ペルソナのページ
日立H/PC（ハンドヘルドPC）PERSONA　HPW-230JC

2003年3月29日（土）　ペルソナ！（PERSONA　HPW-230JC）　購入編

　ここ数日。突然欲しくなっちゃったもの。それはPDA（Personal Digital Assistant）。つまり携帯端末。
　前，特急の電車の中で，隣に座ったサラリーマンがバックからこれを出して，やっているのを見て，カッコイイなぁと思っていたのだ。で，前々からド〜ハオフに，これが並んでいるのが気になっていたワケ。 この〜機なんの機　気になる機〜♪
　ド〜ハオフには，ペルソナこと，このHPW-230JC（定価138,000円）が1万円。HPW-50PAD（オープン価格）が１万5千円で売られていた。
　しかし，二日くらい前から欲しい病は，突然重体となってしまったのである。この病を治すには，買っちゃうほかあるまい．．．

　ネットで調べてみると，HPW-230JCは，1998年11月発売。技術の日立の初めてのPDAであるHPW-200JCの後継機種にあたり，前機種の不都合を改良し，RAMを倍の32ＭつんだWindowsCEマシンなのである。ちなみに，もうひとつあったHPW-50PADは，そのちょうど1年後に発売された機種なのだが，確かに性能の向上はあっても，問題は色がオレンジだってコト。みけねこには無骨なマシンがよく似合う．．．
　現在，PDAの人気は，NTTドコモの”シグマリオンII”あたりが識者の人気を集めているようであるが，これはちょっと小さいのが難点であり，ブラインドタッチは不可能。このマシンはPDAにはだいぶ大きめなのだが，16.5mmキーピッチ、2.5mmキーストロークならば，電車とか会議とかで，ブラインドタッチで入力が十分可能だ。
　ネットでも，値段を収集してみたが，前機種のHPW-200JCの中古リサイクル品が9,800円であっただけ。人気機種ではなかったこともあるが，HPW-230JCが１万円というのは，悪くないゾ．．．

　そんなワケで，ド〜ハオフへ。
　ド〜ハオフでは，いつもの音楽が流れていた。「お買いくだ〜さいっ。ド〜ハオフ　ド〜ハオフ♪」　あるあるっ。売れずに残っておるわい。
　「店員さーん。これくださーい。この１万のやつ」
　「はいはいー（ゴミがまた売れたっと）。電源は一応入りましたが，充電池は消耗品ですので補償は出来ませんな。ゲハハ」
　「（そこが一番心配なんですけど，しょーがないや）はいー。いいです〜。早くつつんでチョ」

　そして，我が家で袋に入った付属品（箱はなかったのだ）を調べると・・・嬉しい喜びが。充電池が４本も入っていたのである。確かに１本は付属しているはずだが，残りの３本は，前オーナーが別売オプションで買ったものなのだ（しかし，どんな使い方をしていたのでしょうね〜）。
　充電池の定価は１本8,000円。ワーイ。もーけたー。

2003年3月30日（日）　ペルソナ！（PERSONA　HPW-230JC）　セットアップ編

　さて，いよいよ電源ポチっ。早っ。さすがにシステム （Windows CE）がROMに焼き込まれてますものね。
　初めて見るWindows CEのセットアップ画面。しかし，これは普通のWindowsのセットアップに慣れた人にはチョロイもの。画面は，STN液晶の割にびっくりするほど見やすい。面白いのは，マウスの代わりに本体に付属されているタッチペンを使えるってこと。これ，便利ですね。
　次なるは，母艦となるパソコンとの接続である。これが出来ないと，PDA単体のみではなんの意味ないですものね。まずは，パソコンと付属のシリアルケーブルで繋ぐ。そして，付属のWindows CEのCD-ROMをパソコンに入れて，Windows CEサービスのインストール。これで，パソコン側から自由にファイルの転送が出来るようになる──ハズだった。ところが，インストール画面で，「○○がない」「××を削除」とか，とんでもないことになってきた。ウーム。このHPW-230JCが発売された頃って，Windows95が出て98がやっとこ普及しはじめた頃なのである。みけねこのパソコン『ゴ〜ジャス号』は，Windows2000マシンですからなァ。

　そんなわけで調べたところ，Windows CEサービスなんて使いづらいシロモノは，とっくの大昔に廃れちゃって，ActiveSyncなるソフトにとって代わられたことが ようやく判明。これをインストールすることにより，パソコンを母艦とすることが可能となった。シリアル転送はずいぶん遅いですけれども。さらに，ペルソナの公式ホームページに，アップデートモジュール６があったので，これをパソコンからダウンロードし，ペルソナへシコシコ送る。まっ，やっておくに越したことはないでしょう。

　さて。本来の使い方は，携帯と繋いでネットなどをモバイルでやるワケだが．．．携帯の電話料金がモッタイナイですし。さて，何に使いましょうか？

　しかし，今さら気がついたのですが，これ。ボーナスCD-ROMがついているハズなのに，ないんです〜。日立不思議発見！・・・中古だし，しょうがないか。どうせ，役にたたない楽しいゲームとかしか入っていませんし・・・エーン。ソンしたー。

2003年4月1日（月）　ペルソナ！（PERSONA　HPW-230JC）　活用編

　Windows CEマシンは，ＨＤなんて無駄なものは存在しない。ＲＯＭに焼き込まれたいくつかの基本ソフト以外（ゲームとか）については，母艦であるパソコンから，ペルソナのメモリにソフト（WindowsCE対応）を転送して使う方式なのだ．．．しかし，そのＲＡＭの容量は３２Ｍであり，かつ，ユーザーエリアは たったの１６Ｍときている。

　やっぱり，PCMCIAカードか，コンパクトフラッシュカードで，メモリの増設したいところだ。最初は，デジカメ用のスマートメディアが余っている（１６Ｍ，３２Ｍ）ので，アダプタ型のPCMCIAカードを買って使おうかと思ったのだが，結構，これ高いんですね〜。あと千円ばかり足すと，１２８Ｍのコンパクトフラッシュカードが買えちゃうのです。うぬぬっ。買ったー！買っちゃえ！ （６千円弱。本体の値段を考えるとつらいなァ）。さらに，１００円ショップで真っ赤なペルソナ専用持ち運びバック？を見つけた。実はちょっと大きいですけどね （ホントはＢ５ノート用）。

　右の写真は，煙草と大きさを比べたものです。思ったより大きいでしょう？下の赤いのは，持ち運び用バック。ポイントは，右下部分。３本もバッテリーが余分についていることです。

　さて。WindowsCEについて，調べてみたこと。これがムカムカするほど理解しがたい。
　OS的には，WindowsCE1.0→WindowsCE2.0→WindowsCE3.0→WindowsCE.NET と進化してきた。うん。ここまでは分かる。しかし，このOSを利用した製品群としては，「H/PC」「H/PC2000」「Pocket PC」「Pocket PC 2002」「Auto PC」「Palm-size PC」・・・しかも，CPUの違い（SH3，SH4，MIPSなど。HPW-230JCは，SH3）も考慮に入れなくちゃならん。CPUによっても使えるソフトは違うので ，『WindowsCE2.0用で，SH3用』という風にソフトを探すワケ。すごいでしょ？DOS時代を思い出すなぁ．．．そこで，最新のデータではないけど，すんごい大作であるこのページの表 を紹介しときますね。
　 問題は，ペルソナのOSバージョンは，古いWindowsCE2.0であり，それでなくてもソフトが少ないCEソフト群の中でも（古いだけに）ソフトがあんまりないってコトなのである。さんざん探し回ったあげく，フリーのエディタ（ポケットワードより軽快なので）をやっとこメッケて，母艦のゴ〜ジャス号からインストールした。まあ，とりあえずっと。

　とにかく，ペルソナの良さは優れたキーボードにある。現在の「主流PDA」以上「ノートパソコン」以下の大きさ。ブラインドタッチだって可能なのさ。
　最後にっと。このニューマシンの名前は──まっさきに思いついたヘナへナ号・・・じゃかわいそうだし。ペル吉にでもしますか。

2003年4月20日（日）　ペルソナ！（PERSONA　HPW-230JC）　ペルソナの惨劇編

　さて。ペルソナを買ったものの，使う機会は案の定メッタになく，一回だけ，３行ほど日記を書いてみたくらいであった。

　マニュアルには，こう書いてある──メインバッテリーの駆動時間は約８時間。メインバッテリーがカラッポになってしまったら，バックアップバッテリーによるデータ保持期間は約２日間──そう。ペルソナの唯一ともいえる欠陥は，バックアップバッテリーまでカラッポになった場合，全てのデータが煙のように消え失せてしまうのである。そうなったら，ＲＯＭに焼き込まれているシステムの再セットアップから始める以外にはない。
　なぜ，このような恐ろしい欠点があるのかは不明だ。ただ，噂によると，日立の技術陣が「パーフェクトだ！しかし，我々はとんでもないものを発明してしまったのではないか？あまりに完璧なマシン過ぎる。これを市場に出せば マルチメディアのＮ○Ｃなどはアッサリ倒産してしまって，社員達は路頭に迷うに違いない。よし・・・ひとつだけ致命的な欠陥を残しておくとしよう」としたという説がある。

　もちろん，このことを熟知していたみけねこは，コンパクトフラッシュカード（１２８Ｍ）をぶち込んで，データーが消え失せても，ＣＦカードからバックアップデータを書き戻せるようにはしておいたのだが．．．海の泡のように消えてしまったデータをＣＦカードから書き戻そうと試みた ところ，なぜしか失敗。どーして？パーフェクトで神をも畏れぬマシンのペルソナなのに〜フナフナフナ〜。
　かくて，またまた各ソフトを再インストール。ソフトの多くは母艦のパソコンからインストールすることになるのだが，またまたシリアル接続の遅いこと遅いこと。フハー。

　しかし，ペル吉のそこが可愛いんだよなぁ。

●ペルソナオンラインソフト集

　もうあまり作られなくなったWindowsCE用ソフト。 基本的に，WindowsCE2.0用。SH3用が中心となっています。いつの間にか消えてしまったソフトも多いです。 一部オンラインじゃないのもありますが．．．まだこの表は未完で，少しずつ充実していくつもりですが，CEソフトは早めにゲットしてお いた方がいいかもしれません。

★リンク集

　まだまだ作成途中です。もし，「リンクさせてやってもいいよ」というペルソナの方のページがありましたら，是非よろしくお願いいたします。

といいつつ，こういうことになったのでした。→sigmarionIII（シグマリオンＩＩＩ）非公式ページへ

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