不定期日記より。2005年10月30日(日) のお買い物...
ThinkPad X21(うっかり)購入記
2005年10月30日(日) やっちまったぜ! 深夜になって突然、おかしくなってしまったみけねこ(時々あるのだ)。気がついたら「ポチッ」。おいおい。注文しちまったよ・・・
Thinkpad X21(2662-64J) <カタログ><システムガイド>
買ったお店:電脳売王 http://www.dennobaio.com/発売日は、今を去ること2001年4月。かーっ。江戸時代じゃねーか。古っ!当時のお値段は、259,000円である。
Thinkpadのメーカー言えば、もちろん中国の聯想集団(Lenovo)なのだが、実はそれは今年の4月からのこと。Thinkpad X21が発売された頃は、日本IBMじゃった。今じゃ、古老しか知らない故事となってしまったがのぅ。お値段が24,800円というのは、中古にしても安いと思う。発売当初の10分の1以下ですし。でもな〜。PentiumIII-700MHzはいいとして。HDDが20GBも宜しいでしょう。メモリが128MBもまあ仕方ない。OSがWindows98SEだって 、こうなりゃ我慢しちゃう!
──しっかし、FDDもCDDもないってのは...困るなァ。
今から4代前のノートパソコン(職場)がThinkpadだった。当時のマシーンは、PentiumII-233MHz。弁当箱っぽいデザインは好きだったし、キータッチは今までのノートPCでベストだった。ちょうどあれを使っていた頃、このThinkpad X21が発売されたんだっけ。
さて。まだ数日は来ないでしょうし──まあ、スペックでも。
2005年11月2日(水) きちまった! 我が家に帰ると、こきたない中古の段ボール箱があった...もしかしてモヒカシテ嗚呼もしかして。
みけねこは、もどかしい思いで段ボール箱をブチ抜いた。やっぱり!その中には、多量のプチプチに覆われた憧れのドス黒い筐体のThinkpad X21があった。みけねこは、震える手を伸ばした・・・
(左図:大きさを比較するため、クンクン愛用のダイコンを置いてある)
キーボードライト
●ファーストインプレッション
・B5ファイルサイズ、1.6kgは、15インチ超液晶ノートPCを使い慣れたこの身にとって、想像以上に小さく軽い。なにより薄い。
・筐体の毛が生えているような手触りや、パームレスト部分のカーボン・ファイバーなど、質感が高い。
・画面は、(古いノートPCの割に)思ったより見やすい。しかも、驚くなかれ。液晶上にキーボードライトまでついている。 これがあれば、暗い夜道だって安心して歩けるのだ。
・PentiumIII-700MHzのパワーは、今でも十二分に早い。
・あのしっかりしたキータッチは、B5ノートでも健在であった。
・20GのHDD・”IBM-DJSA-220”だが評判どおりカリカリ音が五月蠅い。●セカンドインプレッション
・4年前の中古とは思えないほど綺麗。唯一の難点はアダプターのコンセント端子が少々曲がっていることくらい(しかし斜めにコンセントに刺せばOK)。
・CFカードスロット(めずらしい)があって、このダミーがない。穴ポッカリ。
・本体・アダプターしか、「本当に」ついていない。マニュアルどころか紙ペラ一枚さえなし。
・インストールOSは、懐かしのWindows98SE。懐かしい起動画面である。98なら、128MBのメモリでも充分であろうが。
・本来あるべきハードディスクリカバリー”Disk To Disk(DTD)”もなし。もし、システムが壊れたら、FDDもHDDもついてないこのマシン。どうしましょうか・・・まずは、メモリの増設だ。Thinkpad X21(2662-64J)は、標準で128MB(PC-100 SDRAM)を実装している。おお!すんばらすい──と言えたのは、5年くらい前まで。出来れば、256MBをぶち込んで(440ZXMチップセットの限界が最大320MBまで)やりたかったが、当時のマシーンは、128Mbitチップのモジュールでないと認識されない(例えば、256MBモジュールは片面8個(両面16個)チップ)。PC-133でも、上位互換で 基本的には使えるはずだが、現在、お買い得な特価で売られているものは、256Mbitチップなのである。ヒーン。
VN133-H256M(メンルコ)とかSDIM133-S256M( アイノーデータ)とかあるにはあるが、高いのなんのって。仕方ないので、押し入れをかき回し、彼女のノートPCの128MBのメモリをひっぺ剥がして、合計256MBとした。
メモリが256MBとなると、やりたくなること──やっぱ、Windows2000に(ちなみに「2662-65J」がW2Kモデルなのだ)したくなりません?<第一の試み>
・LAN(W2K用ドライバはThinkpad X21に既に入っていたものを使用)で母艦と繋いで、母艦のCDドライブからPartitionMagicをCドライブに。
・PartitionMagicを使って、20GのCドライブから、2Gを切り取ってDドライブとする。
・母艦のCDドライブからWindows2000のCDをDドライブにコピー。
・WindowsSE上から、CドライブにWindows2000をインストールするため、D:\setup。しかし、ここで問題が。この方法では上書きアップグレードかWindowsSEと2000のデュアルブートしか出来ないのに気がついた。CドライブをフォーマットしないとWindows2000のクリーンインストールが出来ないのである。クリーンインストールの条件は、FDによるDOS起動かCD起動が条件なのだが、どちらもないときたもんだ。
ウルトラベースX2
こうなると、外付けFDやCDがIDE接続されるウルトラベースX2が欲しくなるが、これは中古でも9,800円はしようっていう超高額商品。とても手が出せん。かといって、ブート可能なUSBのFDやCDドライブ(格安の)を見つけるのも難しい。・・・特に「格安」ってトコが。
とりあえず、デュアルブートにしてみたものの、これじゃみけねこの美学に反する。どうしましょうか・・・
しばらく熟考したみけねこは、こうしてみることにした。こうなりゃやけのやんぱちだ。
<第二の試み>
・PartitionMagicを使って、Cドライブを10G、Dドライブを10Gに切り直す。
・Dドライブに、Windows2000をインストール。
・DドライブのWindows2000からCドライブをフォーマット。
・CドライブにWindows2000をインストール。
・DドライブのWindows2000を削除。
・PartitionMagicを使って、Cドライブを18G、Dドライブ(データ用)を2Gに切り直す。かー。やっとクリーンインストールが出来た。強引でしたけど。しかしこの方法、PartitionMagicがなかったら出来なかった。本当はもっといい方法があったのだろうが。
2005年11月5日(土) 夢のThinkPadオーナーに! 後は非常に簡単だ...
1.IBMのサイトからソフトウェア導入支援をダウンロードしてインストール。
2.ソフトウェア導入支援を起動して、新規・更新ソフトウェアを一括自動インストール(こりゃ便利)。
3.なぜか、サウンドドライバはインストール出来なかったので、IBMのダウンロードサイトより個別にインストール。
4.OSアップデートやIEアップデート。お気に入りのソフトを一通りインストール。さらに、(曲がっていた)電源ケーブルを手持ちのと交換して気分が良くなり、今まで使い道がなくて困っていた128MのCFカードをスロットの穴につっこんだ。FDもついていないThinkpad X21だが、データのやりとりにこれって便利かも。
かくして、みけねこは晴れてThinkPadユーザとなったのである。
ThinkPadを小脇に挟んで、銀座を闊歩するみけねこ。
「みてみてあの人。ThinkPadを持ってるわよ」
「キャーステキ。PentiumIII-700MHzのX21だわ。あれ」
「メモリは128Mbitチップのモジュールなのよね。あの方、青年実業家かしら?世界を股にかける商社マンかしら?」
「ウフーン」
「○▼×□」
・・・となるに違いない。
名 称 作 者
(ホームページ)備 考 ThinkPad X21(2662-64J) - 製品仕様 Lenovo 周辺機器 ThinkPad Xシリーズ 対応表 Lenovo ThinkPad X21 2662-64J サポートぺージ Lenovo 各種ダウンロード等 ソフトウェア導入支援 Lenovo 新規・更新ソフトウェアを一括自動インストール。 IBM ThinkPad Love 中部ノートセンター ThinkPad系専門ショップ (続く...)
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