益子観光いちご団地

不定期日記より。2003年2月9日(日)にお出かけしたこと...

 

2月9日(日) 益子観光いちご団地

期 間 個 人 団 体
12 月 1,500円 1,200円
1月〜2月 1,100円 1,000円
3 月 1,000円   900円
4 月   900円   800円
5 月   800円   700円

 毎年恒例。いちご狩りに出かけた。
 それは,とあるニュースを彼女が発見したことによる。
 『共同通信社発によると,栃木県益子市にあるJAはが野では,いちご団地の全栽培品種をを今シーズンより”とちおとめ”に変更したと報じられた』
 実は,このいちご団地には毎年行ってるんですけど,そう。ボクタチが,一昨年行ったら「女峰」。去年行ったも「女峰」だった。それがついに,「とちおとめ」となったのである。こりゃ,行かなくちゃ・・・ご存じのように,「女峰」は小粒で固くてスッパイ。喜んで「女峰」を食べるのはアリンコくらい。ところが,「とちおとめ」は大粒でやわらかくて甘いときている。スーパーに並んでいるいちごのパックのお値段でも,「女峰」は1パック15元くらいで売られているが,「とちおとめ」だと398円は下らないのである。

 我が家から車で1時間少々。もちろん,ボクタチは朝ご飯も抜いて出発した。

63番いちごハウスだ

食べるぞ〜

ワサワサ成ってる

でかいっす

 10時過ぎに,「益子観光いちご団地」到着。早めに来たつもりだったが,すでにお客でいっぱいである。さっそく,受付じゃ。今年は,受付所がやけにこじんまりとなっている。一人当たり1,100円(税別)。ちょっと高いけど,もちろんいっぱい食べて,元は取るつもりだ。
 ボクタチのハウスは,63番ハウス。ここは,12軒のいちご農家が集まってやっているのだが,順々にお客にハウスを開放していくってシステム。63番は,かなりハジッコであった。

 よしっ。ここだ!先に来ていたのは,5人家族だけ。しかし,食い尽くされた跡がある。どうも,前の班の連中は,イチゴの実どころか,ツルとか茎までかじっていった様子だ。しかし,ご安心あれっ。新しいいちごはドンドン出てくるのである。
 やるどー。1,100円の元を取らなくちゃ。そうそう・・・ガソリン代の分もね。

 『むしゃむしゃむしゃむしゃ』・・・ンまーい!やっぱ,とちおとめでしょ?『むしゃむしゃむしゃむしゃ』まったりとして,コクがある。実に甘い。『むしゃむしゃむしゃむしゃ』しかし,大粒だのう。右下の写真を見ていただきたい。手の大きさといちごの大きさをと比較していただけると,おわかりかと思う。

 ライヴァルである彼女をチラリと見た。やっぱり,『むしゃむしゃむしゃむしゃ』と食べている。今日はあんまり調子良くないと言いながらも,かなりのハイスピードだ。ボクは,一計を案じた。格別大きなイチゴを見つけたら,彼女に「これ食べてごらん」と渡す計画である。彼女がドデカイいちごに取りかかっている間,ボクは小さめのイチゴで数をこなそうってワケだ。

 『むしゃむしゃむしゃむしゃ』・・・フナフナ。厳しい。しかし,くじけれはおれぬ。『むしゃむしゃむしゃむしゃ』・・・
 後からどんどん入ってきたハウスのみんなも,むしゃむしゃ食べているが,ボクタチほど食べている男女はいない。家族で来たオバアサンの叱咤の声がする。「ユウちゃん!ヘタが三つしかないじゃないのっ!もっといっぱい食べなさい!」さすがは,戦後の食糧難の時代を乗り越えてきた世代である。しかし,そのバーサマも,気力はあれど,あまり食は進んでいない様子。

 ──30分後。もう,3家族くらいしか,ハウスには残っていなかった。さすがのボクタチも,もう限界の時がきた・・・
 外に出て,ヘタを数える。2・4・6・・・89個だ。彼女は,72個。勝った!
 しかし,ボクは,またハウスに舞い戻って,あと11個食べたのであった...

 ちなみに,彼女はハウスのオバサンに聞いた情報によると,食べる量って,一人平均30〜40個くらいなんですって。

 

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