不定期日記より。2004年4月29日(木)にお出かけしたこと...

 

2004年4月29日(木) 国営ひたち海浜公園 上

MAP
入場料等 金額
入園料 大人(15歳以上) 400
小人 80
駐車料 普通車 510

 今日はみどりの日。ご存じのように,ケロンパこと,うつみ宮土里の誕生を記念して制定された日だ。
 そして,それより重要なことに,みどりの日は,『国営ひたち海浜公園』の入園無料の日──というわけで,クンクンを連れて出かけることにした。いや。決して入園料がタダだからというさもしい理由からではない。天気が良かったからである。それほど我が家は貧乏ではないことを,ここで特記しておきたいと思う。

 人出を予想していたボクタチは,10時10分には,近くのホームセンター『ジョイフルヤマハ』へ。ここに車を置いて,15分ほどトコトコ歩けば,駐車料金がタダになるのだ!いや・・・もちろん,駐車料金をケチケチと節約しようと思ったわけではないことを,再度明記しておきたいと思う。運動のために,少し遠くに車を置いただけなのだ。
 『ジョイフルヤマハ』に車を駐め,クンクンをアップリカの最新鋭ベビーカー”ハヤブサ号”に乗せ,海浜公園へ。今日は,タダだけにやはり同じことを考えた人々が多い。歩道はベビーカーをゴロゴロ押すファミリーでいっぱいである。

西口ゲート前にて記念撮影

ゲートをくぐったところで記念撮影

 ここ,国営ひたち海浜公園は──って,2002年4月29日にも同じようなことを書いてアップしちゃっているではありませんか。
 (すっかり忘れておった)

 書くこともまるっきり進化してませんし,西口ゲートの手前の大駐車場にバスがわんさか来てるのも同じですし。やや違いといえば,今度はクンクンがいっしょにいるくらいかなぁ。こりゃあんまり書くことないですぞ。

 ──いつもの西口ゲートへ。みけねこは子連れ狼・拝一刀のようにベビーカー(乳母車)をゴロゴロ押して,すばやく園内に入った。ここは,『西口エリア』。冥府魔道をいく者は,そんなにノロノロしてられないのだ。

 そこで,まずは記念撮影。後ろにいるウサギは,海くんと花ちゃん。さすがに国営だけあって,頗る無難なキャラクターである。

2004年4月30日(金) 国営ひたち海浜公園 中

 ゲートを出て,右の方へ行くと,そこは”チューリップガーデン”(←写真左)。

ルルルンルンルン

 ”まつかぜ橋”を渡って,『草原エリア』へ。菜の花が黄金に輝いている。これがお金だったらなぁ・・・(写真右→) 広々とした大草原には,凧がいっぱい。参加料100円で,大草原凧作り教室ってのをやっていた。昔,流行ったよなァ。みけねこの頃は...

←確か,こんなのでしたけどね。

 そこから,”ぴょんぴょん橋”をピョンピョン渡って,『プレジャーガーデンエリア』へ。
 ここが,海浜公園一番の混雑処なのである。ひたちなか市一と云われる(そりゃ他にないですしね)大観覧車や,ジェットで走るジェットコースター,とってもひゃっこいアイスワールドなどが,たったの500円とか600円とか(一カ所につき)払えば,楽しみ放題なのである。

 子供達が黄色い声を張り上げる。「パパー。写真撮ってー」「パパー。ビデオ撮ってー」「パパー。万札とってー」・・・パパは大変なのだ。クンクンがまだ赤ちゃんで良かった。まあ,ここらへんからクンクンがぐずりだしたので,ダッコして歩くのは,みけねこにとってはつらいことでありましたが。

2004年5月1日(日) 国営ひたち海浜公園 下

 ずっしりとカナズチのように重いクンクンをかかえて歩いていたみけねこであったが,そろそろ11時半。お腹が空いちゃった(足と手も棒のようですし)。園内の食料をいろいろ探してみたが,どれもこれもお高い。ここ海浜公園は,日本経済より一足先にデフレを克服したようである。
 『草原エリア』に戻り始めたボクタチであったが,ここで重大なことに気がついた。

 「みんな風船持ってるね」
 「どっかでタダで配っているに違いないよ」
 「あのおばあちゃんなんか,二つも持ってるわよ(子供なんかいないのに)」
 「おそらく,『アタシとジーサマの二人分くれ』と言ったんだろう。なんてガメツイんだろう」

 ボクタチは,フーセンを持っている人が多くやってくる方向に向かって,Jターンす。
 ──そのテント(ナントカ緑化協会とか書いてあった)には,ウンコに群がるウジのようにフーセンを欲しがる人が集まっており,係の人がせっせとガスでフーセンを膨らませていた。ボクタチもさっそく並んで,フーセンをクンクンのために「クレークレー」と一個もらった。赤ちゃんがいるといいですなァ。いろいろもらえちゃってさ。
 ベビーカーにフーセンをくっつけて颯爽と歩く。ヒトヒトピッチャンヒトピッチャン!向こうから来たカップルは,ハヤブサ号を見て,「フーセンをもらいに行こうぜ。ゲヘヘ」とコジキのようなコトを言っていたが,実はクンクンがもらったフーセンで品切れだったのである。
 今度は,”そよかぜ橋”を渡って,『西口エリア』へ戻る。

 「ニーンニーン」
 西口ゲート近くで,ついにクンクンは空腹に耐えきれなくなってしまった。よし。ミルクの時間だ...

 最後の最後に,”みはらしの丘”へ。

ネモフィラのアップ

クンクンはとっくに寝てた

 ネモフィラに覆われ,”みはらしの丘”は,真っ青に染まっていた。ミルクを呑んだクンクンは寝ちゃったし,ベビーカーの小さなタイヤでは丘の上には上がれない。
 来年,また再訪して見せてあげよう──。それでは,また来年まで。ボクタチは,みはらしの丘のネモフィラに,海浜公園に別れを告げた。

 せっかくもらったクンクンのフーセンだが,夕方には浮かなくなってしまった。お〜の〜れ〜

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国営ひたち海浜公園
  その3 2005年3月26日(土)の記録へ
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