不定期日記より。2005年4月9日(土) 〜10日(日)にお出かけしたこと...

 

2005年4月9日(土) 阿漕ヶ浦公園の巻

●阿漕ケ浦公園 茨城県那珂郡東海村村松 桜:4月中旬・200本(染井吉野) 駐車場:約200台
JR常磐線東海駅から茨城交通バス原研・晴嵐荘行きで虚空蔵尊入口下車すぐ。
 

 十数年ぶりにおまわりさんに捕まってしまった。なんとシートベルトである。走り出してすぐだったのだが...それにしても、いつもは必ずシートベルトを締めるみけねこだったのだが、どうして今日に限ってしなかったのかなぁ?そんな時に限って検問しているのも、マーフィの法則である。ゴールドカードが曇ってしまったが、まあ、減点だけだったのがせめてもの幸いだった。反則金3千円と減点1点だったら、ためらいなく減点の方を選ぶ。

 気を取り直して、あこぎな人が住むと言われる阿漕ヶ浦公園へ。ここは、桜の名所として、阿漕地域の人には非常に有名な場所である。ニュースでは、東京の桜が満開で困っちゃうとか騒いでいたし、さぞや美しい桜が堪能出来るであろう・・・
 ところが、ここ阿漕の桜は、いいとこ0.5分咲き。なんてこった!厄日じゃ。桜は咲いていなかったが、代わりにテキ屋はズラリと並んでいた。あこぎな値段のリンゴ飴を買う客もいませんでしたがね。
 仕方がないので、コブシと白い花の写真を撮って帰ったのであった。
 明日、リターンマッチとしましょうか。

 

2005年4月10日(日)  六地蔵寺の巻

●六地蔵寺 茨城県水戸市六反田町 桜:4月中旬・25本(枝垂桜) 駐車場:約30台
JR常磐線水戸駅から
茨城交通バス大洗・那珂湊行きで六地蔵入口下車徒歩5分。

 

 なんとしても花見に行かなければ...そんな強迫観念に駆られたみけねこが次に向かったのは、六地蔵寺。
 ここ六地蔵寺は、茨城百景のひとつ。真言宗の古刹として平安時代(大同2年)に創建された。水戸徳川家の位牌を預かる由緒正しき寺でもあり、特にここの樹齢160年の枝垂れ桜は、六地蔵寺の近隣の人には有名であり、かの水戸黄門も「水戸は水戸でも水戸証券」と叫んで絶賛したと云う。
 それにしても、樹齢160年と水戸光圀は年代がどうしたって合わないのが不思議だ。

 天気は曇天。やや肌寒い朝であったが...国道51号から案内に従って狭い田舎道に入っていく。ゲー!狭い。なんか渋滞してますし。狭いクネクネした道をなんとか入り口までたどり着いたものの、そこで二進も三進も行かなくなってしまった。左の六地蔵寺の駐車場は満杯で出ようとする車があがいているし。まっすぐの道には、ラドン温泉マイクロバスが頭をつっこんで往生している(渋滞の第一の原因はこれと思われる)し、左の道は路駐している車と駐車場へ入ろうとする車でごった返している。
 何回も切り返してUターン。やっとの思いで、この渋滞地獄から抜け出し、ちょっと遠くに車を駐めて、そこから歩いていくことにした。

 境内には、樹齢1100年の大杉や800年の大銀杏があるが、こんなモンは誰も見向きもしない。
 桜にたかる毛虫のように、みんな、枝垂れ桜に集まって、写真をバシャバシャ撮っている。今ではみんなデジカメだ。CASIOのQV10やEPSONのCP-100、OLIMPUSのC-400Lなど錚々たるシロモノである。

 さて。みけねこも、ささやかながらF10にて...それにしても、曇天がうらめしい。これが昨日だったらなあ。白い曇空をバックに白く咲き誇る桜って、まるっきり映えないんですよね。
 明日から三連ちゃんで雨の予報。せっかく開いた桜もすっかり散ってしまうのだろうか?

 


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