スパリゾートハワイアンズ

不定期日記より。2002年3月30日(土)にお出かけしたこと...

 

2002年 3月30日(土) 常夏のハワイの冒険 一章

 灼熱の太陽。常夏の国・・・ハワイに行くことに,ボクタチは決めた。アロ〜ハ〜。オエ〜。寒い日本の皆さん。ボクタチは,ハワ〜イに行くのです〜。ハワイのことなら,ワイにキキ。

 ハワイは,我が家から高速に乗って1時間半くらいのところにある。愛と欲望の総合温泉レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」が(確か,同じようなフレーズで,温泉湯処情報!で一昨年に紹介してますね)。今年もまた,この3月いっぱいで有効期限が切れちゃうタダ券をもらっちゃったので,なんとかギリギリに行くことが出来たのである!なにせ,入場料が2,800円もするんですもの・・・こりゃ,高速代片道が2,500円したって,行かねばなりますまいて。
 ハワイアンズに入ったのは,10時くらいかなぁ。結構,駐車場はいっぱいである。ムム・・・混んどるようじゃ。やっぱり,春休みの最終土曜日ですもの。家族連れが猛然を入口を目指している。負けてなるものか!
 ボクタチは,大急ぎで家族連れを追い越し,ハワイアンズに入ったのであった。階段を登って,ボクタチはそれぞれの更衣室へ。ボクは,スルスルと服を脱いだ...タオルをしてパンツを脱ごうとして,回りを見ると,みんなフルチンで着替えているではないか・・・その時である。袋の口から,ボクの大事なデジカメがポローンと床に落っこっちゃったのは。あ〜あ。人のフルチンなんて,どうでもいいもんを感心して見ていたのがまずかったのだ。ガックリ・・・オートフォーカス機能が壊れちゃったヨ〜。ウォーン。 (そのため,写真は,これ一枚こっきり)

2002年 4月1日(月) 常夏のハワイの冒険 二章

 水着に着替えて,たるんだオナカを無理矢理凹ませながら”ウォーターパーク”に入ると,そこは熱帯だった──巨大な海賊船と,ウォータースライダー。そして,流れる大プール。ボクは,鋭い 眼差しで,流れる大プールを見下ろす。あの激流をもってすれば,ビキニの上どころか,下までポローンと取れちゃう人が必ずいるハズだ。これは,芸能人水着大会でも証明されている厳然たる事実 なのである。しかし,何故か,その時はいなかった。あんまし激流でもなかったしね。チェッ。

 ウォーターパークを眼下に見ながら,迷路のような長い通路を歩いて,グルグル階段を二つ登って,さらに通路を延々と歩くと,そこは,屋外温泉”スパガーデン「パレオ」”である。ここは,一昨年 に来た時と,まったく変わっちゃっていた。あれあれ?手前に大きな温泉プールが二個あって,サウナの先は,花々の咲き乱れる広場となっており,小さなため池温泉がいくつかある。前は,奥も,広い温泉プール になっていたのに。きっと,温泉を節約することにしたのかなぁ?
 奥のため池温泉は,どれも人でいっぱいである。でも,なんとか身体を割り込ませながら, チャポンチャポンと入ってみた。ウーン。温泉成分は感じられるが,いささか薄〜い。やっぱり,春休みのせいか,家族連れの子供が多い。
 そうそう。今年の水着の流行だが・・・っと。パルパル読者の夏の海水浴シーズンのために報告しとかなくちゃ。フム。やっぱりTバックだね。Oバックも人気だ!・・・ ということは,まったくなく,概ねは地味なセパレートかなぁ。やや布地の大きめのセパレート。柄については,千差万別であ り,トラ柄とか王将,はたまた,竜虎相打つみたいな派手な絵柄の水着はなかった。ビキニのモデルさんみたいな人がいて,カメラマンがパシャパシャ写真をとっていた。
 日差しは暖かいのだが,風がかなり強い。ため池温泉から出ると,ブルブルなのである。ボクタチは,大きなサウナで汗を流した後,屋内の3階にある”スプリングパーク”へ 向かう。ここも,かなり子供で混んでいる。ボクタチは,チョッピリ温泉プールに入った後,最初に通ってきた”ウォーターパーク”で,11時からやるイベント”ウォーター・ドリーミング・カーニバル”を見に行く ことにした。これは,でっかいオジサンと,イヌとネコが出てきて,踊ったり,プールのお客に水をかけたりする,とても楽しいショー 。写真を皆さんにお見せできないのがなんとも残念である。

2002年 4月3日(水) 常夏のハワイの冒険 三章

 ボクタチは,メチャクチャ混んじゃうのを見越して,早めにランチを食べることにした。ハワイアンズのレストランは,どこもかしこも超高い。しかし,その中でも,唯一良心的なお値段と味を提供しているのが,ウォーターパークの一角にある”マルゲリータ”というピッツァのお店(ここ,前回来た時,確認しといたのだ)。11時半という時間だったけど, 既にズラリと並んでいて,850円のマルゲリータ1枚を買うのに,15分もかかっちゃった(そこ。じっくり焼くので,時間がかかりますしね)。食べる席がいっぱいなので,グルグル探し回った挙げ句,奥のゲームコーナー脇の暗〜い椅子を見つけて,マルゲリータと,自動販売機の紙コップのジュースを飲む。うまーい!ボクタチは,もう何回も来ているので,結構, 「ハワイ」の土地勘があるのである。
 食べ終わって,食器を返しにいくと,食事処は,さらにメチャクチャ混んで,列をなしていた。ぞぞぞっ!

 それから,またまた”スプリングパーク”へ。ミストサウナに入ってしばらく遊んだ後,13時半からのポリネシアン・ショーを見に,またまたまた”ウォーターパーク”へと向かう。ボクは,みだらなポリネシアン・ショーが大好きなんです。

2002年 4月5日(金) 常夏のハワイの冒険 四章

 早めに,席を確保しに行ったんだけど,席は,タオルとか荷物とかで,もう取られちゃっていた。クソー。ボクタチも,そうすべきだった・・・仕方ないので,彼女が見つけたハジッコの方にある岩の上に座ることに する。いささか,危険ではあるが・・・岩の先がオシリに食い込むのである。アハーン。イイ・・・待っているうちに,どんどん人が集まり,結局,濡れた地べたの上も,人でいっぱいになっちゃった。
 そして,ポリネシアン・ショーの始まり始まり〜。ワーイ。パチパチパチ!腰ミノをつけたダンサーがクルクル回る。スゲー。あの緑色の腰ミノ。人工芝生みたいだ。ボクを初めとするオジサン 達は,固唾を呑んで,腰ミノを見つめた。クルクルクルクル〜。み・見えた!腰ミノの中は,腰ミノと同じ緑色のパンツじゃった。それにしても,腰ミノはともかく,あの尋常じゃない腰の振り方,人類の一員とは,とても思えぬ わい。
 彼女達は,スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチームに所属する。厳しい訓練を受けて,365日。毎日毎日踊るのである。実は,このあたりでは,スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチームに選ばれるのは,最高の名誉とされるらしい。親たちも,娘がダンサーになるんだったら,全財産を放りだしても惜しくないと考えている そうだ。
 途中,会場の子供達がステージに登って,フラダンス。あっという間に,子供達でステージが埋まってしまった。それから,火男のショー。火のついたバトンをすごい勢いでクルクル回して,火を食べてみたり,足の上にのっけたり。ここらの親達,やっぱり,息子を名誉ある火男にしたくて,しょうがないのだろうか?
 そして,全員が出てきて,最後の踊りを見せて,ポリネシアン・ショーは終わった。約50分。面白かったなぁ。踊りも定期的に変えているみたいで,前に見たモノとは違っていた。ダンサーのレベルは極めて高い。これを見るがだけのために,ハワイアンズに行く価値は充分にあると思う。

2002年 4月11日(木) 常夏のハワイの冒険 終章

 途中にある休憩所”プラザ”にある「カウカウ」という店でアメリカンドック(250円×2)を買って,パクパクしながら”スパガーデン「パレオ」”へ。 外は,ますます風が冷たく,温泉に入っている間はいいが,ちょっと出ると,これが寒いのなんのって。シワシワになっちゃう!(え?何が?)
 あまりの寒さに,ボクタチは二手に分かれて,3階の温泉大浴場”パレス”へ行くことにした。今までは水着着用だったが,今度は全裸着用のトコなのである。4時からマジックショーが始まるので,急いで頭を洗ってこようってワケ。家で 頭を洗うと,シャンプー代もバカにならないですからね。
 水着をホイホイ脱いで(所要時間0.5秒),真っ先に洗い場にいくと・・・なんともすごい混みようである。いるわいるわ。オケツがずらーりと並んでいる。これが,モモだったら,さぞ美味しいでしょうに。毛が生えたモモで しょうか。黒い毛だけど。
 さらに,何人もがその後ろで,洗い場が開くのを待っているようだ。みんな大阪方式で並んでいるので,さっそく,ボクも,早く終わりそうにみえるオジサンの後ろの位置をキープした。そして,オジサンが立ち上がるや 否や,洗い場に滑り込んで,シャンプーをたっぷり使って,頭を二回洗った。そして,すばやく,檜風呂と露天に入って,水着のパンツを履いて(所用時間やっぱり0.5秒)外へ。 身体も拭かないでいいですし,すっごくラク!
 ややあって,彼女が出てきたが,彼女によると,女湯は,さらにメチャクチャ混んでおり,頭なんか洗おうものなら,20分は待つようだったという。ボクは,そんなに混んでいる女湯なんて ・・・とってもうらやましいと思った。
 そして,マジックショーの会場に行ったのだが,この春休み期間は,マジックショーはお休みなんですって・・・知らなかった。

 服を着替えて,外に出ると,まだまだ,ハワイアンズに入ってくる人達がいる。夜は料金が2,400円になるから,きっと,それを狙ってくるのでしょうか。出口のところにあったPAPAというパン屋さんで,コッペパン(すごく美味しい店なのでオススメ)を買って,MAMAという西洋雑貨店で,タイ製のココナッツ果肉入りジュース(これはすごく不味かった)を買って,一路家路についたのであった。 あー。楽しかった。また誰か,タダ券くれないかなぁ。

 

 後日,デジカメの修理費は2万円であった...ウォーン。

 

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