターは,ソ〜ンダに寄付することにした。 ソ〜ンダの営業マン氏は,(少しはスクラップの量が増えたと)ニンマリした。

 そして,オカネを支払う。約束通り,45万引きで,オプション込みで2,533,000円也。さらに,前の車の4・5月の税金6,583円。そこで,ソ〜ンダの営業マン氏が,ソンダCカードのお勧めだ。今回入会して,40万までこれで払うことが出来るが,そうすると,24,000円のキャッシュバックがあるんですって。初年度は年会費無料。ボクは,ムフフと笑った。24,000円稼ぐのは至難の技である。残業代も出ないし,定額の給料以上稼ぐには,真夜中にアルミ缶でも回収して売るしかないってもん ですよね?(・・・続く)


2002年6月1日(土) 
納車の日(後編)

 結局,現金で支払ったのは,1,833,000円+税金6,583円。40万は,新しいソンダCカードの方から引かれることとなった。

 そして,操作方法の説明だ。ちょっと前と違っていたところは,パーキングブレーキ。これ,足踏み式なんですよね。前はサイドブレーキだったのに。解除は,ハンドル右下の解除レバーを引く。これは,メーカーによって,いろいろであり,ヨコタ社は,もう一回足で踏んで解除。ニーサン社は,ハンドル左下の解除レバー。まったく,まぎわらしいのじゃ。
 しかし,室内が広いなぁ・・・
 次にソ〜ンダのギャザスのナビ(クラリオン製)の説明。「これはパソコン並に難しいので,細かいことは説明書を読んでくださいね」でも,オプションだと思っていたVICS(道路渋滞情報)がついていたのが嬉しかった。信号で停車中の間とかだけ,TVも見られるんだ。スゲー。バックの時は,バックカメラの画面になるし。技術の進歩ってすごいですね。

 最後に,ペイントシーラントの説明。なんだか難しいや。5年保証というのだけ耳に入った。とにかく,10日間は,いかにドロドロに汚れても洗車しちゃダメなんですって。そして,10日後に,研磨剤の混じったやつで,ゴシゴシ拭く・・・ってね。10日後って,ペイントシーラントが固まる時期で,刺さったゴミなどを綺麗にするってワケらしい。ふんふん?

20:15 ソ〜ンダを後にする。運転するのがキョワ〜イ!
20:30 なんとか,牛丼の「好き屋」に到着。今日はお祝いに,並セットを頼む。
21:00 我が家到着。胴体が,ヘビみたいに長〜くなっちゃったので,車庫入れに非常な苦労をす。 いつもは,一発で入るのに,4回も切り返す。

みよ。これが我がストリームの勇姿である。ワーイ。バチバチバチ〜
色は,ホワイトパール。ナンバーは,なぜか光の加減でよく見えないようだが,これぞ希望ナンバーの数字なのだ。
そう言えば,希望ナンバーの料金4,300円。払ってないような気がするんですけど・・・
うーん。まあいっか。気のせいってコトにしよ。

黒いバンパーコーナープロテクター(4,000円)がおヒゲのアクセントである。
 

これが,ストリームのオシリだ。ふるいつきたくなるようなオシリ・・・と,お考えになる男性諸君も多いかと思われる。(もちろん,みけねこは,そんなヘンタイでは ありません)
鳥居状態を解消するテールゲートスポイラー(36,000円)は,正解であった...

下の写真は,三列シート状態。三列シートを畳んで,ペッタリにした状態。そして,青いラゲッジマット(12,000円)とトノカバー(18,000円)をつけた状態である。これで,積載量はかなりのものとなるはずだ。

エンジンルームの中。なんて,コンパクトな!
夕べの納車の時,「ソ〜ンダ社ならではですぞ。ぬははっ!ヨコタ社の整備工は,手が入らないといやがるんですよ」と,営業マン氏に自慢されたんだ。

なるほど。確かに,ピッチリである。考えてみると,前の車のボンネットの中は,整備工と牛三頭くらいラクに入れる隙間があったっけ(ウソ)。

これ,計器類。やけにこじんまりとまとまっているのだ。メーター類は,昔っぽいかな?

どうしても,気になっちゃうのは,やっぱりナビ。生まれて初めてのナビなのだ。でも,操作方法が複雑。しかも,右に曲がれの,バアサンが歩いているから気をつけろだの,うっさいのだ。
音声でも操作出来るのだが,「メニュー」とか叫んでも,「ナニ言ってんだかよく分からねぇ。発音が悪いだ」と返されちゃうのだ。


2002年 6月2日(日) 
アクセサリー

 カー用品店の”音痴パックス”に出かけた。アクセサリー類を買おうってワケ。欲しいモノは...
1.小さな時計:ナビに小さく小さく時間が出るのだが,あまりの小ささにさっぱり分からないのだ。
2.芳香剤:彼女が,新車のニオイってクサイと言うものですから。
3.ナンバープレートカバー:特に前が,安っぽくて,締まらない感じなんですもの。
4.ドアプロテクター:狭い駐車場で,お隣の車を傷つけないマナーです。
5.ドリンクホルダー:運転席用しかついてないので,助手席用に。

 グルグル回って,結局,何も買わずに”ご覧ステージヤマチン”へ。ここで,ピングーの「1.小さな時計」(1,480円)と,差し込みタイプの「4.ドアプロテクター」(480円)を買う。お昼にラーメン屋さんに寄って,ナビで「カー用品店」を検索してみた。”メローイエローパット”があるってんで,ナビの言うままに車を走らせる。あった。こんなトコに!隣が,さっき行ったのとは別の”音痴バックス”じゃん。ここで,フロント用の「3.ナンバープレートカバー」(1,780円)を買った。回りが銀色にメッキされていて,透明プラスチックのカバーになってるやつ。これをつけとくと,カッコイイし,ナンバープレートの掃除がラクなんですよね。そこから,トコトコお隣の”音痴バックス”に歩いて,リアの「ナンバープレートカバー」(880円)を買った。回りの枠はないが,カバーになってるやつ。ついでに,エアコン口にくっつける今流行りの「2.芳香剤」(680円)と,折り畳み式「5.ドリンクホルダー」(980円)もゲット。

  写真は,左から,ピングー時計。隣はナビ用の音声入力マイクです。次は,芳香剤。その次がナンバープレートカバー。下のリア用は,わずかにスモークです。次がドアプロテクター。後のドア用も買わなくちゃ。最後にドリンクホルダー。ボタンを押すと,大きく広がります。
 これにて,完成だ・・・
 

2002年 6月3日(月) 新車安全祈願の巻 前編

 なんと月曜日から飲み会。やれやれ・・・
 と言うわけで,これは昨日のお話なのです(夕べのうちに書いておきました)。

鳥居の先はまるで人気がなかった 階段の上には大神宮が

 隣のオジサンに「やっといた方がいいぞう。5千円で出来るんだ」と勧められ,新車の安全祈願に神社に行ってみることになった。生まれて初めてだけど,よしっ!
 さっそく,ナビを○○神社に設定す。なんだか,ずいぶん遠回りをして行けって,言うなァ。途中までナビのいうとおりに走ったが,あまりの遠回りぶりにショートカットしたら,ナビのやつは,再計算。ホラ・・・到着予定時刻がぐんと早まったじゃないか。
 10時半頃神社に着いた。道路沿いの駐車場に車を停めて,5分くらい歩く。ここには,有名な虚空蔵尊があるのだが,隣のオジサンの教えてくれたのは,その奥にある大神宮ってトコ。白状すると,実はここ,奥になるなんて知らなかったのです。
 虚空蔵尊の賑わいを横目に,隣の道をトコトコ歩くと,大きな鳥居が。ヒトケがないなぁ。ここの階段を登る・・・あった。ここでしょう?ちょうど,神社の中で,5人くらい祈祷をやってもらってるみたい。たぶんお宮参りかなぁ。ボクタチは,隣の受付所に行ったが,誰もいない。たぶん,ここ。今,祈祷をやっている神主さんしかいないんだ。
 仕方ないので,参詣して,おみくじを引く。ボクは(またまた)大吉。彼女は吉だった。最近のボクは,おみくじ運はメチャメチャいいのだ。それが,実生活に反映されているかは,どうにも不明なのだが。
 そして,虚空蔵尊の方に降りる。ここでも,新車の安全祈願をやってるかな?・・・たぶん,やってるみたいだけど,20人くらいをまとめて,時間時間に護摩段にすわって,ホニョノホニョやってもらうみたい。次の時間は,12時半なのじゃ。大神宮だと,神主さんが車の前まで来て,ホウキみたいのでパサパサやってくれるし,そっちの方が良さそうなのだ。

 車を道沿いの駐車場から,大神宮前の砂利の駐車場へ移動。そして,また階段を登っていくと,ちょうど前の組の祈祷が終わったところだった。神主さんは,庭で休憩中。ボクは,緊張しながら声をかけた。「あの〜。新車の祈祷をお願いしたいんですけど」
 鼻の下にヒゲを生やした神主さんはジロリをボクを見た。(・・・すみません。続きます)
 

2002年 6月4日(火) 新車安全祈願の巻 後編

 ・・・ ジロリとボクを見た。「まいどおおきに〜。隣の虚空蔵尊はんに負けないよう,祈願料たんと勉強しまっせっ」──などと,軽々しいことを言うはずもなく,重々しい口調で「どうぞこちらへ」と受付所のところに案内してくれた。

ここで,申し込みをするんだ 道場みたいな待合所

 「ここに記入してください」「フリガナもお願いします」「車のナンバーを書いてください」ご祈祷受付所の中のテーブルで,ボクは神主さんの重々しい指示に従って,緊張しながら申込書を書く・・・問題は,初穂料だ。申込書には,「○万円・一万円・五千円」と書いてある・・・うううううーん。こういうのって,男一匹,ケチなことは出来ない。ボクは,一万円のところに(やむなく)○をつけようとした・・・が,手がすべってしまい,五千円のところに○をつけてしまった。その瞬間,神主さんのガッカリするため息が聞こえたような気がした。
 「それでは,準備をしますので,しばらくここでお待ちください」
 その部屋は,だだっ広い道場みたいなトコだ。ハジッコに,椅子が5脚くらいあるだけ。5分10分・・・すぐ来るかと思った神主さんは,なかなか姿を現さない。
 廊下の受付所から声がする。ややあって入ってきたのは,娘と白髪の老夫婦。しゃべっている内容によると,老夫婦は娘に車を買ってやり,ついでに厄年の祈願も合わせて頼んだみたい。すると,娘さんの年齢は,十九歳と判明した。グッフッフ!明快な自分の頭脳にホレボレしちゃう。

 それからまた,しばらく待たされた。もっと祈祷を頼む人がないか待っているのかなぁ。ボクが,やっぱり頼まなきゃよかったかなぁと後悔しだしたところ・・・ようやく,神主さんがやってきた。「それでは,こちらへどうぞ」待合所の奥の扉から渡り廊下になっていて,本殿に行ける仕組みとなっているようだ。
 廊下の所で,手を洗って,本殿で正座す。
 神主さんは,太鼓をドロドロドロ〜とたたき出した。緊張しちゃうなぁ。しかし,ボクの顔の回りをショウジョウバエみたいなのが,気に入ったらしくて,いつまでもブンブン飛び回っていたのには,まいってしまった。神主さんは,正面に向かって,祝詞をあげる。「・・・○○市○○○○番地の○○の○○○○は・・・」とか「・・・○○533の○の○○○○・・・」とか,ちゃんと住所氏名,そして車のナンバーまで読み上げてくれるのだ。厄年の女の子の分まで聞いて,得した気分。ついでに,ボクタチにもイイコトがいっぱいありますように。
 そして,ボクと女の子が玉串(ボクの方の葉っぱの方がでかかった。ムフフ)を奉納して,太鼓で終了。お札とお守りとステッカーのお守りと御神酒の入った袋を受け取って,「それでは,車のところでお待ちください」と神主さん。

 受付所を回って外にでる。まぶしいような日差しだ。そして,階段を下りて,車のところへ。待つほどもなく,神主さんも,後からやってきた。
 「車のドアを全部開けてください」
 神主さんは,前後左右と,ホウキみたいなのをパサパサやる。
 「終わりました。おめでとうございました」
 「ありがとうございました」
 そして,神主さんは,女の子の車の方へ...(女の子はボンネットまで開けてしまい,神主さんから,「それはいいです」と言われていた)

 そして,ボクタチは,ニコニコしながら,清められた聖なる新車に乗って,次なる目的地・ホームセンターに向かったのであった。
 なんだか,とてもいいことをしてもらったような気がした。

 

2002年11月9日(土) エンジンスターターを取り付けるの巻

 いよいよ寒さも増してきた今日この頃。
 ボクタチは,オートバックスに出かけた。パルパル号にエンジンスターターをくっつけようと思って。だって,そろそろ,車に霜が降りる時期なんですものね。
 きちんとアイドリングをすることは,エンジンだけではなく,実は環境にも優しいのである。エンジンが冷えた状態で走り出すと,触媒が働かず,有害排ガスが大量に発生するのだ。ただし,エンジンが暖まっている場合の無意味なアイドリングは,本当に無意味ですけど。

 ・・・しかし,いろんな機種があるものだ。5千円代の安い機種から,4万円近くもするセキュリティ機能付きのやつまである。ボクタチ,安いのがいいなぁ・・・と見ていたら,だんだん欲が出てきた。
 パルパル号には,純正のキーレスエントリー(リモコンでドアのロック・アンロックができる)がついているのだが,エンジンスターターでエンジンをかけると,キーレスエントリーが使えない状態となる。これ世界の常識。しかし,別売のアダプターをつけると,エンジンスターターのリモコンでドアのロックの開け閉めが出来るのだ。フンフン?それに,アンサーバック機能というのがあって,これで,車の状態(エンジンがかかっているか,ドアはロックされているか,室内温度は適正か)をリモコンで見ることが出来る機種もある。

 悩んだあげく,買ったのは,これ。上の二つの機能に追加するに,3,600m(3キロですぞ!)の電波到達距離を誇り,その上,エンジンを切っている間は,ピカピカ怪しく光りまくり,まるでセキュリティ機能があるようにドロボーに見せかけるのである。パルパル号を盗もうと忍び込んだドロボーも,これを見て腰を抜かして,四つん這いになって逃げていくに違いない。
 しかし,本体は24,800円だったが,ドアロックアダプター(4,980円),ハーネス(2,980円),さらに工賃が8,000円もかかっちゃって,税込み合計42,798円となってしまったのである。フナフナフナ〜。まあ,ボクタチは,パルパル号に10年は乗ることになるだろうから・・・
 でも,「取り付けに1時間以上はかかります」との言葉どおり,ホントに2時間もかかっちゃったのには,まいった。

 

2002年12月14日(土) スタッドレスタイヤ購入の巻

 先日の大雪で,ボクタチはこの冬のボーナスでスタッドレスを買うことに決めた。
 さて,何がいいかなぁ。やはり,性能で定評あるブリヂストンの「ブリザック MZ-02」か,はたまた,ミシュランの「マキシアイス」か,しかまたヨコハマの「ガーデックス K2 F700」も悪くないだろう・・・。どうせなら,アルミホイールも買っちゃおう!なにせ,ボクタチのパルパル号は,スチールホイールに,プラスチックキャップをかぶせたやつだからなぁ。スタッドレスタイヤとアルミホイールを買って,アルミの方は,今のノーマルタイヤにくっついているホイールと交換しちゃうのだ。で,アルミは,やっぱり,最高級のBBSがいいだろうか。それとも,イタリア製のおしゃれな「O.Z.」か。いやいや,国内メーカーで定評の「エンケイ」がいいだろうか・・・

 ボーナス商戦で,さぞ混んじゃうだろうと睨んだボクタチは,オートバックスに早めに出かけた。10時前に着いたというのに,もう十人くらい待っている。そして,ボクタチは,さっそくチラシで,「アルミ付き。3セット限り」と載っていたオートバックス謹製激安タイヤ「NorthTrek NS-03」の売り場にまっしぐらに向かった。そして,『195/65R15 91Q』のやつを探した。実は,これ,4本セットで,4万6千8百円なんです・・・
 そして,大混雑のレジで,お金を払う。ホイールの入れ替えもしてもらうので,工賃が1本700円×8本=5,600円もかかっちゃった。ウェーン。「時間はどのくらいかかります?」「1時間くらいかかるかもしれません」やれやれ・・・仕方ないので,店の中で缶コーヒーを飲んだり,何軒か先のイエローハットを覗きに行ったりして,時間をつぶした。1時間後・・・ようやく,パルパル号の順番が回ってきた。ところが,ノーマルタイヤとアルミホイールが合わないとのことで,別なホイールにしてもらい(聞いたことのなくて,カッコ悪い「Weltz」ってメーカーのやつ),さらに,ノーマルにつけてもらったアルミの方のナットも合わないということで,ナットも2,800円のを買わされた。ウェーン。
 ようやく,最終的に作業が終わったのは,それからさらに1時間後。
 かくして,ボクタチは,(アルミをくっつけた)ノーマルタイヤをパルパル号の後ろにつんで,トコトコ帰ったのであった。これで,雪が降っても安心なのだ。早く試してみたいのう。

 

2005年5月10日(火) オークションの巻

 軽い冗談のつもりで、液晶ポータブルDVDのオークションに金額を入れといたら、ゲー!落札しちゃった。
 http://www.rakuten.co.jp/matsusho/auction/640074.html
 この落札者4人の中の誰がみけねこであるかは、皆さんにはとうていお分かりになりますまいが...

 まあ、仕方ないですね。落札しちゃったものは。買うしかないのじゃ。
 使用予定としては、チャイルドシートに乗ったクンクンのために、液晶ポータブルDVDを前のシートに荒縄でくくりつけて、ドライブの退屈しのぎにDVD鑑賞(”おかあさんといっしょ”とか)をしてもらう予定なのだ。これさえ見ていれば、クンクンはゴキゲンのハズ。(結構、クンクンのためとなると惜しまなくなっちゃうなぁ)

 それにつけても・・・後二件、(さらに)軽いジョークのつもりで入札していた別な液晶ポータブルDVDが落札出来なくて、本当に良かった。

 

2005年5月15日(日) リアモニターの巻

 先日、オークションで落札したポータブルDVDプレーヤーが届いた。

製品仕様
製品名 7インチカラーモニターポータブルDVDプレーヤー ZTO-252
サイズ 256(W)×157(D)×40(H)mm
バッテリー装着時:198(D)mm
重 量 約930g
バッテリー装着時:約1.4kg
電源 100〜240V 50/60Hz
消費電力 9W
液晶サイズ 7インチ:154(W)×86(H)mm
テレビ方式 NTSC/PAL
再生可能
ディスク
DVD・VCD・CD/CD-R/RW/DVD-R/RW・PictureCD/MP3CD
セット内容 本体・リモコン・映像/同軸デジタルケーブル・音声ケーブル S映像ケーブル・電源ケーブル・シガーライターソケット電源ケーブル・ACアダプター・ニッケル水素バッテリーパック・イヤフォン・取扱説明書・保証書

 ”7インチカラーモニターポータブルDVDプレーヤー TOTE ZTO-252”

 中国製で、輸入販売はゾックスという会社(HPは更新が滞っており、ZTO-252の記載はない)。箱や意外にしっかりした説明書はもちろん、プレーヤー本体の印字や表示メニューまで日本語化されている。でも、そのメニューの日本語フォントが大きかったり小さかったり、日本語を知らない中国人が作った感じ。
 箱には、使用メディアにDVD-RWの記載はなかったが、説明書には書いてあって、実際ちゃんと使えた。ケーブル類もイヤというほどついている。日本のメーカーだと、ここらへんはコストダウンのために付けないことが最近多い。バッテリーは4時間持つし、ポータブルDVDプレーヤーの価格破壊機としては、なかなか真面目な作りだと思う。

 主目的としては、チャイルドシートに乗ったクンクンがドライブ中に楽しく”おかあさんといっしょ”を鑑賞出来ること。
 そのため、次の2点を買った(また買っちゃったヨン)。
・FMトランスミッター イヤホン端子につないで、車のFMに電波を飛ばすのだ。
・シートトレー これにプレーヤーをポイと乗っけるってワケ。

 さて、こんな感じ。ちょっと、シガーライターからの電源ケーブルが邪魔な気もしますけど。

真ん中の小さいのがトランスミッター

さて。見てみましょう。バブー

 

2005年6月15日(火) パルパル号DVD計画

 5月15日の日記で買ったポータブルDVDプレーヤー。車の中では、FMトランスミッターで音を飛ばしてみたのだが、これだとあんまり音質が良くないんですナ〜。

 パルパル号のナビのGathersのナビVXD-022Miiのマニュアルを久しぶりに見ていたら、助手席下のTVチューナー部分からVTR入力で出来そうじゃありませんか。ウーム。ムズムズ。
 そして、このTVチューナーは、アゼスト(クラリオン)のTTX7500zらしい。HPにあった取り扱い説明書を見る。繋げるにはVTR入力ケーブルCCA-389-500が必要ですな。先っぽは、赤白黄のピンジャックなのだが、これをポータブルDVDプレーヤーからのケーブルに繋げるための変換アダプタも必要である。で、SONYのPC-AP322をば買った。フナフナ。

TTX7500z

CCA-389-500(定価:3,570円)

PC-AP322(定価:1,260円)

 あー。出費じゃ。これで、ポータブルDVDプレーヤーからの画像・音声を前部モニタでも見られるようになった。DVDナビなので今まで出来なかった地図を見ながらCDをかけることだって、(たぶん)出来るハズ。
 なぜ、こんなことしたかって?それは...

 

2005年9月7日(水) 劣るとも勝らない...

 クンクンがいつも「ン〜」と言って見たがる激安中国製7インチ液晶のポータブルDVDプレーヤー。電源を入れると、乗り出すようにして画面に顔をくっつける。なぜテレビでなく、ちっこくて画質も音質もチープなポータブルで見たがるかは謎だ。

彼女:「ねぇねぇ。実家に行って、妹のポータブルのDVD借りたのよ」
ボク:「フーン」
彼女:「パナソニックのやつ」
ボク:「(ピクッ)」
彼女:「音もいいし画面も9インチもあって綺麗なの。液晶が回転しちゃって」
ボク:「ナッなんだって!」
彼女:「クンクンったら大喜びして手を伸ばしちゃって」
ボク:「ぬぬぬ!」

 パナのそれを調べると、どうしたって5万円はするシロモノである・・・負けぬ負けられぬ。我が家の名誉にかけ、もっといいのを買わねばなるまい。折しも、我が家の激安中国製7インチ液晶ポータブルDVDプレーヤーはちょうどぶっ壊れていたのであった。 
 ライオンは、ハムスターを倒すにも全力を尽くすと云う...かくして我が家の全財産を投入して購入したのがコレである(昨日届いた)。

 ジャカジャン!『MSO-D008』

 
 

 ブランドはパナソニックに劣るとも勝らないと言われるマサオコーポレーション(中国)。もちろん、画面サイズ・画質・音質・その他全てにおいて、劣るとも勝らない。
 あきばお〜で税込19,999円じゃった(さらに送料・代引料が各840円で総合計21,679円)。

 メーカー名その名の通り、まさに(まさおだった)劣るとも勝らない名機を見て、クンクンは鼻にシワをよせたのであった。


 そしてストリームのその後は・・・・・・・・・・・・・・・・・

ホンダ ストリーム 値引合戦! 2002年5月6日(月) 〜
TOYOTA VOXY(トヨタ ヴォクシー) XS 煌 購入記 2008年9月1日(月)〜
ワゴンR・スティングレー購入記 2009年1月4日(日)〜

 


 


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