パソコン組立記 リローデッド

(AMD Athlon XP 2500+&ASUSTeK A7V600)

不定期日記より。2003年11月18日(火)より...

 

2003年11月18日(火) パソコン組立記 リローデッド 1

 2001年9月8日(土)。この日は,パソコン界にとって極めて重要な日であった。愛が生まれた日。そう・・・それは,「ニューみけねこ号」が「みけねこウルトラモンスターゴージャス号」に生まれ変わった日なのである。当時,最新のAthlon1.4GHzを搭載したこのマシンは,まさしくゴージャスという名前に恥じぬスーパーマシンであった。

 それから2年の月日が流れた・・・川の流れのように。
 いつの間にやら,Pentiun4 3.20GHzは出るし,Athlon 64 3200+(2GHz)は出るし,あのクソ鈍足・初心者専用(だと思い込んでいた)CPUのCeleronだって,2.80GHzが出るようになっていた。ヒーン。そこで,一発奮起したみけねこは,「みけねこウルトラモンスターゴージャス号」を再度,第一線マシンに生まれ変わらせることにした。

 まずは,CPUは,Athlon 64 FX-51(2.2GHz)にしようと思ったが,これは92,000円もしちゃうのでペケ。なにせご予算がないのである。結局,コストパフォーマンスを重視して,次のとおりとした。注文先は,Faith。実は,かのゴージャス号はFaithで買ったので,653円もポイントが余っていたのである。他に俺コンハウス,PCサクセスを検討したが,このFaithがポイント分で一番安かった。
 と言うわけで注文しちゃったのだが,4・5日で届くんですって。楽しみじゃのう〜。早く来んかの〜。問題はメモリーなのだが・・・

------------------------------------------------------
AMD Athlon XP 2500+ BOX(AXDA2500BOX):10,370円
ASUSTeK
A7V600 (Standerd):9,970円
------------------------------------------------------
商品合計 20,340
送料 800
消費税 1,057
---------------------------------
合計 22,197
---------------------------------
ポイント利用 653
---------------------------------
お支払合計 21,544円

2003年11月23日(日) パソコン組立記 リローデッド 2

 「お〜の〜れ〜。こ〜の〜う〜ら〜み〜わ〜す〜れ〜て〜な〜る〜も〜の〜か〜。フェイスの面の皮の厚さよ・・・」
 と,みけねこは,魔太郎のように”うらみ念法”をフェイスにかけようとしていた時のことである。───「にゃ〜ん」とクロネコがやってきたのは。
 フェイスばんざーい!遅いなんて言って,うっかりフェイスの顔をつぶしてしまうところだった。

 実は,今だから言っちゃうけど,金曜日の夜。ついに我慢できなくて,パソコン工房に寄ったのである。
 本当は,お金の節約のために,メモリを買い換えるつもりはなかったのだ・・・。

 ゴ〜ジャス号のメモリは,PC2100の512Mメモリ。PC2100とはベースクロック133MHzである。
 AthlonXP2500+の場合,ベースクロック166MHz(メモリはPC2700を要求)×CPU倍率11=1.83Gをなり,Pentium4の2500Mhzと同等以上の性能を持つという意味で,2500+というモデルナンバーを持つわけである。ところが,みけねこの持っているベースクロック133MHzのPC2100メモリでは,133MHz×CPU倍率11=1.47G。これは,AthlonXP1700+と同等ということになってしまう。
 しかし,ここで,オーバークロックという手段がある。つまり,低価格のクロックのCPUを買って,グルグルと高倍率で回しちゃえばいいのだ。Athlonは,Pentium4よりもオーバークロックが容易であり,特にAthlonXP2500+は,オーバークロック耐性が高いと評判なのである。傾向としては,その製造週によって耐性の善し悪しがあって,AthlonXP2500+の場合,15週,31週あたりが耐性がいいと,他の週より高値で売られているくらいなのである。製造週を見極めるには,CPUに小さく小さく,アリンコが書いたような文字で,『AQ2FA0341RPMW』とか刻印されていれば,2003年,41週目の製造だってワケ。しかし,耐性の高いとされる週のを買ったからといって,必ずしもオーバークロックに成功するわけでないのがディープなところ。この世界,深いんだよなァ。秋葉原周辺には,夢中でAthlonXP2500+の各週のを探し回り,十数個も買っちゃった人もいる。AthlonXP2500+の実売価格は,約10,000円。AthlonXP3200+は,約36,000円。いくつも買っちゃうくらいなら,最初からAthlonXP3200+を買った方がもちろん安いのだが,真の男の世界とは損得じゃないのさ...これぞ,ヲタク道。

 しかし,まだまだ複雑な要件があるのだ。AthlonXPの39週までは,倍率の変更(10倍とか11.5倍とか12倍とか)が出来るが,最近手に入る40週以降はそれが出来ないときている。40週以降の場合は,11倍の設定しかないので,メモリのベースクロック(133→166→200)を上げることによって,最終的なクロックを変更する以外にはない。耐性の高いAthlonXP2500+とて,200×11のAthlonXP3200+まで持って行くのは,なかなか厳しい条件なのだ。ところが,逆に40週以降の41週と43週は,かなり耐性が高いという要因もあって,これまた悩ましいところ。
 また,マザーボードの選択もオーバークロックには重要な要件となる。AthlonXP系の最新マザーには大きく分けて,nVIDIA nForce2系と,VIA KT600系とがある。オーバークロックに関しては,nVIDIA nForce2系は,CPU自体の倍率変更(10倍とか11.5倍とか12倍とか)が細かく出来る。特に,AthlonXPは,12.5倍の壁があり,11倍のAthlonXP2500+(基本は11倍)の場合は,最大12.5倍までしか倍率を上げることが出来ないのだ。nVIDIA nForce2系のマザーボードの中でも,ABIT NF-7S Rev.2.0は,その12.5倍の壁を破ることが出来るので,オーバークロッカーの定番となっているそうだ。
 対してVIA KT600系の場合は,オーバークロックにはあまり向かない。但し,VIA KT600系の方が,値段が安い上にメモリの相性がシビアでないというメリットがある。特に,PC3200くらいの高性能メモリの場合,相性の問題は深刻だ。アイオーデータとかメルコとかのメーカーのパッケージに入ったメモリは比較的安心だが,目の玉が飛び出るほど高い。フーム。ノンパッケージメモリの中でも,安心とされるのが,マイクロンやSAMSUNGのチップのメモリ。これも正直,高い。それ以外の安モンが,パルク品と呼ばれる福袋みたいなメモリ。実際つけてみなければ,動くかどうか分からないってワケ。でも,高いメモリを買ったから,相性は大丈夫とも言い切れない...

 どうです?「ヲタク道とは,死すことと見つけたり・・・」
 宮本武蔵はこう述べたと云う。ヲタク道とは,このように実に奥深いのだ。

2003年11月24日(月) パソコン組立記 リローデッド 3

 昨日の日記は,自分でも書いていてなんだか分からなくなっちゃった。

 と,そうそう。パソコン工房に,夜出かけたのでしたね。パソコン工房は,地方でも,大都会の秋葉原の雰囲気を唯一味わわせてくれる非常にありがたいショップなのだ。
 バイクでノコノコと向かったら,途中,雨がポツポツ来ちゃった。しかし,ヲタク道を極めるみけねこには,このくらいの雨など障害にはならん。「春雨じゃ。濡れていこう」・・・みけねこはつぶやいた。
 パソコン工房のネオンは,鬱蒼とした奥深い林の中で輝いていた。こんなところに客はくるのかと不思議に思うだろうが,田舎だからとバカにしてはならない。最近では,キツネやタヌキだって,自作パソコンを組み立てる時代なのである。
 さっそく,店員さんに聞いてみた。「今年は,夏の長雨で稲が育たなかったの〜。まったく困ったもんじゃ。ニンジンはまあまあじゃったが」(これは田舎で初対面の人に対していう決まり文句である)「ところで,メンモリはねーけ?PC3200のDDR333メモリで512メガあたりじゃが」
 「メンモリですか?」店員さんは,黄ばんだショーケースをごしごし拭いた。「SAMSUNGのが12,000円。パンルクのが7,980円ですで。SAMSUNGはCL=3だんが,パンルクはCL=2.5だっぺよ。お客さん(発音は”オギャグザン”なのだ)」フーム。CLの数値は小さい方がいいのだが,しかし,ここは安心と信頼のSAMSUNGを買うべきだろう。安いからって買うと,まさしく安物買いの銭失いとなるのが関の山というもの。それにしても,いくら見てもパルクのメモリは,どこのチップだか全然分からん。ショーケースの中の蜘蛛の巣が邪魔なのだ。まったくもって,当然SAMSUNGがいいに決まってる。

 ・・・「んだば,このパンルクのさもらうべぇ」気がつくとみけねこは,こう言っていた。
 だってさ。こんなに値段が違うんだもん。

□□□     
□□□⌒ヽ   
□□□   )
    ゝ、___ノ

 家に帰って,この謎のメモリのチップを調べた。チップにあったこの上のマークは何ざんしょ?みけねこは顕微鏡を取り出した。・・・Mosel Vitelicだ。
 これ。マイナーなんだよな。調べても評判はほとんど分からないですし。ネットの中では,まあまあと言う人ひとり。全然駄目のクソメモリという人が数多く。

2003年11月25日(火) パソコン組立記 リローデッド 4

 と,またまたそうそう。前回の話は,クロネコが「にゃ〜ん」とやってきたのでしたね。さっそく開けてみようか──

これが,購入したパワーアップ豪華3点セットだ。

1.AMD Athlon XP 2500+ BOX(AXDA2500BOX):10,370円
2.ASUSTeK A7V600 (Standerd):9,970円
3.ノーブランドメモリ(Mosel Vitelic)PC3200 CL=2.5 512M:7,980円

 

リテールのCPUパッケージの中身。ファンがまたデケー!
確かにパルク品の方が安いには違いないが,CPUファンが別途購入となるのが難点。
このファンは,まずますの性能だ。30週くらいの品よりも性能アップしたそうであり,
Athlon XP 3200+のリテールも同じファンがついているらしい。
ASUSTeKのマザーは,みけねこにとって初めて。高級イメージがあったのだが,今や
1万円でおつりがきちゃう。間違いないというのが印象のメーカー。
オンボードで,6chサウンドはもちろん,ギガビットLANやシリアルATA,USB2.0が6個も
ついているのが特徴だ。

しかし,マニュアルが英語だった。最近は日本語マニュアルがついてるのが多い
のになァ。みけねこは,英語は三度の数学よりもキライなのである。

いよいよ,CPUの刻印を見る。ドキドキドキ。・・・0342TPMW・・・「42週だ!

これが吉とでるか凶とでるか。とりあえずCPUの内部倍率変更は不可だろう。

 そして,みけねこは作業を開始した。まずは,慎重かつ細心に,ゴ〜ジャス号の前のマザーボード”K7S5A”を取り出す。
 「ベキベキベキッ!」
 「バリバリバリッ!」
 「ドカドカドカッ!」

2003年11月26日(水) パソコン組立記 リローデッド 

 ふ〜。えーと。

1.CPUをマザーに取り付ける。そして,ファンだ。向きがあるので慎重にね。
2.メモリをマザーに取り付ける。動いてくれよ・・・メモリの相性が一番心配なんだ。
3.マザーを筐体に取り付ける。後ろのバックパネルも取り替えなくちゃ。
4.ケーブルやコードをマザーボードと繋ぐ。+と−を間違えないようにね。
5.ビデオカードをPCIスロットにはめ込む。”GeForce2 MX400 32MB”と,三世代くらい前のいささかショボイ代物だが,ゲームをやらないから必要以上だ。

 忘れ物はないかなぁ・・・?
 ぬー。やるぞっ。やっておしまいっ!
 「ぽちっとな」

 「ウィンウィンウィンウィン」「ギコギコギコ」「パポッ」
 起動した。すかさず,DELキーを押して,BIOSの設定画面へ。とりあえず,166×11の2500+の設定は成功だ。よかった・・・これで,最低限の希望はクリアーした。

 次に,OSのセットアップだ。

1.Windowsの起動ディスクから立ち上げて,”FDISK”。HDの領域を開放す。
2.Windows2000のCD-ROMから立ち上げ。セットアップ開始!
3.マザーボード関連各種ドライバソフト(4in1ドライバ,オーディオ,LAN)をぶち込む。ビデオカードのドライバを入れる。
4.ネットに繋ぐ。Windows Updateより,Windows2000SP4アップデータや,IE6.0,各種バッチをインストール。
5.OFFICEを入れる。Office Updateより,各バッチをインストール。
6.一太郎13を入れる。やっぱり,ATOKを使いたいですからね。
7.その他,各種ソフトをガバガバ入れる。

 あ〜。しんど。ついでに,BIOSも新しいのにアップデートしておいた。
 最後はやはりオーバークロックでしょうな。

2003年11月27日(木) パソコン組立記 リローデッド 6

 AtolonXP2500+は思ったより快適である。ネットの巡回だけでも,明らかに違いが分かる。違いの分かる男みけねこ・・・シャバダー

 では。いよいよ。はじめよう。

 BIOSの設定画面で,一気に200×11とする。
 みけねこは,もしパソコンが爆発しても,自分だけは助かるように,二階の窓を開けた。いざとなったら,ここから飛び降りるつもりだ。
 やるぞ!あの夜空に輝くヲタクの星にかけて。みけねこは,深呼吸すると,突然ボタンを押した。
 「ヲタク道バンザーイ!」「ぽちっとな」
 ──どうだ?どう?どんだ?

  これがね。 だってさ。

 こうだっ!このとおり。見よ。この夜空に燦然と輝く3200の文字を。

 やったー!!!このようにして,「みけねこウルトラモンスターゴージャス号改」完成す!

2004年1月9日(金) パソコン組立記 リローデッド7

 さて,みけねこウルトラモンスターゴージャス号改を組み上げて1ヶ月。(自作機の喜びである)問題が発生している。ウワァーイ!
 ヒーヒヒ。
 
1.突然キーボードとマウスが利かなくなる。

 これには悩んだ。ふと,いろいろ調べてUSB Legacy Supportを[Auto]から[Disabled]に変更したところ,なぜしかその後症状は発生していない。
 
 USB Legacy Support
> ----------------------------------------------------------
> BIOS内にあるUSBキーボード・ドライバーを「Enabled」にしたり「Disabled」にしたりする。
> このキーボード・ドライバーはUSBキーボードにおいて従来のキーボード
> (Legacy Keyboard)のコマンドがそのまま使えるようにシュミレートする。
> またOSの中にUSBドライバーが含まれていない時には、USBキーボードをPOST
> (電源投入時自己診断)中でもブート後にも使えるようにする。
> ただしUSBドライバーとUSB Legacy Keyboardの両方を同時に使用できないので、
> OS内にUSBドライバーが入っている時には「Disabled」にする。

2.CPUの温度が高い。

 常温57度。負荷をかけると60度とはチョイと高いですなァ。夏になると心配じゃ。
 これは,じっくり考えてみたのだが,Athlon XP 2500+を3200+にオーバークロックしているのがマズイに違いない。ふと気づいたのは,VcoreがBIOS上では[Auto]にして,1.65Vと表示されているのだが,ASUS Probeでは,1.75V近くまであがっていたことである。どうも,[Auto]では規定以上の電圧が自動的に供給されるのではないかと思って,BIOSでVcoreを[Manual]にして,1.7Vとしたところ,ASUS Probeでも1.7Vと表示された。常温50度。負荷時54度。それでもちょっと高いですけど,Athlonは85度までとりあえず大丈夫のはず。
 本当は,Athlon XP 2500+の定格電圧は1.65Vなのだが,これだと起動失敗となるため,定格より多少あげていることとなる。
 
3.コールドスタート失敗

 コールドスタートとは,一番最初にパソコンの電源を入れて起動すること。時々あるんだよなぁ。原因はまだ不明なのです...

 それにしても,Athlon XP 3200+マシン。最初は爆速だと思ったものでしたが,もう慣れちゃった。もっと早いの欲しいのう。

2004年4月27日(火) パソコン組立記 リローデッド8

 Norton SystemWorks 2004をついに導入す。Windowsはアップデートしなくても,昔からNortonだけはやっちゃうのです。どーせあんまし2003と変わらないとは思いつつ...
 とりあえず,新しいAntiVirusをかけてみたところ...ぬぬぬ。ウィルスはなかったが,5つばかりスパイウェア発見。これをサクッと削ったら,急にネットが早くなっちゃった。最近,妙に遅くなったなぁと思っていたんですけど,原因はこれだったのでしょうか。

 週末,パソコンが突然再起動してしまう現象が数回起こった。うーむ・・・考えられるのは・・・CPUの温度をみたら,59度。ついこの間まで50度強だったので,10度近く温度が上昇したことになる。やっぱり,陽気のせいでしょうか。
 やむなく,Athlon3200+@2500を定格に戻して(その状態で51度)いたが,今日,筐体の中のケーブル類をセロテープでグルグル亀甲縛りで縛ってみたら,空気の流通が良くなって,53度で推移するようになった。結構違うものですね。
 これから夏に向かって,高性能のCPUファンが必要かとは思ったのだが,あれ。ヘタするとCPUの値段に匹敵しちゃいますからね。

 ・・・と喜んだのは,つかの間であった。たまたまその日は気温低い日。次の日にはまた57度で,フリーズしおったのである。
 
 次なる悪あがきとして導入したのが,ソフトクーラー「CoolON」である。これは,Athlon/Duronのソフトウェア・クーリング機能を無理矢理有効にしちゃって,アイドル状態にはCPUの温度をぐっと下げちゃうフリーウェアなのだ。
 結果は...アイドル状態34度。通常使用37度。少々驚きの状態です。ただし,これもCPU全開の時は意味がないと思われますが,しばらく検証してみることにします。

2005年2月2日(水) パソコン組立記 リローデッド 9(ビデオカード GeForce FX5700V)
 
  「ズドドドド」・・・これは,ゴ〜ジャス号を起動した時の音である。
 中を見てみたら,どうやらビデオのファンが苦しんでいる。
 
 「みけねこウルトラモンスターゴージャス号改」と言えば,組み立てた当時はその名に恥じぬモンスターマシンであり,各界の名士の間でも評判になったものであった。
 しかしその当初から欠点がたった一つあったのである。それは,”GeForce2 MX400 32MB”という二線級のビデオカード。遅くて安定しているのが取り柄のチップで,しかもノーブランドのメーカーのカードであり,実は一度(安っぽい)ファンが壊れちゃって,交換していたのである(ファン,2千円くらいしたんです〜)。
 買い換える他ないかな・・・(わくわく)
 ビデオカードのスロットは,旧来の”AGP”から”PCI-Express”に移行しつつある。ゴ〜ジャス号は,残念ながら”AGP”しか選択の余地はない。おそらく今回が,みけねこが最後に買う”AGP”となるだろう。
 さらに,ビデオカードのチップベンダーとしては”NVIDIA”の”GeForce”シリーズと”ATi”の”RADEON”シリーズが市場を二分している。特徴は,”GeForce”シリーズが安定性。”RADEON”シリーズが高性能とCPUへの負荷かなぁ。みけねこ的には”GeForce”シリーズが好みだ。
 さっそく,イケズ電気に出かけた。
 激安3,980円の”Geforce4 MX 4000”を,今よりずっとマシかなと思って手に取って見ていると,あっちに”GeForce FX5200”が目に入った。値段は6,500円だが,現在売れ筋の中堅層である。思い切ってこれにしようかなぁと手に取って見ていると,”GeForce FX5700V”が目に入っちゃったのである。コアクロック425MHz・メモリクロック550MHz。最後の”V”が良く分からないけど,クロックからして性能は良さそう。値段は10,800円・・・別名「苦労と思考」と呼ばれる(その分お安い)”玄人志向”のやつ”
GFX57VP-A128C”だ。てなわけで,みけねこがパーツを買いに出かけるといっつもこんな具合になっちゃうのである。
 でも,ハイエンドのビデオチップは軽く2〜3万から6万くらいするんですヨ。そこまでは,みけねこは狂ってはいないんです。
 
 とりあえずベンチ結果でも。ちょっぴり上がりましたな(あんまり上がらないですけど)。

NATSUMI BENCH Version 1.3b
Mark :
5264
Cpu : unknown
Clock : 2200.076MHz
Os : Windows 2000
Adapter : NVIDIA GeForce2 MX/MX 400
driver : nv4_disp.dll
version : 6.14.10.5672
Screen : 1024x768x32x0
Certification Code : 9fbfb886

NATSUMI BENCH Version 1.3b
Mark :
6570
Cpu : unknown
Clock : 2200.065MHz
Os : Windows 2000
Adapter : NVIDIA GeForce FX 5700VE
driver : nv4_disp.dll
version : 6.14.10.6693
Screen : 1024x768x32x0
Certification Code : 2aa8fc9f

2005年2月18日(金) パソコン組立記 リローデッド 10(CPUクーラー”Copper Silent 2L”→ゴ〜ジャス号ぶっ壊れる!)

 「ズドドドド!」ゴ〜ジャス号は心地よい爆音を響かせ,筐体を左右に揺らしながらいつものように起動した。うーん・・・
 ゴ〜ジャス号の心臓は,AthlonXP 2500+(166×11)だが,もちろんオーバークロックしてAthlonXP 3200+(200×11)にしている。気になるのはCPUの熱だ。この真冬の時期でも通常54度。メモ帳などを開いてチョイチョイと二・三文字打ち込めばあっという間に57度。夏になったらどうなるか怖くて,去年の春〜秋の間はずっとAthlonXP 2500+で運用していたのであった。いえ・・・今使っているAMDのリテールファンはそれなりに優秀ですし,AthlonXPは85度まで大丈夫だというのは知っていますが,いろんなヲタク掲示板を見ると,
SCYTHEの「鎌風弐リビジョンB SCKM-2100」がいいとか「鎌鉾Z SCKBK-2000」がいいとか,COOLERMASTERの「AQUA GATE ALC-U01-U1」がいいとか大騒ぎ。CPUに負荷をかけて30度とか20度とか自慢しており,みけねこみたいに50度なんて言おうものなら,バカ扱いである。
 仕方ない...鎌倉でも買うしかないかなぁ。ネットで買いたいところだが,この程度のパソコンパーツの値段ですと,街の電気屋さんに行った方がお得なのである。よしっ。思い切って1万1千9百2十円までなら出す!
 いざ鎌倉へと向かったそこでみたCPUクーラーは・・・でかいのなんのって。鎌風なんて,ケースに入るかどうか怪しい大きさもさておき,あの重さではマザーボードが真っ二つに割れてもなんの不思議もなさそうだ。
 
 結局,買ったのはこれ
『Copper Silent 2L(ACCS-2L)』なんですけど,どうでしょうか?左はAMDのリテールファンだ。
 
http://www.scythe.co.jp/cooler/20031216-180941.html
 ファンのスピードは2800rpmと鈍足(静音ってことみたい)だが,8cmの大きめのファンなのだ。では,スイッチをポチッと。
 ゲー!温度が下がるどころか,青白く燃え出しやがった!

 ・・・と,ここまでは楽しくて,大変よろしかった。
 ところが、Windowsが起動しなくなっちゃったのである。80GのIBMのHDDが壊れちゃったのだ。CPUファンを交換して、何故HDDが壊れるかという理由は誰にも分からない。

2005年2月19日(土) パソコン組立記 リローデッド 11(ゴ〜ジャス号復活への道!)

項  目 スペック 項  目 スペック
容  量 160 GB キャッシュ 8192 KB
シリーズ Deskstar 7K250 シークタイム 8.5 ms
インターフェイス Serial ATA150 ディスク枚数 80G×
2
回 転 数 7200 rpm    

 次の日。みけねこはため息をつきながらパーツがクソ高いことで有名な地元のイケズ電気に出かけたのであった。ネットで取り寄せている時間的余裕はないのじゃ...。

 HDDに関しては,体感速度に直結するため,その時の最高性能(か,その次くらいの性能)を求めるべきだろう。選択肢としては,古き良きATAか,新規格のシリアルATAか。A7V600は,なんとかかんとかシリアルATAに対応しているので,将来性を考えてシリアルATAにしますか。将来性たって,どのくらい壊れないで持つかは分かりませんけどね。
 メーカーは,HGST(日立IBM)は避けようかなぁ。今回の80G、前回の40Gと二台続けてぶっ壊れている。その前に買ったMAXTOR(6.4G)とSEAGATE(5.1G)WESTERN DIGITAL(2.1G)は全然壊れる気配も見せないってのに。

 で,結局買ったのは
HGST(日立IBM)HDS722516VLSA80だった。160G,8Mキャッシュ,7,200回転で,12,610円也。キー!高け。
 そりゃあ。高いのは分かってますけど,選択の余地がなかったんですもの...これでも,同一性能のMAXTORやSEAGATEより(やや)安かったんです。

 さて。やるぞ〜

1.Windows2000のインストール。シリアルATAなので次の作業が必要なのだ。メンドクセー。
 S-ATAにOSをインストールする。そのためには別のPCで,マザーボードメーカーのサポートCDの中から,\Drivers\VIARAID\DriverDisk\SATA\*.*のファイルをフロッピーにコピーして,OSインストール("Press F6 if you need to install a third party SCSI or RAID driver")時にF6キーを押してドライバをインストールする。

 さて。容量を見てみよう...げげーっ。160Gのハズなのに153Gとある。このHDDは137Gを超えるBig Driveだからだろうか?いやいや・・・待てよ。
 HDDの表記では,1GB=1000×1000=1000000bytes。しかし,Windows上では1GB=1024×1024=1048576bytes
 故に、160×1000×1000÷1024÷1024=152.6GBでした。ほっ。

2.マザーボードがVIAのチップなので,次の順番でVIAドライバーを入れる。
 (1)4in1 Driver
 (2)USB Driver
 (3)Audio Driver
 (4)Lan Driver

3.ビデオドライバーを入れる。
 DirectX9.0C→VGAドライバの順でインストール。やってられないわ。
 
4.インターネットに接続する。
 Windows Updateにより,サービスパックその他セキュリティパッチ等を多量にインストール。IE6.0SP1インストール。
 しっかし,アップデートがあることあること。実はここが一番時間がかかった。

5.TVキャプチャボード取り付け&ソフトインストール。
 FEATHER2005,NeroVision Express 2,MpegCraft LE

6.マウス(ロジクールMX700)ドライバインストール。

7.スーパーマルチドライブのドライバ&DVD関係ソフトインストール。
 PowerDVD XP&アップデータ,B'sRecorder GOLD7 BASIC,DVD MovieWriter Advance SE,PhotoImpact8 SE,COOL 3D SE

8.プリンタ(PM740DU)設定&ソフトインストール。
 EPSON Multi-PrintQuicker,EPSON PhotoQuicker

9.各種ソフトウェアのインストール。
 Office2000(WORD,EXCEL,PowerPoint)のインストール及びOfficeアップデート。FrontPage2002のインストール及びそのアップデート(ここもすんごく時間がかかった)。ATOK17(日本語FTP),Acrobat Reader(PDF閲覧),PostPet V3(メール),WZ EDITER version4.00E(エディタ),サムズプラス6.0J(画像管理ソフト),IrfanView(画像閲覧ソフト),Adobe Photoshop Elements 2.0(画像編集ソフト),FinePixViewer&アップデート(デジカメ画像取り込み),デジタル電子地図&アップグレード,ADSL Ninja turbo 2(インターネット加速),Norton SystemWorks 2004(ユーティリティ&アンチウィルス。クリーンインストールをしたら,AntiVirusの期限が1年延びた。2005を買わなくて済みそう),OutpostFirewall Free(ファイアーウォールソフト),WS_FTP95(FTPソフト),ホームページ・ビルダーV9,BackupF2F(バックアップソフト),WinShot(画面キャプチャーソフト)

 あ〜。とりあえずこんな感じですか。つかれる〜。後は細かいフリーソフトやらあるのですが...のんびりやりましょう。

*****************************************************;
 さて。ここであまりよく分からないこと。みけねこの環境で必要だったかどうか...
 マザーボードが対応しているのは前提として・・・Windows2000 SP3及びWindowsXP SP1より前のバージョンのATA/ATAPIドライバ(atapi.sys)は,137G(Windowsでは12IG)を超えるハードディスク(BIGDRIVE)を認識しないらしい。もちろん,ゴ〜ジャス号のWindows2000は出た途端に飛びつくように買った古いモノだ。BIGDRIVEが増設だった場合ば,OSのサービスリリースをUPDATEすれば良さそうだが,問題はそれを起動ディスクとしてインストールする場合。
 マザーがINTELチップかVIAチップか。HDDがS-ATAかATAか。HDDのメーカーはどうか・・・さまざまな条件が重なって結果は異なるらしいし,事実,ゴ〜ジャス号は160Gを最初から認識したわけだが,ある情報によると,異常がないように思えるのはかりそめの姿。137G以上書き込んだ時点でドカン!なんですって。マァジィ〜?
 上で作ったFDのドライバがOS起動後もBIGDRIVE対応ということで動いていればいいのだが,よく分からないのじゃ。
 一番確実なのは,SPバッチ済のWindowsディスクを作ってインストールすれば問題ないらしいが(W2Kの場合はそれでもダメの情報も。ウーン),これもちと面倒だ。次善の策としては次のがあった。レジストリいじりなので慎重に慎重に。おっと。最初にWindows2000をSP4にUPDATEしてからですぞ。
 
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;882350
*****************************************************

 ニューHDDはさすがに体感速度が早いです。クリーンインストールしているってことも大きいでしょうけどネ。
 
 あっ。肝心なことを忘れてました。この写真の青白く怪しく燃えているのがニューCPUファン。綺麗でしょう?熱そうでしょう?恒星だって温度が高いほど青白く輝くものだ。もちろん,ケースを閉めちゃえば,この美しき色も全然意味がないですけどね。

 8cmファンは,回転数は最大の2800rpmにしているが,音量は(資料では)24dBAとリテールより静か。そして・・・肝心のCPU温度は,リテールの時は(今の季節で)アイドル時54度だったのが,45度となった。これで真夏でも安心でしょう。なによりみけねこの精神衛生上よろしい。

 例のぶち壊れた80GのHDD「IBM IC35L040AVER07」。あまりにもったいないので,おナース号に繋いで修復を試みることにした。
 まずは,Norton UtilitiesでHDDをチェック。エラーがボロボロと出た。捨てるしかないかなぁ?それをフォーマットすると,7G弱しか認識していない。捨てるべきでしょうなぁ?
 念のため,Windows98起動ディスクからDOS起動してFDISKを試みる。捨てたるぅ!〜・・・あれっ!80G認識したゾ。なぜじゃ?Windows2000上からフォーマットしてNorton Utilitiesで再チェック。エラーなし。
 ゴ〜ジャス号のIDE0に繋げようとした(IDE1には,サブHDとDVD/CDが繋がっている)が,ブートをいろいろ変更しても新しいS-ATAから起動してくれない。まあ,このHDD自体がもはや信頼が置けないですし・・・結局,おナース号の5.1GのQuantumFBEL5.1(容量が小さい上にパーティションを二つに切っちゃっていて使いづらかった)と交換して,それでデータバックアップ用として活用することとした。

 これにて,新生ゴ〜ジャス号復活への道は一巻の終わりとなる。

2005年5月5日(木) 液晶モニタ編 1 19インチの時代

 最近、ゴ〜ジャス号の19インチモニタの調子が悪い...これはGATEWAY(ホントは日立製らしい)のダイナモンドリニドロン魚眼モニタなんですけど。このモニタは真ん中がムックリ脹らんでいるため、真横からでも十分視認性が高いという他にはない利点がある。まあ、そこらへんがSONYのトリニトロンや三菱のダイヤモンドトロンなどの安物とは違うトコなんですナ。そういえば、昔は、ディスプレイ(最近はあまりディスプレイとは言わなくなってきたが)だけは無理をしてもいいものを買うべしという鉄則がありましたね。

 折しも19インチ液晶モニタが突然安くなってきているんだよなァ・・・FP931(BenQ)なんて、3万円を時々切っていますし。
 みけねこは猛然と欲しくなってきた(でも、買っていませんよ。念のため)。

(参考:「パネルの品質」−2ちゃんのテンプレより)

<TN>
価   格 : コストが安いため、基本的に安い
応答速度 : スペック上は速いが、中間色では落ちるため8msでも16msでも残像は出るが、基本応答速度が速いのでVAよりは残像が少ない。
画   質 : 視野角160度とか書いてある奴でも正面から見ても色変位が起こる(色が変わる)。テキスト向き。
総   評 : 安い17インチを買うならこれしかない。19インチならVAも安いので、除外するのが懸命。
該当する19インチの商品・・・FP931(BenQ),RDT195S(三菱)など

<VA(PVA、MVA)>
価   格 : コストはそこそこだが。OD搭載(M190やPLH1900)は結構高い。
応答速度 : 殆どの物が25msで中間色でも落ち込む、基本応答速度が遅いので残像も多い。だが、OD搭載だと中間調も高速(ODの効果は各社それぞれ)
画   質 : 高コントラストの物が多く、黒が綺麗。しかし全体的に発色が薄い。視野角はTNよりはずっと広いがIPSと比べると狭く、色変位が大きい(正面から見る分にはほぼ問題ないレベル)。
総   評 : OD搭載しないVA液晶は動画を見ないなら汎用的に使える。動画を見るならOD搭載品。
該当する19インチの商品・・・LCM-T192AD/S(S)(Logitec),SyncMaster 912T(Samsung)

<IPS(S-IPS)>
価   格 : 基本的に高かったが、モデルチェンジ等で一昔前の物は安くなっている。
応答速度 : 25msだが、中間色での落ち込みは少ないため、映像によっては12msのTNより残像感が少ない。
画   質 : 視野角がとても広く、角度を付けても色が変化しない。コントラストは低いが、発色が濃く綺麗。またLGのIPS液晶はギラツキがあるものもある。
総   評 : 画質重視(除LG)、視野角重視ならこれしかない。また「動画やFPSに使いたいけどOD搭載は高すぎる」という人にもオススメ
該当する19インチの商品・・・19AC1-W(飯山),RDT195V(三菱)

中間調の落ち込みの目安(実測の基本応答速度基準)
TN:最遅×3.5程度、平均×2-2.5程度
VA:最遅×4程度、平均×2-2.5程度
IPS:最遅×2程度、平均×1.5程度

19インチモニタ仕様
http://www.nona.dti.ne.jp/~d-space/column/lcd19.html

2005年5月8日(日) 液晶モニタ編 2 19インチの時代へさらに

 これを見ると、IPS(S-IPS)パネルがやはりいいみたいだけど...高いのじゃ。
 19インチモニタの値段が下がってきたのには、高品位・高価格が当然とされるクラスが底上げされてきて、19インチクラスでは下位パネルを採用するようになってきたという面もある。また、TNパネルの場合、スペック上の応答速度やコントラスト比が高く出来るため、ユーザの購買欲をとても訴えやすいというメーカー側の思惑もあるようだ。下位パネルにツルピカコーティング(決して悪いわけではないのだが、個人的にはちょっと)をして、アピールするという手法もあるようですね。

 お値段と性能を調べて、とっても欲しいなぁ候補を3つ選んでみた。

<TN>
FP931(BenQ):2004年6月18日発売。16ms高速応答パネルでアナログ・デジタル2系統の入力有。ケーブルはアナログのみ。品質は下の上。
BenQは、AOpenブランドだが、BenQのFP931とは、「ベンキくさい」みたいなネーミングでおしゃれ。
・・・実売33,000円くらい。25,000円を切ったら買いか?
楽天価格.com
<VA(PVA・MVA)>
PTFWD-19(PRINCETON):2004年12月2日発売。アナログ・デジタル2系統の入力有。両ケーブルも付。品質は中の下。
3つの候補のうち一番発売が最近。このクラスは激戦区であるが、これが一番コストパフォーマンスが良さそうだ。
・・・実売35,000円くらい。30,000円を切ったら買いか?
楽天価格.com

 FTD-G931AS(BUFFALO)が比較的安価にあるが、アナログ入力のみなのでランク的にはFP931同等としてペケ。
 GH-ACF193SDV(GREEN HOUSE)も候補と思ったが、付属ケーブルが悪いとの評判有り。

<IPS(S-IPS)>
L1910B(LG電子):2004年3月5日発売。アナログ・デジタル2系統の入力有。両ケーブルも付。品質は中の中。
1ヶ月ほど前まで格安で在庫処分が行われ、神モニタとまで言われた19AC1(IIYAMA)と同じパネルらしい。L1910Bも発売は古く、流通在庫もかなり少なくなっている様子だ。
・・・実売40,000円くらい。35,000円を切ったら買いか?
楽天価格.com

 なぜか、どの写真も同じにみえるような・・・やっぱり見えないような。
 価格.comの最安値でよく登場するショップのPC-Successが相変わらず安いけど、ネットで見かけた数多くの
被害者の方々の報告をみて、いかに安かろうと、ここだけは人類愛と社会正義のために避けることにしてる。
 それにつけても、L1910Bは、フェイスとツートップとPC-Successしかありませんなぁ(しかも即納ではないし)・・・

2005年5月12日(木) 液晶モニタ編 3 19インチの時代へ・・・進め。

 キター!思ったよりずいぶん早かった。

 LG電子 L1910B 37,800円+送料1,050円=38,850円(FAITH通販)

 え?そう・・・買っちゃったのです。三候補についていろいろ考えたのですが、やっぱりヒューマンインターフェイスに関しては出来るだけいいものと思って、(上を見ればキリがないですけど,三つの中では)いっちゃんマシなのを。値下げなど安穏と待っていられん。

 それにしてもマニュアルが韓国と英語ですな。さすがは日本を憎んでいる韓国の面目躍如である。みけねこなどは、韓国スキスキ人間で、支持政党はウリ党だし尊敬する人はロテウ大統領とすぐ出ちゃうくらいに韓流だってのに。なお、LGジャパンのHPから日本語マニュアルはダウンロード出来るが,ページ構成がやけに分かりづらい(検索すると三つ出てくるが、6,393Kの一番でかいサイズのPDFファイルがL1910B専用マニュアルだ)。
 

愛車ストリームとの比較

新旧対決!

 みけねこは、震える手で箱(思ったより大きい)を開け始めた。しかしその時、クンクンが乱入してきて、韓国語マニュアルをビリビリと引き裂いてしまった。 

L1910B
(FLATRON LCD JAN-CODE:49-89027-732810)

TFTパネル サイズ
19インチ TFT LCD
輝度
250cd/u(標準)
コントラスト比
400 : 1
視野角
水平176゜、垂直176゜
応答速度
25ms(標準)
表示色
1,677万色
解像度

1,280×1,024(SXGA)

水平周波数
30〜83kHz
垂直周波数
56〜75Hz
入力信号 映像
RGBアナログ/デジタル
同期
セパレート
入力端子
D-Sub15ピン、DVI
電源
AC90〜264V(50/60Hz)
外形寸法
幅413×奥行238×高さ435mm
重量
7.7kg
Wall/Arm マウントタイプ
VESA
消費電力
3W以下(オフ)
3W以下(待機)〜53W以下(最大)
プラグ&プレイ DDC
DDC 2B
USB
USB(1Up/2Down)
OSD調整 オートアジャスト、ブライトネス、コントラスト、色温度(9300K、6500K、ユーザー設定)、水平位置、垂直位置、フェーズ、クロック、言語選択、OSD表示位置 等
適合規格 TCO99、ISO9241-3,7,8、ISO13406-2、UL、CSA、TUV-GS、SEMCO、GOST、CE、FCC-B、C-TICK、VCCI-2、EPA、Energy Star
付属品 D-Subケーブル,DVI-Dケーブル,電源ケーブル、USBケーブル、ドライバCD、簡易マニュアル(英語・韓国語)他

2005年5月13日(金) 液晶モニタ編 4 19インチの時代へ・・・到達。

 まずは,巨大なダイナモンドリニドロン魚眼モニタとL1910Bの入れ替えをしなくちゃ。ううっ。それにしても,魚眼モニタの重量は尋常じゃない。
 比較としてはこういう感じだろうか?一勝一敗の五分である。 

  重さ: 魚眼 L1910B
  画面の大きさ: L1910B 魚眼

 さすが、19インチ液晶の有効画面は,21インチCRTに匹敵する。グレーの本体はなかなか品が宜しいが,どうしてスタンドだけ色が濃いんでしょうね?このスタンド部には2ポートのUSBハブ機能(但し1.1の鈍足なのじゃ)があるが,みけねこの場合は用途なし。
 ゴ〜ジャス号とL1910Bとデジタル接続し,モニタのドライバは,付属のCDではなくてLG電子のHPからダウンロードしたのをインストールす。日付は新しいのだが,中身は同じような気がする...
 で,1280×1024ドットの60MHzに設定して...おおっ!まぶちい。文字が目に突き刺さるほどクリアー。解像度は前と変わらないが,一文字一文字がかなり大きく感じる。あんまり平ら過ぎて,逆にモニタの真ん中がヘコんでいるような気がする。
 心配された動画の残像は,みけねこの甘い目では,分からないレベル。25msの応答速度だと3Dゲーム用途だと厳しいのかも知れないが。

 さて、最後に。液晶には,ドット欠けが心配なのだ。そこで、”
ドット欠けチェッカー”(JWordプラグインのインストールを聞いてくるので,「NO」とすること) で丹念にチェックだ。よし。なさそう〜。

2007年6月10日(日) ピーコ天国へ 1

 みなさんお久しぶり。まだA7V600使っているのかって?そう──バリバリねっ!

 DVDコピーソフト(二層→一層)のアウトレットSuper DVD Zcopy 4”が激安だったのでGETした。発売はちょっと古いソフトなんですが、これで、「ワンクリック圧縮」ボタンで、下の作業が自動的に可能となる。こうなると人間、どんどん我が儘になるものでして、2.と3.の間で、メディアを交換しなければならないことが残念と思ってしまうものだが、DVDドライブが一機しかないのだから仕方ない。

1.既に導入しているDVD43の機能でリッピング。
  フリーウェア。コピープロテクションを自動除去。
2.
Super DVD Zcopy 4の機能で、圧縮。
  市販ソフト。今まで使っていたPowerDVD Copyに比しても、なかなか高速。
3.連携された
B's Recorder GOLD9の機能でDVD-Rに書き込み。
  普段から使用している書き込みソフトと連携出来るのは安心なのだ。

 さて、こういうことを書くと、DVD複製は違法であると断じ、さらに推定有罪の観点からわざわざ書き込みたくなる正義の人がよくいるものだが...(1)学説的には個人によるCSS解除は違法とは当たらないという論も大いに有力であること(2)実際にみけねこがやってみたかどうかは(貴殿)の想像の範疇であること・・・を勘案して、ぐっと押さえてくださいね、どうか。あんまり李下に冠を正さずでは、この不定期日記など書けなくなってしまいますから。

2007年6月14日(木) ピーコ天国へ 2

 ピーコ人生と言っても、おすぎとピーコのことである、念のため。みけねこは、大ファンでしてな。と云うワケで、すっかり焼き焼きに目覚めてしまったみけねこ。こ の気持ちを歌で表現するならば「焼いて焼いて焼かれて焼いて〜焼いて焼き疲れて眠るまで〜焼いて〜 」と、云う感じなのだ。
 しかし、10日の日記を再度ご覧いただきたい。こう書いてある。
 「2.と3.の間で、メディアを交換しなければならないことだけが誠に断腸の思いであり、胸を引き裂かれるようだ」

 このままでは、 心残りのあまりオメオメ棺桶にも入れん・・・で、買っちまいましたヨ。最新鋭DVDドライブをば。BenQのDW1800ですがね。 直販で送料込みで3,980円だったんですもの。だってさ。
 これで、今までのDVDマルチDVR-ABH8と比べて、DVD-R8倍速→18倍速、DVD-RAM倍速→18倍速、DVD+-DL非対応→8倍速という具合にグレードアップだ。いやはや。まいったね。

 ゴ〜ジャス号は、S-ATA1にHDD(Cドライブ)。セカンダリIDEのマスターにHDD(Dドライブ)とスレーブにDVDマルチをくっつけている。あれ?どうしてセカンダリにしてたんでしたっけ?・・・という疑問は横に置いといて、当然、プライマリIDEのマスターにHDD(Dドライブ)。セカンダリIDEのマスターにDW1800、スレーブにDVR-ABH8をコリコリとくっつけた。これぞあるべき日本の美しい姿である。
 これで、DVR-ABH8で読み込んで
DW1800で一発書き込みが出来るようになるってもんだ。「グェッフェッフェ!」みけねこは上品に微笑んだ。「ウェーッハッハッハ!」

 ・・・あれ?DドライブのHDDが認識しないゾ? 

2007年6月16日(土) ピーコ天国へ 3

製品画像 それからイロイロやってみて、ようやく 謎の回答が判明す。
 ゴ〜ジャス号を組み立てたのは2003年。そう、もう4年近く経っている。我ながらよく我慢しているものだと感心なのだ。ゴ〜ジャス号のマザーボードはA7V600で、チップセットはKT600。 当時は最新最速最強を誇ったが、今となっては古いマザーであり、もうあまり情報も転がっていないのだが・・・当時はS-ATAの黎明期であり、この頃のマシンはS-ATAを使うと、プライマリIDEが排他 で使えなくなっちゃったに違いない。ありそうなこっちゃ。

 仕方なく、泣く泣く買って来た(いまさら後に引き下がれるか!)のがIDE→シリアルATA 変換アダプタ”CVT-04”。2,380円もしおった。DW1800を3,980円の 激安で買った意義がすっかりなくなった感もあるが、DドライブをS-ATA2に繋げてオーケーだ。よっしゃ。これで当初の目的は達成だ。焼いて焼いて焼かれて焼きまくるのだっ! ヒ〜ヒッヒッヒッヒ!

 ・・・あれ?DW1800がDVD-RAMを認識しないゾ?

2007年6月21日(木) ピーコ天国へ 4

 W2Kの場合、マイコンピュータにCD-ROM以外にリムーバブルディスクとしてDVD-RAMが現れるはずだが、無い。そういや、DW1800のDVD-RAMドライバがインストールされた形跡もないですナ。どうやら、W2KでDVD-RAMを使うには、付属のパケットライトソフトを使いやがれコラー!と云ううコトらしいが、みけねこはパケットライトソフトは、過去に痛い目に遭って以来、三度の仕事よりも大嫌いなのである。

 幸い、DVR-ABH8用のRAMドライバ(BHA製)はインストールされている。一応、BHAのサイトから最新アップデートをダウンロードしてアップデート(元のドライバがなければダメですゾ)。デバイスマネジャーからドライバの更新で、「CD-ROMドライブ」から「DVD-RAMデバイス」に変更。これでどうだ。どないや?・・・うまく行った!いったねん。
 DVD機器は、古いIOデータ製品ばかり使っていたため気づかなかったのだが、バッファロー製品やリテールなどは、最近ではDVD-RAMドライバを添付しないのが一般らしい。まったくドケチですなぁ。

 かくして、7.5Gほどの片面二層DVDを、30分少々でリッピング→圧縮→一層のDVD-Rに書込完了という環境が整ったのである。もちろん、ディスクの入れ替えなしでだ。

 ──やがて、みけねこは静かに眠るのだった。

2007年6月23日(土) ゴ〜ジャス号強化作戦(ラスト)

 ゴ〜ジャス号(正式名称は”みけねこウルトラモンスターゴージャス号改”である)は、2003年11月に組み立てたスーパーマシンだった。最初しばらくは、熱心に強化に努めたものだったが...2007年の現在となってはねぇ。ピーコ人生事件で突然昔のお熱がポッポと再発してしまったみけねこ。しかし、たぶんこれが最後の強化となるだろう。

1.メモリ(184Pin PC3200 DDR400 1GB)増設

 そりゃ当時よりは安くなりましたが、調べてみると古いメモリって高値ド安定。DDR2より高いってどーいうコト?
 V-DATAのパンルクのメンモリを5,999円で購入す(PC3200にしてはかなり安い)。パルクなのでアヤシイ怪しい危険だとは思ったものの、意外や意外のド安定。これで前のと合わせて1.5Gメモリとなった。当時は512Mは大容量だったが、今じゃ初心者以下。お恥ずかしくて、顔をあげて外を歩け ませんでしたが。ようやくこれで、メモ帳だってサクサクさ。

2.FDDケーブル(RF3XP-F5

 やっぱラウンドケーブルでしょう。カッコイイし。筐体内の空気の流通もバッチリで、CPUも冷え冷え〜なのだ。前のフラットケーブルから変えた結果、ノイズを低減しまくっちゃうは、FDのデータ転送がHDD並に爆速になっちゃうは...って、買った理由は、299円だったってことに尽きる!最初、逆につけちゃって、FDDが壊れたかと青くなった。

 ──と、どちらもネットで購入したワケ。やべ。今度はIDEのラウンドケーブルが欲しくなって来たゾ。

  ゴ〜ジャス号の中身。結構混んでるんですけどね。あとどれくらい使えるだろうか?

 


涙のパソコン組立記(AMD Athlon 1.4&ECS K7S5A) 2001年9月8日(土)へ
MTVX2004HF購入記 2005年2月8日(月)へ

パルパルのお気に入り へ戻る